がんばれ公明党2007

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竹中郵政民営化担当大臣の演説より

2005-08-25 23:13:38 | 議員発言より
日本の政治の歴史の中で、これほどわかりやすい選挙はない。郵政民営化担当大臣として、私は190時間国会での審議に臨んだ。残念ながら、8月8日参議院で否決された。私は思わず、壇上で天を仰いだ。しかしこの時思った。このままではいけない。やっぱりここは国民に真を問おう。解散をして国民の皆さんに決めていただこう。これぞ民主主義なんです。

郵便の仕事というのは、一つは物を運ぶ仕事、手紙や小包を運んでくれます。でも、これは民間で宅配業者、クロネコヤマトや佐川急便でやれるようになった。2つめは貯金を預けて、その口座から引き落としもできる、給料の振込みもできる。これは銀行業。3つめの仕事は簡易保険。これは生命保険業。みんな民間でできる仕事ではないか。なんとこれを26万人の国家公務員でやっている。本当に国家公務員でやる必要があるのか。

関西電力は民間企業である。和歌山の山奥の100戸しかない村、ここに電力を送ると採算がとれないからこの村には電力は送らないということを関西電力がするだろうか。していない。それは法律でこれだけは守りなさい、民間企業だけれども、これだけはちゃんと守らなければなりませんよというルールを決めているからだ。今回も自民党と公明党がよく話し合って、皆さんの安全と安心の郵便局ネットワークはちゃんと守る、ということを決めて、法律を作っているから安心してほしい。その上で民営化して、民間の活力を発揮しようではありませんか。

しかし、これに反対する人たちがいる。かつての自民党の抵抗勢力と民主党である。民主党の岡田代表もかつては郵貯と簡保の民営化賛成だ、とおっしゃった。しかし、今回は反対している。そんないい加減なことでいいのか。今問われているのは「覚悟」だ。小泉総理、神崎代表は覚悟を決めた。どんな覚悟を決めたのか。これをやると自民党が分裂するかもしれない。しかしやむをえない。覚悟を決めよう。それでも将来の日本のために、子どもたちにツケを負わせないために、やるべきことをやろう。政治家として、すさまじい覚悟です。そして国民がノーであるならば自分は退陣する。この覚悟なんです。この覚悟が民主党にあるんですか。ない。民主党は、ただただポカンと口をあけて、タナボタのように政権が転がり込んでくりのを、ほうかむりをして待っているだけなんです。

郵政公社の職員は26万人となり、自衛隊の数より多い状況になった。これから日本は大変な時代になる。2年後の2007年から日本の人口が減り始める。私が80歳になるころには日本の人口は今より1000万人減っている。その人口減少のなかで、民間でできることを国で抱え込んでやっていたら、この国はどうなるか。役人天国です。役人をたくさん抱えた国は税金の重い「重税国家」になる。今回の選挙は何が問われているか。郵政民営化に反対して役人天国、重税国家になるのか。それとも郵政民営化をちゃんとやって税金の安い国、役人をはびこらせないするか。このような大切なことを選ぶ選挙です。


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