久しく続いた長雨もようやくあがったようだ。久方ぶりに真っ青な青空が覗きだした。いよいよ春到来のメッセージかなと。天候がよろしければ、作業も捗るというもの、何せ意気込みが違ってくる。いざ出陣、との決意はよろしいが、意気消沈するような出来事が生じ、農園への出動が危ぶまれる事態となってしまったのだ。撮影が思うに任せないので、数日前の画像でご紹介しようかと思う。今、農園で元気なのはソラマメ程度。他は何らかの形で長雨の影響下だ。
ソラマメは昨秋10月、当地の「秋祭り」の少し前に種蒔きした。以来、5ヶ月余り、すこぶる快調に育ってくれている。やや成長度合いが早い位だ。既に茎丈も大きくなり花も咲き出した。この数日は気温も上昇し、最高が15度を超すような案配だ。流石にもう冷えこみは無いだろう。こうなってくるとソラマメは一気に大きくなってくる。場合によっては茎の支えが必要なぐらいだ。
そうした事態を予測して相応な対策は打ってある。ソラマメ群の横に支え用の横棒を張り渡しているのだ。ご存じのようにソラマメは茎丈が高い。突っ支い棒が無かったら倒壊する可能性があるのだ。いざとなったら、茎を横棒に括り付ければよろしいかと。
先輩方の栽培事例を覗いて見ると、ソラマメ群を囲むように竹の棒を張り渡してある。つまり強風が生じても竹の棒から外へは逃げれない格好だ。個々の茎では無く群全体を保護するような案配かな。どちらにしても倒壊を防げれば良いことだ。3月から5月頃にかけ「春の嵐」と呼ばれる強風が吹くことがある。多くは低気圧が原因かと思うが、時により野菜類がなぎ倒される危険性が無いとは言えない。準備しておくに限るだろう。
ともあれソラマメは元気すぎるぐらいだ。このまま春の陽光で大きくなってくれたら、実りの程も期待できるかと。大きな粒のソラマメ、用途は様々であろうが鮮やかな緑色の彼らが食卓に登るのも近いことでしょう。収穫は4月末からの連休時あたりを想定してますが。