ニンニクを栽培してるが、どうにも元気が無い。気力充満では無いのだ。あれこれ語るよりも画像を眺めてもらった方が早いだろう。全体に茎が黄色くなっており、やや萎れたような印象だ。一昨年だったか、ニンニク栽培に失敗して全滅させてしまった。恐らく病気かと思われたが、遠因は肥料の過剰散布にあったのではと推測している。従って本年は多少控えめの散布に留め置いたのだ。一般に野菜の茎が黄色くなるのは栄養失調が多いのだが、ニンニクもそれであろうか。
上述したように今年は肥料控えめの散布に徹している。過ぎたるは何とやらだが、控えめすぎたのであろうか。現状では原因不明だが、肥料不足の可能性が高いように思われる。そこで「終い肥え」を兼ねて少し多めに鶏糞を散布することに。幸いなことに数日前に鶏糞を購入し、搬送を終えたところだ。バケツに鶏糞を確保し、杓子で散布していく。根もとに掛からぬように少し放しての散布だ。
鶏糞の散布と共に病気の事について少し調べて見た。該当するような病気に、「春腐病」という病気が存在するようで、春の長雨で発生し、肥料散布が多すぎると同様に発生しやすいようだ。しかも発症は3月~4月の長雨、5月~6月の発病というパターンが多いようだ。一昨年も全く同様な時間列だったので、この病気だったのかも。
長雨が原因とすれば、まずもって考慮すべきは排水であろう。基本的に野菜類は大半が水はけを要求するが、ニンニクは特に激しいようだ。対策は高畝の構築に尽きるだろう。此処でも長老の栽培技術が光ってくる。画像でもお解りのように、子狸のニンニク畑は平地よりも多少高い程度。いわば葉物野菜の栽培場の様相だ。高畝となっていいないのが致命傷なのかも知れない。
終い肥え=止め肥、で肥料分の不足は解消されるかも知れないが、水はけの問題は対処不可能だ。新年度栽培への遅まきながらの教訓なのかも・・・・・ですね。何時もながら、後悔先に立たずですか。