ジパング倶楽部 美術館

2019-04-04 19:11:38 | 日記

ジパング倶楽部  自然豊かな美術館

①    奈義町現代美術館

岡山県北東部に位置する奈義町は鳥取との県境には町のシンボル霊峰、那岐山がたたずむ。もしこの那岐山がなかったらこの美術館は存在しなかっただろう。25年前に町の自然と関連づけた斬新なコンセプトで誕生した美術館。自然と共に楽しめる美術館です。

 

②    札幌芸術の野外森美術館

森を散策しながら彫刻をめでることができる美術館です。40ヘクタールの敷地に工房や美術館などを有する芸術の拠点「札幌芸術の森」内の野外美術館。北海道の大自然と見事に調和していて圧巻である。鑑賞するだけでなく触れたり横で寝転んだり撮影したりと思い思いに作品に接することができる。毎年冬に開催するイベント「芸森かんじきウォーク」では雪に囲まれた作品群にも出合えます。

 

③    青森県立美術館

遺跡と調和した郷土愛溢れる美術館。日本最大級の縄文遺跡「三内丸山遺跡」に隣接した美術館の意匠は三内丸山遺跡の発掘現場の壕から着想から得たもの。所蔵品は棟方志功の版画、工藤甲人の日本画、成田亨のデザイン画、馬場のぼる原画、沢田教一の写真といった青森県出身やゆかりのある作家が中心。特に弘前市出身の現代美術家、奈良美智の作品が充実している。あおもり犬はシンボル的展示物となっている。

 

④    飛騨高山美術館

飛騨高山の中心部から近く、晴れた日には北アルプスを一望できる丘の上にある。装飾美術にスポットを当て、19世紀末から続いた美術様式アール・ヌーボーとアール・デコを中心に約1000点のガラス作品・家具などを収蔵。貴重なコレクションは世界から注目されている。日本に強いあこがれを抱いていたガレの作品には日本を思わせる植物や動物が多く描かれオタマジャクシ成長する様子を表す花器など生き生きと身近な自然が表現されている。

 

⑤    香川県立東山魁夷せとうち美術館

美術館へと歩きながら、まるで東山魁夷の代表作「道」の情景。オリーブなど瀬戸内海の島々の森に囲まれながら彼の絵に入っていくようである。日本を代表する風景画家の世界に導かれる。神戸で少年期を過ごし香川県櫃石島出身の祖父をもつ魁夷。魁夷ならではのメルヘンを感じさせる。四季折々の自然や彼が学び旅した海外の情景の作品が多数。鑑賞後は館内のラウンジで瀬戸大橋がかかる瀬戸内海を一望できる。魁夷の創作意欲を刺激した多島美の大自然を体感できるでしょう。

 

⑥    鹿児島県霧島アートの森

栗野岳の中腹、標700メートルの高原に位置する野外美術館。水玉をあしらったコレクションが有名な草間彌生などの国内外で活躍する作家の作品が観賞できる。一番の魅力は、作品に触れたり中に入ったりしながら五感を使って楽しめるところ。あなたこそアートのようだと観賞する側が加わることができる。