民主党の駄々っ子政治を成敗する（静岡新聞）

だいたい郵政民営化も民主党の議員と小泉首相が一緒になって提唱していたもの。１９９９年に小泉首相と民主党議員らが集まって「郵政民営化研究会」というのを立ち上げた。その研究会に参加していた民主党議員も今回の法案採決では反対に回っている。

このことについて静岡新聞の社説（8/9付）にはこのように書いている。

「６年前、小泉首相と一緒に『郵政民営化論』を発表し、『郵政民営化反対の理屈は既得権を守るための屁理屈だ』『郵政民営化はささやかながら政治家としての見識です』などと、面々が得々と語っている。それが自民党の内紛状態を見て、一転『郵政民営化反対』を叫び出し、政権交代の可能性が見えると一段と『反対』を強め、『一致団結して政権交代を目指す』とまで宣言するに至った。（中略）政権乞食に国民を幸せにすることなんかできない」

さらに同新聞の社説（8/14付）にはこのように書いている。

「民主党は、否決されれば小泉政権は倒れる、政権が転がり込んでくるとにらんで反対に回った」「政局を混乱させ、国家転覆の危険さえにじませた」「今度こそ私達が駄々っ子政治を成敗する番だ」

「政権が欲しい」「権力が欲しい」からと言って、態度をコロコロ変える。これこそ国民をだましていることに他ならない！