コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

地域と関わると言うこと

2006-04-21 07:20:41 | 
ペガサートで地域連携関連プレゼン、のち、ふもとの商店訪問。


静岡大学人文社会系学部は、地域と連携します
-第5回地域連携(共同研究)希望テーマ説明会
という産学連携イベントに参加。概要は以下の通り。

○開会挨拶 松田純(静岡大学人文学部長)
○趣旨説明「文科系総合学部の地域との連携事業」山本義彦(静岡大学地域社会文化研究ネットワークセンター長)
○プロジェクト紹介
1.『芸術と地域支援』上利博規(社会学科教授)
2.『アッパレ会の目指すもの』 小二田誠二(言語文化学科助教授)
3.『少子高齢化時代の地域設計』山本義彦(経済学科教授)
4.『OHYAプロジェクトと地域活性化』 日詰一幸(法学科教授)
5.『江川邸の歴史文書発掘事業』 湯之上隆(社会学科教授)
6.『地域で育てる対人援助(心理臨床・ヒューマンケア)』 浜鍋辰二(社会学科教授)
7.『地域振興と観光産業の方向』野方宏(経済学科教授)
8.『在日外国人支援事業』 橋本誠一(法学科教授)
9.『Sensory Language Experience(座頭吉ゼミ)について』 今野喜和人(言語文化学科教授)、K・グローカー
10.『中小・ベンチャー企業における地財権活用』 林正浩(IJRC助教授)
○閉会挨拶 中村保(静岡大学イノベーション研究センター長)
○懇親会


よくわからないのだが、話している内に苛立ってくる。
たぶん、出席者の大半がインサイダーで、話して得る物があるような気がしないせいだと思う。主催者関連の人間を含め、役人臭プンプンで、お近づきになるな、と心の声も聞こえていた。
質問者も居ないし。

そんなわけで、懇親会費千円は払ったが脱出。
非常勤先から車で駆けつけたので、駐車場代1800円自腹。
勿論、準備や報告に報酬はない。
仕事の内だから当然、なのだけれど、そう言うことをしていない人もいる。
多少は広告塔に成り得ている身からすれば、個人的にはともかく、活動資金をもう少し欲しい、と、不平も言いたくなる。大学のためにしているわけではないけれど、結果的にでも貢献している人を大事にしていただきたい。

と、ここに書いてもきっと誰も反応しないんだろう。ばかばかしい。
誰か本部に通報してくださいな。



さて、せっかく脱出したのにそのビルの駐車場トラブルもあって、精神はガサつくばかり。



解決するまでの間に、別の機会にと思っていた鷹一発展会長さんでもあるお茶の杉山園さんに、AAT本を届けがてら、今後の授業や学会への協力を依頼にうかがい、新茶と羊羹を戴く(ごちそうさまでした)。
慌ただしくお客の出入りする中、1時間以上話し込む。
大学や学生と社会との交流、と言うテーマはみんなに共通しているのだ。
鷹一もご多分に漏れず、若者を引き込みたい。
若い人たちも、地元と交流したいし、茶文化には興味がある。
仕掛けがあれば、簡単に火はつくのだ。


一人暮らしの父に新茶を購入。
ちどり」にAATチラシを置きに寄って、やっと帰還。


さて、杉山さんのところで土曜日のイベントの情報を頂いたので、代わって告知。

第11回 鷹一環境整備事業完成記念 フリーマーケット「鷹の市」のこ案内


鷹一発展会のアーケードが撤去され、街並みの外観が一新しました。
この度の環境整備事業完成を記念しまして、イベントを盛りだくさんに行いますので、皆様お誘いあわせの上ご来場くださいますようお願いいたします。

●実施日4月22日く土)雨天予備日23日(日)
●実施イベントと時間
☆フリーマーケット鷹の市
 実施時間  9:00~15:00
 出店数   50店舗位
☆鷹匠歴史ガイドツアー
 鷹匠界隈に皆さんの知らない名所、史跡がたくさん有ります。
 ガイド ボランティア団体 駿府ウェーブの皆さん10名
 集合場所  鷹一セブンイレブン横
 集合時間 10:00
 出発   10:30~12:00(一周1時間くらい)
  *参加者に素敵な記念品進呈
☆静岡新茶滝れ方教室
 日本茶インストラクター3名が新茶の美味しい淹れ方をお教えします。
 開始9:00~14:00終了
 場所 やまだ学生服前
☆鷹一発展会リニューアル記念租品進呈
 鷹一発展会の加盟店でお買い上げの方先着500名さまに、もれなく差し上げます。
 引き換え場所 杉山園前
☆鷹一発展会環境整備事業完成記念セレモニー
 開始10:00~
  千代駿籠太鼓の演奏1回目開始10:30~ / 2回目13:15~
場所 一番鶏前


新茶が飲める。景品がもらえる。散策できる! 素晴らしい。
是非皆さんお出かけを。



で、昨日の私の動き方。つまり地域との関わり方の問題。

地域連携は、役人や大学がお手盛りでやっても面白くない。
面白がる物ではなく、儲ける物だったり、やらねばならぬ物だったりする人たちが煽動するからやる気もない。
私の場合は、楽しいことが結果として連携になっている。しかし、こういうオツトメは、それを見事に「負担」に変えてしまう。で、前に書いたような不満も抱かざるをえないのだ。自然にそう言うことをしようのない人たちは、なおさら、ゼロの状態から、報酬もなく、やれ、といわれても実のあることが出来る訳がない。

昨日のイベントにしても、たいした反省もせず、そういうことを行った、と言う記録だけが残るのだろう。
広報が不足、もあるけれど、平日の昼間に延々とやって、どうしろというのか。


杉山さんのところで、奥さんや、従業員の方ともお茶を飲み、お菓子を戴きながら他愛もない話をすることは、「大学」の「地域貢献」ポイントにはならない。
しかし、「静大の先生」が、お茶の本をくれて、学生を連れてくると言ってる、と言う事実は、案外大きい。同じ日に、見上げるビルの上で行われているイベントについては、彼らは何も知らない。知っているのは、小櫻先生や日詰先生や、と言った、個別の、街のことをいつも考えて行動している人のことだ。それが、静岡大学になる。学生がいればなおさら。

鷹一にも、空き店舗問題もあるし、まだまだ交流の「シーズ」はある。
活かすのは個人だと思う。

我田引水上等。
私は私のやり方で行きます。

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