人生道場

お互いに悩みや考えを述べ合い、それぞれの人生の糧にしませんか。

「自衛隊イラク派遣延長の考え」に思う

2004-11-27 17:43:31 | Weblog
私は、自衛隊の撤退はあの邦人人質事件の時点だった、と思っている。
しかし、いち早く見殺し的発言が飛び出し、救出はならず、残念ながら
殺されてしまった。

だとしたら、今更何故の撤退か、である。

ある日の朝日新聞の社説の冒頭の1節に「ダチョウのように砂のなかに
頭を隠す、という言い回しが米国にある。都合の悪い現実が現われると、
それから目をそらしてしのごうとする意味だ」とあった。

何の為に自衛隊を派遣しているんだ、信念をもって国家の将来を考えて
派遣しているのではないのか。5人もの尊い命を犠牲にし、尚且つ、
撤退もせず、派遣を継続するのなら、形だけ見せれば、それで済むような
考えでいいのだろうか。
イラク人が満足するように大々的に増員し、鉄砲など捨てて、穴倉に入らず
正々堂々と胸を張ってロケット弾を身体で受けて、お国の為に死んで来い、
と送り出し、将来を展望した時天下国家の為には命を掛けてもやらなければ
ならないと、国民に胸を張って断言してもいいのではないのか。
そして、多くの国民が犠牲になった時は、自ら靖国の神となるくらいの覚悟が
欲しいものである。