コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

英語が出来なくて悔しい。 または、ずるいよ山内さん。

2008-10-25 10:27:50 | 
英文若手のエース、山内さんの演題は「アメリカ詩を味見する」。
これも、タイトルからだけだと、消化不良起こすかなぁ、と言う印象。
知らないことが多すぎる。
知らなくても生きていけるんだけどね。

はい。
紹介した詩人は、
Emily Elizabeth Dickinson
William Carlos Williams
Naomi Shihab Nye
それから、おまけで
Robert HassNanao Sakakiの訳した小林一茶の俳句を二句。

今、上のリンクは全部wikiなんだけれど、現時点で日本のウィキペディアに立項されているのはエミリー・ディキンソンだけ。
後はフツーの日本人はほぼ知らないと言っていいんだろうな。私も、エミリーさんの「名前」だけでした。

ジンジャー・ブレッドを焼くのが上手だったのね。
死後たくさんの詩が発見された人だ、と言う話はあったけれど、かなりとんでもない人らしい。

ウィリアムズの"This Is Just to Say"は、ラブリーだね。
今回の話の中で一番のお気に入りですよ。
こう言う“詩”があって、今があるんだろうなぁ。
よいね。これ。

ネオミ・ナイについては、タマネギの詩で、ちょっと谷川俊太郎の『定義』を思い出したりしたんだけれど、話を聞いてみるとパレスチナと繋がってくる。wikiの関連リンクを見ると、この人の「活動」も見えてくる。
現代の人だから、youtubeで朗読も見られる
そこで拾ったBloodと言う歌(?)は、彼女のBloodと関係があるのは確かなんだけれど、詳しいことがわからない。英語が……。

とりあえず、『ハビービー』は買ってみるつもり。

そしてそして、一茶の話は殆ど触れなかったのだけれど、調べてびっくりなのはナナオサカキ
知りませんでした。すいません。

山内さん、ずるいよ。
もっと話してくれなきゃ!!!


食べ物の話からはかなり遠くに来てしまった。
でも、試食コーナーのサンプルでは足りなくて、うろうろしてしまったら、とんでもなく豊穣な世界が見えてきた。
山内さんは、厳選したスープの上澄みだけを一さじだけなめさせてくれたんだけれど、実は鍋の底に方にはやたら複雑な材料が沈んでいるし、結構な毒も入ってる。
山内さんの仕込みの妙が見え隠れ。

愉しい!
そして、深く、重い。

言葉が分からないのが悔しい。
でも、言葉、詩のちからと言う物が、そこにあるんだと言うことは、見える気がしている。

学ばなきゃ。
知らなくても生きていける。
でも、知った方がいい。
知ってしまえば、人生がかわる。



あぁ、もったいない。
この講座は、もう一回ちゃんとやり直してアーカイブしましょう。

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