Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

アナエホオマル・ベイ<Anaeho'omalu bay> #2

2007年04月17日 | コハラコースト地区

気持よく見事なまでに晴れ上がったある日、
19号線(Queen Kaahumanu Hwy.)をワイコロアに向かって北上。
アナエホオマル・ベイに行きました。

 

この炎天下なら、
帰る時には間違いなく灼熱の車内になるであろう駐車場に車を停めて、
ビーチへ。

でも、今回は別の入り江に行ってみます。
アナエホオマル・ベイから海岸に沿って南へ。



途中の岩に描かれているペトログリフを見つけながら、
            歩いていると、
木々に囲まれたわずかな砂浜で、若い女性がひとり日光浴をしていました。

この島では時々、人気のないビーチに一人きりでやって来て、
のんびり過ごしているアメリカ人女性を見かけることがあります。
時にはトップレスで日光浴をしている女性がいて、
慌ててそこから離れたこともあります。

静かに横たわっている彼女の邪魔にならないように、そっと足元を通り過ぎ、
さらに南へ。



荷物を持って砂地を歩くのは結構大変だったけれど、
ようやく人気のない小さな入り江に到着です。

 
 ( 振り向くとMt. Kohala がワイコロアの先にくっきりと見えました。)

と、砂浜の後ろのちょっとした窪みに一組の男女がいて、男性は全裸で日光浴をしていました。
僕たちがやって来たことに気づいた彼は、慌てて水着を履いています。
なんとなく申し訳ない気持ちになりつつ、遠慮するように彼らから離れた場所に荷物を下ろしました。

僕たちの他には、3組くらいの人しかいないビーチです。
ほんとに静かな場所で、彼らが開放的な気分になるのも頷けます。



一息ついたところで、シュノーケル・ギアを持って海へ・・・。
まず、波打ち際で足ひれを着け、
膝上までの深さになったところで、水中メガネを被りシュノーケルを咥え、
いざ、海中へ!
!!!!!
なんと、海中に顔を沈めた瞬間、目の前にHONU(ウミガメ)がいたのです!!

しかも、2匹! 

まさか、そこにいたとは思いもよらず、あまりに突然の遭遇にビックリ!!
いやもう、感動です。




どうやら夫婦らしいHONUたちと暫く泳いでみました。
もちろん、近づきすぎないよう気をつけながら・・。

入り江の中央にはサンゴ礁もあって、そこには熱帯魚が群れていました。
色鮮やかな魚はいませんでしたが、Manini(Convict Tang)が集まっています。
  
                 

しばらくの間、ふたりでシュノーケリングを楽しんだあと、砂浜に戻りました。

ハワイ島はHONUの島と言えるほど、ほんとにたくさんのウミガメに出会います。
僕はビーチ69で初めてHONUと出会い、
妻はこの入り江で、初めて泳いでいるHONUと遭遇しました。

ランチ用に買ってきたホットドッグを頬張りながら、
「ふたり一緒にHONUと泳いだのは、ここが初めてだね。」と、妻が言うので、
「じゃ、記念にここのHONUには名前を付けようか。」ということで、
勝手に『松本』と名付け、夫婦なので松本夫妻と呼ぶことにしました。
何故、松本なのかは、あまりに恥ずかしい理由なので言えませんが、
呼んでみると意外にしっくりくるものがありました。

〔実は、10ヶ月後に再びこの入り江にやって来たとき、
 やはり松本夫妻がいたのです。
 名前をつけたせいか、なんとなく知り合いに再会したような気がして、
 ほかのウミガメとは違う、感動を覚えたものでした。〕

もう一度シュノーケリングを楽しんだ後、
すっかり日焼けしてしまったので引き上げることに。
荷物をまとめ、アナエホオマル・ベイに向かって砂浜を戻って行くと、
干潮で浅くなった海の中で、波に翻弄されているHONUがいました。
ちゃんと沖に戻れればいいけれどと思いながら歩いていると、
前方には、甲羅干しを終えて海に戻る子供のHONUが!

一箇所でこんなに沢山のHONUを見かけたのは、
この時が初めてでした。

アナエホオマル・ベイでシャワーを浴びて、砂を洗い流し、駐車場へ。

 (Mauna Keaがくっきりと見えました。)

案の定、車の中はすごい熱気でした!!
火傷しそうなほど熱せられたシートに濡れたバスタオルを置くと、みるみる乾いていきます。
とてもすぐには、車に乗れません。
次回は、車内の日よけ対策をしっかりしようと心に誓ったのでした。

Mahalo !



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