滞在10日目にして、さすがに日本から持参した朝食類も底をつき、
買い置きした食糧もなくなったので、
コーヒーだけを飲んで、シー・ビレッジを出発。
Kalokoのサム・チョイズで朝食を食べようということになり、19号線を北上。
空港の手前、Hina Lani St.で右折。
すぐにKanalani St.へ右折し、さらにKauhola St.へ。
地図に頼らず、3年前に訪れた記憶を辿って来てみたけれど、
なんとサム・チョイズがない!!
場所の記憶に間違いがなければ、そこはSUZUKIのバイク店に変わっていた。
あのサム・チョイズが無くなるなんてことがあるのだろうかと思いつつも、
仕方なく Kauhola St.を直進。
すると、『SUBWAY』の斜め前に『Rainbow Cafe』と描かれた看板が!
かなりお腹が空いていた上、そのお店なら朝食が食べられそうだったので、
店の前で車を停めて中へ。
初めて入った店内はこざっぱりしていて、
出勤前の地元の人が食事をしていました。
店の奥のカウンターへ行き、中国系の男の子に、
僕はLOKOMOKOを、
妻はSEAFOOD CHOW MEIN(海鮮かた焼きそば)をオーダー。
ドリンクはスモールサイズのカップをオーダーし、カウンター横の機械でスプライトをセルフサービスで入れました。
出てきた料理は、食べ物にうるさい妻も納得の味。
たまたま入ったお店にしては、大正解でした。
値段も安くて手頃だし、次回ハワイ島へ来たときにも利用したいと思いました。
(その時まで、お店がなくなっていないことを願っています。)
お腹を満たしたところで、予定していたマウナケア・ビーチへ行くことに。
再び19号線(Queen Kaahumanu Hwy.)を北上。
天気は、気持ちも晴れやかになる快晴。
知らず知らず、スピードもアップ。
しかし、ワイコロア付近から風が強烈になってきました。
時速90マイルで走っていると、横風で車体が振られそうになるほどです。
しかも、路上にバーストしたタイヤが散乱しているのを見ると、やはり運転は慎重になります。
ハプナを過ぎ、ようやくマウナ・ケア・ホテルへの入り口に到着。
ゲートでビーチに行きたいと伝えると、
パーキング・パーミットをくれました。
ヴィジター用の駐車スペースが30台までと決まっているので、
駐車許可証で入場台数を把握しているようです。
道をずっと下ってまっすぐ行くように、係員が教えてくれました。
ビーチへの道はゴルフ場の中を通っていて、
両側には色鮮やかなグリーンが広がり、カートも走っています。
ホテルの前を過ぎて、突き当りがヴィジター用の駐車場。
すでに20台以上の車が来ています。
とりあえず、空いている場所を見つけて駐車。
荷物を持ってビーチに向かって歩いていると、
駐車場へ戻って行く人たちとすれ違いました。
(拡大できます。)
まだ、10時過ぎだと言うのに、
もう引き上げるのかと訝しみながらホテルの敷地を抜けると、
目的のマウナ・ケア・ビーチが目の前に!!
( 拡大できます。
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本当はKaunaoa Beach(カウナオア・ビーチ)という名前ですが、
今ではマウナ・ケア・ビーチとして知られているそうです。
ビーチの北側にホテルが建ち、
その北側の岩場がシュノーケリングに向いていると聞いてやってきました。
ひとまず、白い砂浜の南側に(ホテルから離れた)場所を確保。
荷物を降ろし、カウナオア湾を眺めます。
ここの景色も、やはり美しい。
この湾にホテルを建てた理由がわかります。 (
拡大できます。)
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・・・が、今日は風が強い。
いや、強すぎます!!
波は高く、波頭が風で吹き上げられていて、とても泳げる状態ではありません。
しかも、細かい砂が風で舞い上がり、
ビーチに腰を下ろしている僕たち目がけて吹き付けて来ます。
南北に伸びる砂浜には、
寛いでいる人や波打ち際を散歩しているホテルの宿泊者たちもいますが、
僕たちのいる場所が悪いのか、
剥きだしの腕や足にチクチクと針が刺さるような痛みが!
座っていることもままならず、長居は出来そうにありません。
「無理じゃない?」
「無理だね。」
滞在時間およそ10分。
海に浸かることも無く、何もしないまま、
僕たちは荷物をまとめ、引き上げることにしました。
道理で、早々と帰って行く人たちがいたわけです。
引き上げる時になって、こんなボードに気づきました。
しかも、駐車場まで戻ると、停まっていた車がすっかり入れ替わっています。
次々と引き上げて行く一方で、やって来る人も後を絶たないようです。
車に乗り込み、来た道を逆に辿ります。
ゲートのところで係員の女性にパーミットを返しながら、
「風が強すぎたよ。」と伝えると、
「やっぱり!」と応えながら、風で飛ばされそうな書類を慌てて手で抑えていました。
今度来る時は、風の穏やかな日にしようと、妻と誓い合いました。
余談ですが、この日はコハラコースト一帯が強風だったらしく、
この後、ビーチ69へ向かう際にも、
ハプナ側から行く細い道でちょっとした砂嵐に遭い、
結局、ビーチ69に行くことも諦めてしまいました。
しかし、そのことが、あるビーチの発見に繋がったのです。
Aloha!
(キホロ湾に続く。)