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川の流れのように

日々の日常を 写真と供に送っていきます

港町の駅

2011年06月12日 | 日記

梅雨だねえ 

写真は30年前の四国の港町の小駅を俯瞰 朝からどよんとした曇り空 駅前は静かな昭和の匂いがする街 今はどうなってるのかな この旅行のお目当ては 左下のオレンジに白帯の機関車 DF50なのであります ガーガーうるさい音がします 雄雷鳥の鳴き声に似てますよ この機関車 電気式ディーゼルと申しまして ディーゼルエンジンの力で発電機を回し その電力でモーターを回す ちょっと凝ったシステム 今は無き旧国鉄の目標として 昭和50年までに蒸気機関車を全廃にするというのがありまして 代替エネルギーとして電化 ローカル線はディーゼル 但し電化は順調に進んだのでありますが ディーゼルの方は まだ国産の技術が遅れていまして 仕方ないから外国からエンジンを買おう ということになりました スイスとドイツから購入 高かったのでもう一度蒸気機関車を作ろうか ということでC63という C58の改良型の話もありまして 設計図が残ってるのですよ この機関車のエンジンは優秀で あまりトラブルが無かったのですが 後のDD54とか 国産エンジンの特急はつかり用のキハ81とかは よく壊れて 特急はつかりは走行中火を噴くというトラブルも そういえば北海道でも最近ディーゼル特急がトンネル内で全焼という事故が DF50 ブルートレインも引いたのですが あまり力のある機関車とはいえなくて 坂道なんかはガーガー唸りながら 止まりそうなスピードで走ってましたね 引いている50系客車も レッドトレインなんて言われて この頃はローカル線の星として増産中だったのですが 今走ってないねえ この客車の暖房はスチーム暖房で 機関車から蒸気をもらって暖めてるのでありますよ 写真のDF50から白い煙が出てるでしょ 暖房し始めはカンカンうるさい音がしたのですが とても優しい暖かさなのですよ あ~あ 昭和は良かったなあ 今日は長筆で失礼