Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

マナゴ・ホテル<Manago Hotel>の美味!ポークチョップ。

2010年07月16日 | 南コナ地区

どうしても、マナゴ・ホテルのポークチョップが食べたくなった。
皿からはみ出さんばかりの肉の大きさ。
食欲をそそるこんがりとした焼き加減。
ナイフで切り分ければ、たちまち溢れ出す肉汁。
6年前、
初めて口にしたときから忘れられない味となった、マナゴ・ホテルの名物料理だ。
不思議なことに、こうしてハワイ島に帰って来ていると、無性に食べたくなる日がある。
今日が、まさにその日だ。

ホナウナウ湾でのシュノーケリングを早々に切り上げ、
予定を急遽変更してはじめたコーヒー農園巡り。
そのルート上、Mamalahoa Hwy.沿いにマナゴ・ホテルはある。
時計の針も12時をまわり、ちょうど昼食時。
〈 このタイミングで食べなくて、いつ食べる? 〉
もはや、頭に浮かんだポークチョップのイメージを振り払うことも出来ない。
胃袋も「ポークチョップ!ポークチョップ!」と連呼している。

腹は決まった。
「よし、ランチはマナゴホテルでポークチョップだ。」
「わたし、あまり重たいものは、食べたくないんだけど。」

妻の言葉には耳を貸さず、ぼくはマナゴホテルに向かってアクセルを踏みこんだ。

2010年1月5日・午後12時25分
マナゴホテルに到着。

レストランに入っていくと、ランチタイムにもかかわらずお客は数組だけ。
宿泊客か地元の人たちだろうか、
一番奥の窓際の席に案内されるまで、なぜか視線を浴びてしまった。

席に着き、壁に掛けられたメニューの中から注文したのは、
もちろんポークチョップ。
妻は、やはりお腹が空いていないらしくツナサンドを注文した。

      

ここは、レストランというより食堂といった趣だ。
天井では、セイリング・ファンがゆっくりと回り、
壁には、あいかわらず古びた剣道の防具が飾られていて、
どこか懐かしさを感じさせる。
壁を挟んだ厨房からは、調理と食器を洗う音が漏れ聞こえてくる。
ゆったりと流れる時間の中で、しばし美味しい料理が運ばれてくるのを待つことに。

ほどなく、腰周りのしっかりしたウェイトレスがテーブルへとやってきた。
運んできたのは、丼サイズの茶碗いっぱいに盛られたご飯と、ポテトサラダ、
それに玉ねぎの煮物とメカブの和え物。
ここがハワイ島だということを忘れそうなほど、和のテイストだ。

     


メイン料理が運ばれてくるまでの間、少しだけ摘んでみる。
「うまい。」
煮物など、舌が喜ぶほど、いい味にしみている。
俄然、胃袋が騒ぎ出した。
妻も、手を伸ばして摘んでいる。
やはり美味しいようだ。

やがて、待ちかねた料理が運ばれてきた。

               

       妻が注文したツナサンドは、ポテトチップスが添えられ、
       パンの表面もこんがり焼き目がついて美味しそうだ。

そして、ポークチョップ



じつに、久しぶりの対面だ。これが食べたかったのだ。

ステーキナイフで切り分けると、たちまち肉汁が滲み出してきた。
早速フォークを突き刺し、一口頬張る。
「そうそう、この味、この味!」
懐かしさとともに、香ばしくもジューシーな肉の味が口の中に広がる。
見た目ほどの脂っぽさもなく、ソースもさらっとしている。
「う~ん、旨い。」
胃袋も歓喜の声を上げている。

美味しげに食べているぼくの様子を見ていた妻が、
たまらず、
「一口食べさせて。」とリクエスト。
テーブルの向こうから、さかんに訴えかけてくる。

普通なら「ダメ!」と断るところだが、ここはハワイ島。
「一口だけなら。」と、ALOHAな心で分け与えることにした。
ポークチョップを食べやすい大きさに切り分けて、妻の口の中へ。
すると「美味しいね~。」と、満足そうだ。
「もう一口いい?」と言い出しそうだったので、
「これ以上はダメ。」と釘をさし、残念がる妻の前で絶品ポークチョップを平らげた。


やはりマナゴホテルのポークチョップを食べに来て正解だったと、
あらためて実感したランチタイム。
思い通りの味に満足し、お腹も満たされたところで、
次なる目的地《 U C C コーヒー農園 》に向けて、再び車に乗り込んだ。

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