冬野菜が収穫期の真っ最中だ。といっても、「ハクサイ」や「キャベツ」程度なんだが。ダイコンやカブなどは最早終盤期だ。ニンジンなどは掘りあげてしまった。ハクサイやキャベツが居残るには訳がある。スーパーでの販売のように、1/何カット、といった収穫は不可能なのだ。最低でも1玉単位となってくる。しかも難儀なことに、家族数の減少がある。1家族10名以上といった構成は、最早歴史上の産物では無かろうか。標準家庭でも4名程度、高齢世帯では2名以下というのが通例だろう。従って1玉の消費にも時間が掛かってくる。結果的に収穫も遅れ気味となる次第。
仲間やご近所衆にも提供するのだが、家族数は同様なので結果は余り変わらない。ある意味、ハクサイやキャベツは育ちが良い有り難い産物なのかも。時間を掛けて消費してきたハクサイやキャベツだが、未だ数玉は残っている。冬場は鍋のシーズン、せっせと消費していく所存だ。
一般的な料理に「ロールキャベツ」なる物が存在するが、我が家ではこれが「ハクサイロール」に変貌する。ハクサイの消費に向けた苦肉の策かも知れない。それが結構間に合うので、興味がおありであれば実践されては如何であろうか。他には鍋に突っ込むのが大半かな。斯くしてハクサイの消費も粛々として進んでいく。完全消費まであと一歩といった案配かな。
隣国のように「キムチ」なる漬け物を制作すれば大量消費にも繋がるかも知れないが、我が国にはそんな習慣も無いだろう。最もお隣さんでも中国産キムチが幅を利かしているようだが、時代の趨勢であろうか。そのうちキムチの元祖は中国だと名乗られたりして。ということはハクサイの栽培は各国で行われている模様、国際的な産物だったのだな。