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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

スイセン畑は満開

2023年01月12日 06時05分06秒 | 余話

村の希少な観光資源の一つに「スイセン畑」が存在する。耕作放棄地を活用して沢山の「ニホンスイセン」を植え込んであるのだ。場所はご存じかと思うが、奉建塔の一角、「道の駅」から10分程度南東方向に歩いたところだ。丁度、満開の時期を迎えたようで、連日多くの観光客で賑わっている。無論、越前海岸や淡路島のスイセン畑とは異なり、規模的にはそう大きくは無い。付近に他の観光資源が立ち並ぶ訳でも無いので、失望されるムキも無きにしも非ずかも知れない。しかしながら純粋にスイセンのみを観光するには一見の価値ありかと。

商都大阪市からは電車・バスを乗り継いで1時間余り、決して利便性が良いとは言い難いが、乗り物活用で到達出来るのは有り難いところ。自家用車利用ならば道の駅の駐車場を活用されたら便利だろう。小規模とはいえ数十台の駐車は可能だ。上述したように、道の駅からは徒歩で10分程度、長閑な田舎道が続いている。通行車も少ないので、のんびりと田園風景を堪能されたらとお勧めしたい。村には素敵なレストランや洒落たカフェー等が存在する訳でも無く、華やかさや賑わいを求められる方には不満かも知れないが、静けさと日本昔話的な光景を望まれる方々には打って付けの環境かも。

仲間達も暇を見つけては訪問しているようだ。会話の端々に、行ったか、見たか、等の言葉が入り込むのもスイセンを意識してのこと。やはり開花は気になるようだ。大半の者が車利用なので、訪問自体は簡単な話、要は作業時間の隙間の問題だろう。子狸も毎年必ず訪問するようにしている。と言っても年に数回程度だが。この地はスイセンの他にサクラの名所でもあり、冬場と春先が訪問適期のようだ。

何枚かスイセンを撮影してみた。朝の太陽を受け、元気いっぱいに咲き誇っているようで、何とも清々しい。寒冷期の気候とマッチしているようで、これが夏場であったらさほどの感動も無いのかも知れない。冬場の厳しい環境下で、健気に咲き誇る姿が人々を魅せるのだろうう。小さな山間部の絵本のような村、少々寒くはありますがスイセン観光に出向いてはみませんか。

 

 

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