雑誌に学ぶ  週刊文春

2019-04-17 11:31:55 | 日記

①    白人となると発言するトランプ。

8月22日、トランプ大統領は南アフリカの土地の収用について調査を指示。南アフリカ政府は白人農家から土地を奪っていると。アフリカで黒人たちが被害にあっていても関心を示さないトランプ大統領が南アフリカの白人には同情を示す。これに南アフリカ政府は反発。かつてアパルトヘイトで有名だった南アフリカ。1944年アパルトヘイト施策が撤廃された。黒人たちにも平等な権利が与えられた現在も人口の8%の白人農家が72%の土地を所有。これが格差を温存させている。南アフリカでは平成30年2月に就任したラマポーラ大統領が白人の農家から土地を取り上げえることが出来ように憲法を改正する方針をだした。   

                                                                       イケガミ 氏

②    夜ふけのなわとび。                            

秋にかけていろいろな文学賞の選考会が始まる。芥川賞・直木賞が有名だがその上に作家が目指す賞がある。中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞などがある。そしてみんながほしがる最高の賞が吉川英治文学賞であろうか。これを受賞するとザ・作家という肩書がつく。選考委員をやらせていただいているが40代050代の作家のうまいこと。日本語という決まった数のツールをもらってそれを小説に組み立てているのだが、時々ちがうものを使っているのではと思うことさえある。文章のリズム、比喩の巧みさ、構成のうまさ。スケール。着想も大きさなど唸るような作品が上がってくる。いい小説を読んだ喜びに。心が震える。それが作家なのだ。

                          ハヤシ 氏