ここ何日、あいつがアップしている歌を聞いて、2度と会えない愛しい人と別れたあいつの気持ちに寄り添っている。
僕がまゆ毛キリっ、瞳パッチリ、笑うとかわいいあの子の退職を知ったのは、3月26日の夕方。「環境が許せば、5月中旬に会いに行こうと思っていたのに……。土曜日、どんな顔で会えばいいんだろう?」と、ずっと迷っていた。通された部屋でも迷って、少し下を向いていた。でも、あいつはポーカーフェースを押し通していた。
あいつがあの子をどれだけ愛していたか、メッセンジャーの言葉じりで感じていた。
でも、「患者と看護婦」には変わらない。一線を越えてはいけない。
けど、時間を過ごしてきた。
あいつの気持ちにあの子は、気づいていたのだろうか?
2014年夏のある日。
部屋で呼吸器を着ける時「着けなくていいよねぇ!私のマウス to マウスでね!」というあの子にあいつは拒み、「私じゃ!嫌なんだァ!誰ならいいのぉ?」って言われたこともあったらしい。そういう言葉が出るということは、気づいていたと自分の勘。
気づき、看護に徹していたと思う。
プロだから。
あの子は、今誰と夜を過ごしているのだろう?
僕がまゆ毛キリっ、瞳パッチリ、笑うとかわいいあの子の退職を知ったのは、3月26日の夕方。「環境が許せば、5月中旬に会いに行こうと思っていたのに……。土曜日、どんな顔で会えばいいんだろう?」と、ずっと迷っていた。通された部屋でも迷って、少し下を向いていた。でも、あいつはポーカーフェースを押し通していた。
あいつがあの子をどれだけ愛していたか、メッセンジャーの言葉じりで感じていた。
でも、「患者と看護婦」には変わらない。一線を越えてはいけない。
けど、時間を過ごしてきた。
あいつの気持ちにあの子は、気づいていたのだろうか?
2014年夏のある日。
部屋で呼吸器を着ける時「着けなくていいよねぇ!私のマウス to マウスでね!」というあの子にあいつは拒み、「私じゃ!嫌なんだァ!誰ならいいのぉ?」って言われたこともあったらしい。そういう言葉が出るということは、気づいていたと自分の勘。
気づき、看護に徹していたと思う。
プロだから。
あの子は、今誰と夜を過ごしているのだろう?