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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

面白ダイコンの出現

2023年01月14日 05時30分54秒 | 耕作放棄地

ダイコンを栽培している。一時期、「和歌山ダイコン」にも手を出した事があったが、最近は常に「青首ダイコン」となっている。手頃なサイズで色彩も良く使い勝手に優れているからだ。見栄えは太めのダイコンに負けるが、利便性の良さは一級品かと。概ね歳末の頃が収穫期で、現在は大半の収穫を終え終盤期に入ったかと思う。子狸の畑も残りは小型のダイコンのみとなってきた。例の「百姓候補生」氏など既に収穫しきった模様。私宅ではダイコンの利用が特殊だ。実は子狸がダイコンの煮物等にはほぼ手を出さず、もっぱら大根おろしのみの消費なので用途が限定される。家人はおでんや煮物など、味が染み込んだダイコンが一番美味しいのに・・・・・・とご不満な様子。従って、もっぱら家人専用か近隣のお仲間達への配布がメインとなってくる。

栽培するダイコンだが、上述のように手頃なサイズ感を求めるため、肥料は控えめにしている。太めの見栄え重視より使い勝手を優先しているのだ。元肥以外には、途中1回程度追肥を行うのみ。それでも上段画像のように立派に育ってくれる。有り難い野菜なのだ。いわば冬野菜の王者とも言えるかも知れない。

通常だと何の心配も無く成長を待つだけなのだが、時によりで、とんでもない形態のダイコンが出現する事がある。「面白ダイコン」と呼んでいるが、以下の画像のように二股、三股、四股・・・・・に分かれたダイコンだ。まるで宇宙人みたいで、眺める分には楽しいのだが、知人達に提供する訳にもいかず、利便性も劣るので少々困ることに。最も見た目が悪いだけで、ダイコンの味そのものは変わりないのだ。

「根菜類野菜」の特徴でもあるのだが、直進性があり真っ直ぐに地下へと潜っていく。よく耕耘された耕地だと問題は少ないのだが、途中に土の塊や未分解の肥料等があると避けて直進しようとする。そこで画像のような状況となる次第。いわば畝作りの失敗事例と言えるかも。この冬もそれなりに「面白ダイコン」が出現してしまった。

画像のようなダイコンを見て、どのように活用されるだろうか。無論、人様に提供できるような状態では無い。もっぱら子狸の大根おろし専用品となる次第だ。見栄えは今一でも味そのものは立派な青首ダイコン、廃棄するような無情な真似はしませんぞ。

 

 

 

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