コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

ごたいめん。

2008-04-09 23:54:13 | 
新年度の業務が始まりました。

まずは、先週末の新2年生のコース決定面接。
日文は復学組を入れて18人かな。

週が明けて、月曜が入学式、火曜がガイダンスと、3・4年生の指導教員決定面接。
で、今日は1年生を歓迎する会。


あぁ、先に言っておくと、新入生歓迎会は、お茶やジュースや寿司やサンドイッチや……、色々出たけど、代金の出所は卒業祝賀会と一緒。
つまり、学生の払ったお金で教員もただで飲み食いしてるわけです。
研究費は使えないからしょうがない、といえなくもないけど、「歓迎会」なら教員が自腹切るべきだなぁ。
まぁ、来年から「入学祝賀会」にでもしますか。



今日、このブログについて触れたので覗きに来てくれる人もいるかもなので、もう一つ大事な話。

人文学部1年生向けの履修ガイド(シラバス)に、なぜか「音声言語・文章表現Ⅰ」が入っていませんでした。
ネット上では公開されていますので、ちゃんと確認して、宿題を持って授業に臨んで下さい。教室はE棟(一番下の建物)です。



さて、今年度コニタ研究室は
5年生以上4名、4年生3名、3年生0、と言う陣容。
学生が居ない学年があるのは10年ぶり。
寂しいと言えば寂しいのだけれど、日文の学生全体を見渡して、小二田研にふさわしい、と言うか、コニ研のDNAを継ぐべき人が見あたらないのも事実。
つまり、大きく何かが変わってしまったらしい。

面接をしていても、授業で扱われた現代文学の有名作家の名前を挙げる人が圧倒的に多い。入学する前は何をしたかったんだろうかと思う。

今日、1年生と話していると、英語の実用的な能力をつけたいと言うのが多いのも見えてくる。

どうも、こっちの狙いとは裏腹に、おとなしく、私から見たらつまらない学生が増えてしまった。
面白い学生は日文に来ない。


実は今日、1年生から衝撃的な話を聞いた。
総合問題になった事で、国語で点数をとれる受験生が他の大学に流れている、と言う。
漢文や古文が必要ない。対策の難しい作文っぽい試験+英語でOKだから、国語は苦手、英語は得意、と言う受験生が来る。
言われてみれば、さもありなん、ということなんだけれど、彼らにとって「国語力」は、所詮入試のための物でしかない、と言う事実、あるいはそういう方針で指導してきた高等学校の存在が、あまりに悲しい。

この辺は、もう一度考え直さなければ行けない。
むうぅ。

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