○ アップルラインから常陸大子駅2
なだらかなピークが続き、左側の眺望が大きく開けていました。
「奥久慈の山々と紅葉の兆し」
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さらに行くと左手に林道入り口の案内板がありました。
「上岡林道入り口」
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何ともトレッカーとしては、そそられる林道です。距離も約5km、ちょうどいいです。
でも、今日は確認だけしておきます。いつの日かアタックしましょう。
しばらく下りが続き、右手の眺望も開けてきました。
「アップルラインの山々」
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先のほうにトンネルが見えました。
「稲荷山トンネル入り口」
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「稲荷山トンネル」とあります。約200mぐらいの距離を歩きます。歩道はないものの、
左側の50cmぐらいの幅で一段高くなっているところを歩きましたが、車が来ると少し圧
迫感があります。
(11時30分)
トンネルを抜けると、右手に土盛りをした広い駐車スペースらしき場所がありました。
誰もいませんので、ここで昼食することにしました。ラッキーにも、直ぐそばに湧水が
あり、手と顔を洗う事が出来ました。
例によって、お湯を沸かし日清太麺醤油味とおにぎりで食事を取ります。きちんとエ
ネルギーを補給しておかなと、あとになって効いてきますのでしっかり食べます。食後に、
余ったお湯で少したっぷり目に粉を入れて、コーヒーをドリップしました。
ほんのり色づき始めた山々に鳥のさえずりがこだまする中、濃
いめのコーヒーを片手に秋を満喫しちゃいました。
「昼食の眺め」
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(12時20分)
そんな日常から隔離されたひとときに、小一時間浸ってしまいました。日頃の煩わ
しさは全部吹っ飛んじゃいました。でも、まだ先がありますので、日常に戻り先を急
ぎます。周りのゴミを袋に入れてリュックに詰め、靴ひもを締め直して出発です。
また、道路の両脇を杉の木が塞ぎ、視界を妨げます。周囲はすべて森に囲まれてい
る状況が続きます。舗装道路とガードレール以外に人工物はありません。
そんな中、ちょこっとだけちらっと建物が見えました。
本当にそこのスポット以外は見えません。
一か所だけです。それも、限られた角度でしか見えません。
「大子の街」
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思わず、つぶやいてしまいました。
「おやじよ 見よ あれが大子の街だ」
ずうーっと下りです。人の声が聞こえますが、人影は見えません。たぶんキノコ採
りでしょう。
一本シメジですかね。今年は豊作だと聞いています。私は食べる専門ですので、山の
中には入りません。
(13時15分
そうこうするうちに、出口に到着しました。
「アップルライン出口(入り口)」
R461と合流するT字路です。さすがに、国道です。結構な車通りです。
アップルラインは、素敵で綺麗な峠道でした。
でも、「アップルライン」に「アップル」は、一本もありません。
りんごの木が何本かあって、りんごがぶら下がっていると、
もっと素敵な峠道になると思います。
さて、R461を駅に向かいます。
浅川の橋を渡り、大子清流高校入口から愛宕町を抜けると大子駅前です。
(13時40分
駅まで来ると、何やら騒がしいです。
看板をみると「大子まつり」とあります。
「大子まつり」
駅前通りで「よさこい」を踊っているみたいですが、さすがに足が一杯なので、
駅に向かいます。
「水郡線常陸大子駅」
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13時51分発の上り電車がホームに入っています。あわてて、「上小川駅」までの
切符を買い、乗り込みます。発車一分前、何とか乗車できました。袋田駅では、か
なり乗ってきました。さすがに県内有数の観光地の駅です。ここから、5～6分で上
小川駅です。
「上り水戸行」
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「上小川駅」
(14時02分)
上小川駅到着、何人かの人が降りました。祭りに出かけていた人の帰りみたいです。
私は、駐車場の車に戻り、リュックを降ろし靴をはきかえ、家路につきました。
今回は、珍しく予定時間通りに歩くことが出来ました。
次回に、つづく。
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