今は盛夏、つまり夏の真っ最中である。常識で考えれば夏野菜も「夏本番」で今が盛りと思いがちだが・・・・・既に終盤期、トマトなど完全に終わっている。キュウリやナスなどもしかり、野菜達にとっては夏は既に終わっているのだ。画像の状態は子狸のトマト畑だが、撮影は7月の下旬、つまり例の流行り病に倒れる以前の状態だ。以来農園には出向いていないから、現場は枯れ草だらけかと思っている。手が回りかねているのだ。季節は関係なく巡るようで、今月末には冬野菜の種蒔きが始まる。今年は残念ながら到底間に合いそうに無い。仲間達の状況はどうなんだろう、無事に準備を進めているのだろうか。平穏な状況を願っているのだが。
トウモロコシが全滅したことは既述したが、トマトはほぼ被害は無かった。犯人はアライグマかと思ってるのだが、トマトには興味を示さなかったようだ。おかげで一部を野鳥に囓られただけで、ほぼ全量が収穫出来た。防鳥ネットが効いてくれた模様だ。キュウリも想像以上の出来で、消費が間に合わずお化けキュウリの出現ともあいなった。ナスも後半は囓られ状態が現れたが、比較的に良好な出来であった。夏ナスは終わり、秋ナスの出番を待機してる状態だ。ピーマンはまだまだ実ってくれるだろう。ということで大半の夏野菜は終了、撤去作業が必要な時期となっている。これが又面倒、とりわけトウモロコシなど残骸が大きいだけに処理が大変だ。空間の余裕があれば積み上げておいて乾燥をゆっくり待つとの手法も可能だが、なかなかそうもいかない。
可能な範囲で焼却を進めるしか無いだろう。幸いにして農園は森に囲まれた棚田の一角、野焼きを行っても民家への影響は少ない。乾燥が進んでないので焼却は困難だが、気温が高いのが救いか。多少はくすぶり状態で燃えてくれるだろう。ということで火を付けたのだが、煙が上がる程度か。かような状態が続いている状況の中、例の流行り病に倒れてしまった。農園は中途半端な状態でほったらかし、荒れ果てた状態が広がっているのではなかろうか。