いつかオトしてやる!

最近久々に恋しました。相手はなかなか手ごわいです。戦闘開始!

337.自分の中で判る

2006-12-20 00:04:57 | 戦闘日誌
12/16(土)


昨日帰ったのは0時過ぎ。

帰宅してから彼にちゃんとタクシーで帰ったとメールした。


朝、起きてタイマーをセットして出来上がった洗濯物を干す。

外はなかなかのいい天気だった。布団も干しておこうっと。

それから部屋の掃除をし、水槽の水を換える。


11:13

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

あら?メール?珍しい。今日って仕事のはずなのに・・・

鳴り続ける着うた。電話だ。


『もしもしぃ?お疲れ~』


後から会社らしき音がする。


『あのさ・・前日に電話してほしいって言われてたの

 忘れてて・・ 電話番号教えてほしいんだけど』


『あ・・・お寺?』

『うん、外だったらわからんか』

『ううん、家やよ、ちょっと待って』


予約の時に渡された紙を見る。


『えっとね、いい?2○○の~』

『2ぃ?あのね、市外局番から言って』

『あ、そか。そこ○○やったね』

『そうじゃなくて携帯からかけるから』

『あ、そかそか、携帯って市外局番からやったっけ。

 へへ ( ̄┰ ̄;)ゞ ○△×~~ だよ』


『はい、ありがと』

『・・・・・ 繰り返して』

『・・・嫌だっ』

『も~、復唱は当たり前やろっ』

『もぉ~、○△×~~』

『はい、OKですっ(笑)』

『んじゃ、電話しとくで』

『はい、よろしくお願いします。気をつけてお仕事頑張ってねェ」


明日は供養に行くことになっていた。

明日か・・ 明日なんだな・・


掃除を続けた。

TVに繋いだままの<Wii>を箱に収める。

彼の物をいつまでもここに置いておくのも何だし・・

壊したら困るし・・ 今度来た時に持って帰ってもらおう。


11:39

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

え?また電話??


『もしもしぃ、お疲れさま~』

『電話したんやて、なんとっ・・・』


え・・ 何だろう。ダメになったとか・・

ココロがキュンとなった。


『11時からのが3時に変更になった』

『そう・・』

『で、さらに何と!明日はあの辺りでマラソンをやるらしい。

 通行止めになるで早めに出てご飯食べて行こう。

 しかも雪になるかもしれないから、もし何かあったら

 電話しますって言っておいた』


『え~、雪~。ヤバイかなぁ、アタシまだタイヤ換えてない』

『え~、換えといた方がいいんじゃないのぉ。

 今日は絶好のいい天気だし』


『そうやね、換えようかな・・』

『ということで、とりあえずお知らせしといた。

 今日は夜遅くなるからどうなるか判らんけど

 バイト終わったらメールして、仕事終わったら

 電話するから。じゃ、またねぇ』


『はい、かしこまりました』

『ん~?何で今日はそんなにしおらしいんやぁ?』

『そんなことないよ、いつもどおりやん。

 じゃ、何て答えたらええのぉ?』


『おぅっ。とか』

『何でやねん』

『(笑)じゃぁねぇ』

『はぁい、夜、バイト終わったら電話するね。

 気をつけて頑張ってねぇ』



今日は夜、入院した先輩の代わりに仕事になったと聞いていた。

疲れていたらそのまま会社で寝るからウチには来られないと。

<どうなるか判らんけど>って彼は言ったけど・・

今日はウチには来ないな。ってそう判った。何故か・・



夜、バイトが終わってから彼に電話した。

留守電になったのでメールを打った。



そして家に帰宅し電子箱に向かう。

夜更けになっても彼からの電話は来なかったが

もう自分の中で判っていたことなので平気だった。

今までだったら連絡が来なかったら明日大丈夫だろうかって

不安になって電話を何度もかけたりしたのに・・ 


早めに出てご飯を食べてから行こうと言っていたから

連絡がくるとしたら昼少し前かな・・ 

否、彼のことだ昼過ぎになるな(苦笑)




目覚ましを11時にセットしてベットに入った。

明日のことを考えるとなかなか眠れない。

部屋の中が少しずつ明るくなっていくのを

ぼんやりとした意識の中で感じながら眠りに落ちていった。






(← 336)     (338 →)


336.得意気な彼

2006-12-19 00:00:07 | 戦闘日誌
12/15(金) 6:50


彼にモーニングコールをかける。


トゥルルル~ ×6回
<留守番電話サービスです~~>

あら・・ 留守電になっちゃった。

もう一度。

トゥルルル~ ×6回
<留守番電話サービスです~~>

う~~っ・・・ 寝てるんだろうな・・

自宅の電話に電話してみるが同じく留守電。

起こすと約束した以上は任務は果たさないと~!

もう一度電話してみる。


トゥルルル~~ ×4回。ガチャッ


『よかったぁ~、起きたぁ~』

『ごめん、ごめん。家の電話で目が覚めた』

『起こすって約束したからさ、どうしようかと思ったわ』

『アンタの着メロがジャズの曲だからさぁ』

『へぇ、タッちゃん音、変えてあるんやぁ』

『アンタのだけやわ、静かな音だから分かりにくいけど』

『え~、そうなん?どんな曲?』

『同じ機種やでそっちにも入っとるやろ』

『なぁんだ、そっか。携帯に入ってるヤツかぁ

 アタシだけ変えてあるってことはその音鳴ったら

 しずくや~、出んとこってカンジやねんね、いつも(笑)』


『なんでやっ。ま、いいわ。ありがと。起きる』

『はぁい、気をつけて。いってらっしゃぁい』


彼が私専用に着メロを指定してあるとは初耳だった。

ちょっと嬉しいかも。


------------------- そして 夜 -------------------


今日はうちの店の忘年会。1次会の幹事は私であった。

会場は焼肉屋。2時間飲み放題。

店の皆で飲んで騒いだのは久しぶり。焼肉もだ。

2次会はお決まりのカラオケ。

いつもならハイテンションの私なのだが・・

今日の昼間にかなりショックな出来事があり凹んでいた。


ショックな出来事というのは・・・

初めて交通違反でお巡りさんに捕まったのだ _| ̄|○

違反は<一時停止違反> 

年金デーということで雑用が立て込んでいて

かなり多忙であったため急いでいた。

確かに完全に停まってはいないのだが・・・

あ~~、お巡りさんのいぢわるぅぅぅ~!!

減点2点(確か)と罰金5千円・・ 号(┳◇┳)泣

私のゴールド免許は来年の更新時にはブルーとなる・・ _| ̄|○


部屋の中には8人が密集。

カラオケ大好きのOさんが歌う。そしてK代理。T代理。

なんとなく歌う気分になれなくて聞き役に回る私。


『あれぇ?月島、歌ってないぞ~』

『いえいえ、どうぞ歌ってください』

『何を言っとるんや~、歌姫が~!歌え~』


勝手に支店長リクエストを入れられてしまった・・ _| ̄|○

何だかんだと言って結局テンションがあがってきた私(苦笑)


22:32

お尻のポケットに入れておいた携帯がブルった。

彼が昨日電話をするっていったから気付くようにしておいたのだ。

あわてて部屋の外へ出る。


『もしもしぃ』

『お~、出たぁ』

『出たぁってさぁ、だって出ろってゆうたやん』


TV電話に切り替わった。

得意気な顔をした作業着姿の彼が見える。


『ほれ、ほれ』


服をひっぱって見せる彼。くすっ、可愛いな・・


『服だけじゃ判らんで~、そこが会社かどうかっ』


画面から会社の風景が見える。

と、思ったら風俗情報誌・・・


『も~っ、それは見せんでええっちゅうに』

『皆は今頃ここに行ってるの~、俺は会社~』

『はいはい、残念やったね』

『殺すっ』


こちらの風景も見せる。


『ここはカラオケ屋のトイレ~、これはカラオケ屋のポスター』

『じゃ、皆の所に早く戻りっ』

『うん、戻る。ありがと。じゃね』

『タクシーで帰るんやぞ、歩いて帰るなよ』

『うん、タクシーで帰るよ。気をつけて頑張ってね』



本気で疑っていた訳ではなかったんだけどね(苦笑)

電話してくれて嬉しかった。



このあと1時間、カラオケでテンションを

MAXにあげ歌って飲んで騒いだ。


もちろん帰りはタクシーで・・・







(← 335)     (337 →)


335.続くといいな・・・

2006-12-19 00:00:06 | 戦闘日誌
12/14(木) 6:15


携帯の目覚ましが鳴った。

<彼を起こさなくちゃ>

彼に電話をかけた。

トゥルルル~~×4回ほど ガチャッ


『はぁい、おはよ~っ。朝だよ~ お~きてっ

 タッちゃん、○△×*△×(オメメ開けてぇ)』



寝起きなためか少し噛んだ・・ ( ̄┰ ̄;)ゞ


『何言っとるか判らんよ~』

『オメメ開けてぇってゆったのっ』

『ん、起きる。ありがと』

『はぁい、いってらっしゃい。気をつけて頑張ってねぇ』


任務完了 ( ̄- ̄)ゞ 私が起きるべき時間まで1時間弱。

再び眠りに入った。が、夢現状態。



------------------ そして夜 -----------------


今日はT代理が外交のO君と私にラーメンを

ご馳走してくれることになっていた。

19時まで残業した後O君お勧めのラーメン屋へ。

魚介系のスープでなかなかおいしい店だった。


食事を終え帰宅した。

帰宅後すぐにシャワーを浴びる。


0:24

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

電話がきた。


『もしもしぃ、お疲れぇ』

『・・・・・』

『もしもしぃ?あれ?』

『はぁい♪』

『はぁい♪』

『君の声が聞きたかったんだよ』

わざと格好つけた声で言う彼。

『ありがとっ ww』

『言い馴れないこというから間違えて

 君の声が聞きたくなかったんだよって言ったのに

 ありがとうって言われた』


『ヾ(@^▽^@)ノわはは そうやったん~?しまったぁ

 じゃ電話してくんなよって言わなアカンかったんやぁ』


『電話してくんなよ、とうとう<くんなよ>呼ばわりされたぁ~』


この後土曜日の話になる。

土曜日は当直明けの予定だが、夜に仕事に入る予定の人が

入院するかもしれないとのこと。そうなると夜まで仕事に

なるので疲れてたらそのまま寝る。

夜にうちには来られないかもしれないとのこと。


『あ~、わかったぁ。やっぱし明日当直じゃなくて

 ○○のソープランドに皆で行くんやぁ~

 だから土曜日は早く帰って来られないから

 そんなことゆ~んやろぉ?』



彼の部署が明日から○○へ旅行に行くことになっている。

○○にはソープ街があり男性陣の大半は行くらしい。

彼は当直だから旅行には参加できないと聞いていた。


『ムカついたぁ~!』


ブチッ ツーツーツー

あらら、また切ったな・・・ いいや、ほっとこうっと。

2分ほどしてかかってきた。


『あのねぇ、そうやって勝手に切らんといてよ』

『今は電池が切れたのっ。本当に仕事なのにムカつくわ』

『仕事やなかったら行ってるやろ?』

『行かんよ~、この状況で行けんやろ?ってか

 行ったら最低やろ?』


『じゃ、この状況やなかったら行くってことやね』

『行かんわ、だって高いやろ~』

『高いからって問題なんやぁ。行ったことないから知らんわ。

 別に行くなとかって言ってる訳とちゃうしっ』


『わかったっ!明日会社から11時ごろ電話したるっ』

『え~~、アタシ明日会社の忘年会ってゆうたやん。

 11時くらいって言ったらカラオケの真っ最中やから

 電話に出ぇへんよ、たぶん』


『俺の疑いを晴らさないかんから電話するっ

 オマエこそ電話に出ろよ~!カラオケなら出れるやろ

 どっかのホテルでSEXしとったら出れへんやろうけど』


『何でやねんっ、ホンマに会社の忘年会やって。

 カラオケやったら気付かんかもしれんから出んかもしれんって』


『アンタ、俺とおる時だってメールにも気付くし電話にも

 出るやろ~、そんな奴はカラオケの時だって電話に出れるやろ』


『はいはい、絶対の約束は出来へんよ』


この後はTV電話に切り替えてたわいのない会話が続いた。


『もうそろそろ限界になってきた。

 目がおかしくなってきたやろ?』


『はいはい、じゃおやすみぃ』

『明日も起こして』

『いよ、起こしてあげる。何時っ?』

『6時40分。いや、50分でいいわ』

『はぁい、じゃおやすみぃ』



朝晩の電話。こんなに電話が続くのは初めてのこと。

期待しないようにしてても少しは期待してしまう。

今日もかかってくるかな・・・って。

今日もかかってきた。

これからも続くといいな・・・






(← 334)     (336 →)


334.裸でTV電話

2006-12-19 00:00:05 | 戦闘日誌
12/13(水) 7:20


携帯の目覚ましが鳴る。

今日もすっきりしない天気だ。

布団を直し水を飲むためにキッチンへと行った。


Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

彼の着うたが鳴った。

あら、こんな朝っぱらからメール?珍しい~

と思ったら鳴り続ける着うた。慌てて電話に出る。


『はぁい、ぐっともーにんぐ♪はう あぁ ゆう?』

『おはよぉ~、どうしたん?』

『起こしてあげようかって思って』

『ありがとっ、でもね、アタシは自慢やないけど

 寝坊して遅刻したことは勤続以来いっぺんもないんよ~』


『どうせ俺は寝坊するわ』

『(笑)』

『あ、信号変わったでじゃぁねぇ』

『はぁい、いってらっしゃい、気をつけて頑張ってねぇ』



彼からのモーニングコール。

びっくりしたけど嬉しくないわけがない。

幸せな朝。


---------------- そして 夜 -----------------

今日は水曜日ということでノー残業デー。

ほぼ定時で仕事を無理やり終え帰宅。


シャワーを浴びて髪を乾かした。

体にボディローションを塗ろうとしていた時・・・


0:24

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

今日は鳴らないかと思っていた電話が鳴った。


『もしもしぃ』

『はぁい♪』

『まだ起きてたん?』

『だってアンタこのくらいの時間じゃないと電話に出んやん』

『今日は何もなかったからずっと家にいたんよ。

 タッちゃんから電話くるかなぁって待ってたのにさっ(笑)』



<切り替えます>電話から音声音が聞こえた。

彼の顔が画面に出た。


『ちょっとぉぉ~!』

『あれぇ?カメラオフかぁ?』

『だって今お風呂からあがったばかりやから裸やねん~。

 ちょうど体にクリーム塗ろうとしてたとこなのっ』


『顔だけ見せてくれればいいやん』

『も~~っ、しゃぁないなぁ~』


顔だけ出した。


『顔だけすぎ~!もう少しくらい引いてもいいやん』

『え~~、これくらい?』


肩のあたりまで画像を引くつもりが少し引きすぎた。

胸の少し上くらいまで映ってしまった。


『きゃ~!見えた~!(照笑)』

『アンタ、可愛いなぁ』

『もうっ、馬鹿にしてるやろ~』

『そうやってきゃ~!って照れて笑うとこがっ』

『恥ずかしいから笑うしかないやろ~』


彼がジ~ッとこちらを見る。


『何?見えてへんよ』

『顔見とるんやん』

『顔、スッピンやから不細工やもん』

『スッピンがいいやん、癒される』

『え~?アタシの顔、癒し系ぃ??』


(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン うなずく彼の画像。


『何でもええけどっ、急にジッて見られると照れるわ』

『かぁわいいぃ♪ それじゃ、明日早いからもう寝るねぇ。

 明日は6時15分でよろしくっ』


『え?・・・はいっ、じゃおやすみぃ』

『アンタも早く寝やぁよ』

『おやすみぃぃ』

彼に目一杯の笑顔で手を振る。

画像が切れた。



ここの所毎日電話をくれる彼。

正直、すごく嬉しい。

ただの彼の気まぐれだとしても嬉しいと思える。

彼と毎日会話が出来ること。それだけで十分。






(← 333)     (335 →)


333.余裕の朝

2006-12-17 00:28:55 | 戦闘日誌
12/12(火)


6:45

昨日の約束通り彼にモーニングコールをする。

トゥルルル~、トゥルルル~、トゥルルル~ ガチャッ


テンションあげて~

『はぁい、ぐっとも~に~んぐ♪』

『おはよう・・・』

『お~きてっ』

『うん、ありがとう。起きる』

『いってらっしゃぁい。気をつけて頑張ってねぇ~』


朝の電話で私が出来ることは彼に元気をあげることと

彼の仕事の安全を祈ること。



私が起きる時間は7時20分。

いつもなら1分1秒でも長く寝ていたい朝なのに・・・

シャワーを浴びて余裕の朝。気分は悪くない。



朝から彼の声聞けただけで

いい一日が始まりそうな予感がする。







(← 332)     (334 →)


332.勝手な妄想癖

2006-12-16 02:17:27 | 戦闘日誌
12/11(月)


今日からまた月曜日。仕事だ。頑張らなくちゃ。

いつものように支度をし外へと出る。

帰店したのが17時。

店に入りロッカールームに行くとパートさんが帰るところだった。


『・・・もしかして合わん?』

『うん、合ってない。振替が8,246円』

『マジぃぃ~!?何やろ~?振替ぇ?

 アタシ、昼に何かあったかなぁ、うぅ~んと』



久しぶりに勘定があってないらしい

営業室に入ると皆が伝票を加算機に入れていた。

伝票を入れなおしても見つからない・・・

うぅぅ~~ん _| ̄|○


結局、預金係のMちゃんの単純な

ミスと判りめでたし♪めでたし♪

お腹がペコペコってことで支店長の

おごりでご飯をご馳走になり帰宅した。


帰宅してしばらくすると・・・


0:30

ブ~ッ、ブ~ッ

携帯のバイブの音だけがする。

あ、しまった。トラぶってたからマナーのままだった。

彼からだった。


『やっと繋がったぁ~』

『ごめん、ごめん、今日さぁ、勘定合わなくてさぁ

 遅くまでやってて大変やったのぉ。

 あ、っていってもこんな時間まで仕事してたわけやないけど

 やっと繋がったぁってさぁ、自分は平気でシカトするくせにぃ』


『電話、知っとったんや』

『ずっとマナーにしてたから気付いてなかったの』

『俺、そっちに行ったんやて~』

『え!?そうなん?何時ごろ?』

『俺が行ったの11時半過ぎやぞ、オマエ、俺に嘘ついとるなぁ』


ブチッ ツーツーツー

も~~~っ!何なのよ~ 凸(`、´メ)

かけ直してもすぐに切られる。何度目かの後には

すぐに留守電に切り替わった。電源を切ったのか・・・

頭に来たので連続して3回、伝言を入れた。


も~!何なん~!訳わからんっ!勝手に解釈して

 切るなっちゅうにっ!勘定合わなくて遅くまで会社にいたのっ

 それで遅くなったからご飯おごってもらったのっ、支店長にっ!

 で、帰って来たのはさっきっ!


電話は営業室にいるときはマナーにしてあるから

 そのままバタバタしててマナーのままやったのっ


もっとアタシを信用してっ!


本当に頭にくる~~!!


0:50

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

電話がきた。


『も~~っ!留守電聞いたのっ!?』

『聞いた・・・ 2つまで聞いて怖くなってやめた』

『勝手に解釈して怒って切るなっちゅうにっ』

『電池切れたのっ、で、慌てて帰って来たのっ』

『それにしても切ったやんかぁ~!めっちゃ

 ムカツクわ~~怒ってんねんでぇ~!』


『ごめんなさいっ』

『まったくぅぅ』

『しょうがないやろ~、心配するとホント妄想癖が

 出るんやでぇ~!』


『勝手にヘンな妄想せんといてぇ』

『ごめんなさい~~』


彼がTV電話に切り替えた。


『ちょっとぉぉ、さっき顔洗ったからスッピンやねんて~

 お願いやからTV電話はやめてよぉ』


『スッピンいいやん。見たい』


仕方なく顔を表示させた。


『かぁわいいぃぃ』

『お世辞ゆってもアカンよっ』


彼が自画像を代替に切り替えた。

キャラクターがペコペコと頭をさげている。


『ごめんなさい~』


次は「拾ってください」って紙を貼った段ボールに入って

泣いているキャラ。


『さっきの俺状態~』

『はいはい、アタシなんていつもそんな状態やで』


この後はいつもの通り普通の会話をしていた。

そして今日寝坊した彼のために明日の朝モーニングコールを

してあげる約束をして電話を切った。



本当に勝手なんだから・・・

いつも勝手に解釈する彼。クールなんだかホットなんだか(苦笑)

さっきはすごく頭に来たけど今の気分は悪くない。

アタシも単純だな・・・ 






(← 331)     (333 →)


331.気分は少しプリンセス

2006-12-16 02:14:29 | 戦闘日誌
前回の続きです

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外は風があって寒かった。

『寒ぅ~』

『そんな格好してくるでやろ~』

『だってイルミ見に連れてってくれるなんて

 一言も言わへんかったやんかぁ~

 知ってたらスカートやなくてジーンズにしてたわ』



などど文句を言い合いながらも彼の腕にしがみつく。


露店が並んでいた。

やっぱり私たちって色気より食い気?

おでんにドテ丼、たこ焼きを買って食べる。

寒い中で食べる暖かいものっておいしい ( ̄¬ ̄*)


『ねぇ、これって何ご飯?』

『ん?おやつ』

『よかった、これ夕飯かと思ったわ』


彼といると大食いの私も復活する(苦笑)




そしてタワーに登った。

タワーからみる地上はすごく綺麗だった。


イルミネーションは物語になっていた。

女の子が真っ暗になってしまった空を星の神様の所へ

鍵をもらいに行き星空を復活させるというもの。


イルミネーションと夜景で外は宝石箱の様だった。

宝石箱と隣には王子様(笑) 気分は少しプリンセスwww



タワーを降りてイルミネーションの広場へと向かった。

一面が光の海。すごく綺麗だった。




『タッちゃん、めっちゃ綺麗やねぇ~、写真撮っとこ』

『写真撮ったろか?』


彼が自分の携帯を取り出した。


『ううん、いいの。自分で撮る』


彼の携帯に自分の画像が残るのが嫌なのだ。



公園を後にし家へと向かった。


『めちゃ綺麗やった~、連れてきてくれてありがとう』


途中、彼の会社のすぐ近くのラーメン屋による。

うちの店の同僚がおいしいと言っていた店なのだが

麺が太くてあまりおいしくなかった。

ラーメン屋を出てすぐ側にあったパステルで

なめらかプリンを2個買って車の中でデザートタイム。


その後はフィギュアとかゲームとか古着とかが

売っている「何でも屋」(笑)により物色。


さらにその後には釣り堀に行って1時間ほど釣り。

釣りなんて久しぶり。元旦那が釣り好きだったため

よく一緒に釣りに行ったものだった。

釣り堀の釣りは鯉釣り。釣果は2匹VS2匹のドロー。


釣りを終え家へと車を走らせる。


『アンタって何でも出来るんやなぁ』

『え?何にも出来へんよ』

『釣りも出来るし、編み物も出来るし、料理も出来るし

 大体のこと何でも出来るやん。大した女やわ、アンタは』


『大したこと出来てへんやん、誰でも出来るしっ』

『ホントにアンタは~!ケツがデカイとか俺が適当に言う

 マイナスのことは聞き入れるくせにイイコトは否定するんやで~!』


『うぅぅ~、ごめん~~』


本当だね、どうして素直にありがとうって言えないんだろう

しずくのアホ。


家が近づいてきた。


『今日も・・泊まってく?』

『今日は帰る。目覚ましかけっぱなしでさ、うるさいやろ

 昨日の朝からずっと鳴っとるんやぞ~

 それとマリモの水、換えんとアカンで』


『マリモぉ?そんなんしょっちゅう換えるもん?』

『1週間に1回換えろって書いてあったもん』

『ふぅぅん、そうなんやぁ』

『ちょっとここで休憩してこ、ホテル砂利』


いつもの家の近くの消防署の脇の砂利の駐車場。


『はい、おいで』


ブーツを脱ぐ


『ブーツ脱ぐのぉ?』

『だって脱がな、そっちへ行けへんもん』


しばらく彼に抱っこされていた。

眠そうな彼。


『タッちゃん、眠いんやろ。もう行こ』


そういって助手席に戻った。

今日は私の車であったためベンチシート。

助手席に戻った私の膝の上に寝転ぶ彼。


『たまには甘えよ~っと』

『甘えよ~じゃなくて寝よ~やないのぉ(笑)』


彼の頭をなぜる。甘えてくる彼が可愛かった。愛しかった。

そのまま寝てしまいそうになる彼。


『タッちゃん、寝たらアカン。帰るんやろっ

 また中途半端になるから。途中で寝てまうよっ』



寝そうになる彼を起こし家の前まで来た。


『車、入れ替えな』

『うん、おやすみね、気をつけて。チュウしてっ』


チュッ ホッペにされた。


『も~っ。っていうかいつもアタシからチュウしてって

 言ってるもんなぁ、タッちゃんからされたことってない

 ような気ぃするわ~』


『今、しようかと思ったのにぃ。そう言われたからしないっ』

『はいはい、じゃ、気をつけてね』


チュッ 彼から唇へのチュウ



彼が車を降りて自分の車に乗った。

そしてそのまま走り去っていった。

彼の車がいなくなった後に自分の車を停め部屋へとあがった。



朝、出たままの部屋の中。

なんとなく彼の匂いが残っているような・・・

その夜は彼の着ていたシャツを抱きしめて眠った。






(← 330)     (332 →)


330.ゆっくりな日曜

2006-12-15 00:08:20 | 戦闘日誌
前回の続きです。

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部屋に入った。

すぐに<Wii>で遊ぶ。

どうしても彼には満足に勝てない・・・


『どんくさ~』

『うぅぅ~、ムカツクぅぅ』


でも、実際はそんなにムカついてなかったりして。

ムカつくけど何気に心地よい。


私が先にお風呂に入り、彼がお風呂に入る。

そして眠ったのは3時くらいだった。



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目が覚めると時間は11時くらいだった。


『おはよ』

『おはよっ』


そのままベットの上でゴロゴロとしていた。

時間を気にせずゆっくりしているのが幸せだった。

今までにはあまりない日曜の朝だ。

日曜に彼と過ごす時間は今までに数えるほどしかない。

でも最近は日曜に一緒にいることが多い。




『も~、昼過ぎたやん~早く支度してこいよぉ

 アンタは時間がかかるんやでぇ』



私が支度を始めた時にはすでにお昼を過ぎていた。

洗面所で顔を洗って部屋に戻ってきたら彼は眠っていた。

ホントによく寝る人だな・・・(笑)


人間に戻り(化粧)彼を起こす。

『タッちゃぁん起きてぇ、人間に戻ったよぉ』

『まだ着替えてないやんかぁ~』

『だって、タッちゃんおるのに着替えできへんやん

 タッちゃんが顔洗いに行ったら着替えるのっ』



彼が顔を洗っている間に着替えを済ませる。


『ごめん~』


洗面所に行くと彼がタオルを差し出した。

血がついていた。


『いっつもかみそり負けしちゃうんだよねぇ

 血、ついちゃった。ごめん』


『あらら、タオルはいいけどさ大丈夫ぅ?』

『うん、いつも血、出るの』


ヒゲの濃い彼。男の人も結構大変なものね・・


二人とも支度を終え部屋を出た。

いつもの近所にある喫茶店でのんびりブランチ。



その後は水子供養の予約をするためにお寺へ行った。

私はお寺の駐車場で待っていた。

待っている間はココロが締め付けられそうであった。


予約を済ませた彼が戻ってきた。

何となく言葉が出ない。


『・・・これからどうするん?』

『ナイショ』

『ナイショってさぁ』

『イルミネーション見たいって言ってたやろ?』

『連れてってくれるのぉ?わぁい♪わぁい♪』

『今から走ったら丁度いいかなぁ、混むやろうなぁ』

『どこに行くの?』

『ナイショ』

『ナイショっていっても途中でバレるってば』



目的地は彼の仕事エリアにある大きな公園。

一面電飾で飾られているらしい。

車を走らせること1時間ほど。裏道を知っている彼。

渋滞を避けすんなりと目的地に着いた。






(← 329)     (331 →)


329.ワガママ女の酔っ払い

2006-12-15 00:06:11 | 戦闘日誌
12/9(土)



1週間働いた。今日は久々の休み。

だが、昼間は副業(バイト)であった。


夜は久々にジムの仲間との忘年会。30名ほどが集まる。

これだけ大勢の集まりに顔を出すのは何ヶ月ぶりだろう・・・

初めて話す人が多かった。

いい気晴らしになるかと思い参加したのだが

実際はそれほどでもなかった。

知らない人間と話すということが苦痛に思えていた。

何故だろう・・・ こんな風に思うことってないのにな・・


あと30分ほどでお開きというところで彼に電話したが留守電。

終わったら迎えに来て欲しいとお願いしていたのだが・・・

ま、いつものことだ。


終わった所でもう一度彼に電話。繋がった。

パチンコで負けたらしい(苦笑)これから食事をするから

もう少し時間が欲しいとのこと。食事を終えたら電話すると言われた。


お開きになりしばらく店の外でたむろする。

帰宅組、カラオケ組に別れて散っていった。


迎えにきてもらう約束の場所で待つ。

外は寒い。しかも飲み屋街なので酔っ払いがウヨウヨ。

『おねぇちゃぁん、飲みに行こ~』

どうしようもない酔っ払いのオッサン何人かに声をかけられる。

あぁ、ウザイ・・・ 我慢できなくなって彼に電話をしてみた。


『タッちゃぁん、まだぁ?』

『今、走っとるわ~』

『も~~、はよ来てよぉぉ』

『わがまま言うな~!』

『だってぇ、外で待ってるの寒いぃ。酔っ払いウザイし』

『外で待っとるでやろ~!コンビニとかに入ってろ~』

『コンビニなんかで待っとるのいややもん~』

『立ち読みしとればいいやんか~』

『立ち読み、落ち着かんから嫌やっ』

『も~~、わがままやなぁ~』

『もう、じゃ、いいっ。一人で帰るっ』

『なんじゃそら』

『だってわがままやって言うからぁ』

『わがままやろ~!もう着いたわ。○○の所におるで』



少し歩いた通りに彼の車が停まっていた。


『わがまま女の酔っ払いぃ』

『ごめんねっ、わがままでっ。でも酔っ払いじゃないわっ

 そんなに飲んでへんもんっ』


『ホントにしずく様はどうしようもないな』


そのままコンビニにより当たり前のように部屋へと入っていった。







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328.鼻血で心配

2006-12-15 00:04:12 | 戦闘日誌
12/7(木)


朝、彼を見送ってからバタバタで会社に出勤した。

デスクに座ったとたん鼻から水分がタラ~ッ・・・

あらら、寒かったから鼻水が出た。

しかしティッシュで拭いたら鼻血だった。(´д`)

鼻にティッシュを詰め込む。マヌケだが仕方ない。


店の人間に『若いなぁ~欲求不満かぁ~(笑)』と笑い者にされる。

『いやぁ、溜まってるんですよぉ』といつものノリで切り返した(笑)


半分その通りでもあるかもしれない(苦笑)

おかしくて彼にこのことをメールし外へと出た。



食事に誘われ帰宅したのが0時過ぎ。

彼からの着信が入っていた。


20:44 

<鼻血、止まりましたかぁ? それでは>

21:55 23:38 の3件であった。

会社にいたときのままマナーにしていたので気付いてなかったのだ。

もう0時過ぎているし、寝てしまったかもしれないな・・


0:11

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

電話が来た。


『もしもしぃ?』

『ホントに12時過ぎんと電話に出んな~

 あやしい~、何やろ~、風俗?』


『アホ~、っていうかもうそんな所で働けんわっ』

『君なら十分働けるよぉ』

『ああいうところは20代前半のピチピチちゃうん?』

『そんなことないよぉ、腐りかけが美味いってのもあるからねぇ』

『むかつくわ、その言い方』

『森田君が心配して電話しとったのにぃ』

『心配?何で?』

『鼻血が出たっていうからどうしたんやろ~って

 もしかして急性白血病とか、白血病だってことを俺に

 隠してて今日鼻血だして緊急入院したのかもとかぁ』


『アホやねぇ、ってか何かの本とかドラマみたいやな』

『俺は一回妄想入るととことんなんやわ~!妄想癖』

『ってか、自分は何日もシカトするくせに~』

『それを言われると弱い僕・・・』

『どうせ大して心配なんてしてへんやろ、どうでもいいやん』

『どうでもいいってかっ』


ブチッ ツーツーツー

電話、切られた。あ~、もうっ。


何回かかけなおすが電話に出ない。

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

メールが来た。

件名 心配したのに・・・

本文 自分もわるいけど・・・

    心配したのはホントなのに(..)



もう一度電話をしてみる。

トゥルルル~ ガチャッ。出たっ!


『も~、勝手に怒って切るなっちゅ~に』

『だってむかつくもん』

『どうでもいいって言ったんはタッちゃんが

 どうでもいいじゃなくてぇ、アタシのことなんて

 大してどうでもいいやろってことやわ~』


『人が本気で心配しとったのに』

『悪かったよ、悪かった。ごめん』



この後はいつも通りに会話をしていた。



大げさな妄想だが(笑)心配してくれたのは嬉しかった。

自分は平気で電話にシカトするくせに自分がやられると

心配なんだよね、本当に自分勝手な男(ヒト)。


でも心配してくれるってことは私のこと少しでも

想っててくれてるからだって思っていいのかな・・・





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327.ゲームしてくっ

2006-12-14 01:15:48 | 戦闘日誌
前回の続きです

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ラーメン屋を出て車を走らせた。

途中、コンビニに寄ってアイスを買い駐車場で食べる。

そして完成したマフラーを渡した。

『タッちゃん、メリークリスマスあーんどハッピーバースディ』

『まだクリスマスじゃないよ』

『だってクリスマスの前に渡さないとって思って

 過ぎてからじゃ遅いやろ?』


『まだ早いやん~』

『だってアタシには今年クリスマスは来ないのっ』

『は? とりあえずまだ早いからもらえん。

 あずかっておいて』


『だってぇ、過ぎてからじゃ嫌なんやもんっ

 会えんかもしれへんやろぉ?』


『会えんのや、色々忙しいもんねぇ』

『タッちゃんが忙しいかと思って』

『俺は別に忙しくないよ~、とりあえずまだ早いから

 預かっておいてっ』



うちに向かって車を走らせる。

うちの前に着いた。


『やっぱしゲームしてくっ』


部屋に入り2人でWiiのゲームをする。

どのゲームをしても彼には勝てない。

どんくさい私・・・ _| ̄|○

時間はあっというまに0時を過ぎていた。


『もう0時やよ~』

『あ、俺、明日遅出だから9時までに会社に行けばいいんだ~

 って、アンタは普通だから申し訳ないな』


『そうなん?じゃ朝はそれほど早くなくていいんやね』

『えっと、7時半過ぎくらいに出れば間に合うかなぁ~』

『じゃちょっと楽やね』

『アンタ、もうお風呂に入ってこやぁ』

『え~、何でアタシを風呂に入れようとするん~

 その間にちょっと寝ようって思ってるやろ~』


『寝ない、寝ない。遅いからはよ入ってこいよ~』


お風呂に入って来いって・・・ 泊まってくのかなぁ・・・?

お風呂からあがると案の定彼は床で寝ていた。


『タッちゃん、タッちゃん、寝るならベットで寝て』

『・・・う~ん、起きる。お風呂入るもん』

『お風呂入るの?』


彼がお風呂に入っている間、髪を乾かした。

いつもなら私が泊まっていけと言っても嫌だというのに

今日は当たり前のように泊まっていくらしい。

明日はもしかして雪か?嵐か?(苦笑)


腰にタオルを巻いた彼がお風呂から出てきた。


『も~~、タッちゃん背中ベタベタやんかぁ』


そのまま床に座ってTVをつける彼。


『風邪ひくからはよ頭乾かしぃ』

『乾かさへんっ』

『そんなベタベタの頭で寝かせへんっ』


彼の髪をドライヤーで乾かす私。



それから二人でベットに入った。

抱き合ってキス。もちろんその先はなし。

彼の腕枕にすっぽりと埋まって眠った。


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12/7(木) 6:20


携帯の目覚ましが鳴った。


『タッちゃん、起きてぇ』

『うぅ~~ん』

『目覚ましなったよっ』


ギュ~ッと抱きしめられる。


『も~、朝からこんなことしとってええのぉ?』

『いいのっ、ゆっくりする時間を考えて起きてるの

 すぐに起きれないんだもん』



そのまま1時間くらいベットの上で二人してゴロゴロしていた。

彼が出て行ったのが7時半過ぎだった。

その後、時間のない私は超特急で支度(笑)

無事に会社に到着した。



すごく幸せな反面、彼の考えが判らなくて

なんとも複雑なのだけれど・・・

少しでも長く彼の傍にいたい。

だからこれでいい。これでいいんだ。






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326.去年と同じ味

2006-12-14 01:14:02 | 戦闘日誌
12/6(水)


今日は一日中、会議&研修。

年金推進担当者会議である。

一日中、椅子に座っているのは本当に疲れる・・・


会議が終わってから女性4人で愚痴大会(苦笑)

皆何かしら仕事に不満をかかえているのね・・・



家に帰って彼からの連絡を待つ。

早くて19時くらいになると言っていた。



18:45

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

メールがきた。何となく、イヤな予感。


件名 ごめん(>_<)

本文 自分から誘いながら・・・

    まだ終わらない・・・

    遅くなってしまうけど、どうしよう(..)

    御飯だけでもいいかな?



予感的中。やっぱしね(苦笑)

でも御飯だけでも十分嬉しいんだな、私は。


件名 お疲れ様

本文 >遅くなってしまうけど、どうしよう(..)

    御飯だけでもいいかな?

    調度よかったよ。まだやってないとこ多いから。

    タッちゃんとご飯食べれるだけでも十分嬉しいざます

    お待ち申し上げてますわ。



イルミネーションはまた今度連れて行ってもらうことにしよう。

ううん、本当はイルミネーションなんてどうでもいいのだ。

彼が行こうと誘ってくれたことが嬉しい。

そして遅くなるけどご飯だけでもって言ってくれることが嬉しいのだ。

私は彼に会えればそれだけで十分嬉しい。


9時少し前に今からこちらに向かうと電話があり

うちへ到着したのが9時半くらいであった。


昨日仕上げたマフラーを持って彼の車に乗り込む。


『お疲れぇ』

『お疲れっ』

『何処へ行くん?』

『何食べたい?』

『何でもいいよ、あんまし重くないもの』

『じゃ、ラーメン食べる?』

『ラーメン?いいよっ♪』


到着したのは以前行ったことのある九州ラーメンの店だった。
戦闘日誌・113.ノースリーブにヤキモチ参照)

『タッちゃん、ここ一緒に来たことあるよ

 ほら、アタシがノースリーブ着てて、そのままで入るなって

 タッちゃん、言うたん覚えてへん?』


『そうやったっけぇ?』

『やっぱし覚えてへんのやね・・(苦笑)』

『俺は記憶力が悪いんだわ~』


懐かしい・・・ もう1年くらい経つんだなぁ。

二人とも前回と同じものを注文。

私は九州ラーメン、彼はホルモン定食。


『タッちゃん、確か前も同じもん注文したで』

『俺はここに来たらいつもこれなの』

彼は漫画を読みながら私と話しながらご飯を食べる。



去年もこんなカンジだったな・・・

去年のことを思い出しながら去年と同じ味の

ラーメンをすする私であった。


 


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325.マフラー完成

2006-12-14 01:09:27 | 戦闘日誌
12/5(火)


携帯の目覚ましで目覚める。日常の朝だ。

身支度をしていると家の電話が鳴る。

え!? こんな朝っぱらから??オカンか?


『もしもしぃ・・・』

『あ、また間違えた』

『も~、家の電話は誰かと思ってドキドキするから嫌だ~』

『声が違ってるもんな』

『え?そう?』

『昨日、モーニングコールしたるわって言ったやろ』

『してほしいなんて言うてへんしぃ』

『実は俺、起きたの7時半。まだ出たばっかり

 すっごいヤバイ』


『え、さっきやん。ってか大丈夫ぅ?』

『もう出たしこれ以上どうしようもならん』

『そやね(苦笑) 電話ありがと。それじゃ気をつけて

 お仕事頑張ってね。いってらっしゃい』


『はぁい、ありがと~それじゃぁねぇ』



私がちゃんと起きているか心配だったのだろうか・・

大丈夫だよ、タッちゃん。ちゃんと会社に行くからっ。


普通に会社に行き仕事をこなした。

今月はボーナスの月でもあるし国債が大量に償還される。

1ヶ月半休んだ分は取り返さねばならない。

かなりプレッシャーだが・・・

今、私が頑張れることは仕事くらいしかない。



夜、帰宅し少し家事をしてから編み物。

あと少しで完成する彼のマフラー。



20:50

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

メールがきた。


件名 明日は大丈夫かな?

本文 イルミネーション見に行こうか?


ヽ(≧▽≦)/ キャー  昨日言ってたこと覚えてくれてたんだ。

しかも明日なんてっ!嬉しいぃぃ。


件名 マジで

本文 わぁい、わぁい

    めっちゃ嬉しいです(≧▽≦)

    明日は会議だから定時に終わるよ。




明日、会えるのかぁ。しかもイルミネーション♪

そうだ、明日をクリスマスと彼のバースディにしよう。


最後の仕上げ。マフラーにふさをつける。

わぁい♪完成 \(o ̄∇ ̄o)/ カードにメッセージを書いてっと。


メリークリスマス あーんど ハッピーバースディ

 (合体させるなって?)

 目一杯、心を込めて編みました(の、つもり)

 しずくの気持ち次第で首が絞まるように作られてます(笑)

 もう冬真っ盛り。これして暖かくして風邪ひかないよ~にっ。

 ♡を込めてっ。            しずく



赤色とピンクの紙でキャンディみたいにラッピングした。

彼、喜んでくれるかな ((o(▽ ̄*)oワクワクo(* ̄▽)o))

でも、彼の場合約束したからって明日会えるとは限らないけど・・・



今日は早めにお風呂に入る。

お風呂に入っている間に彼から電話が入っていた。

彼に電話をする。


『もしもしぃ、お疲れ~』

『お疲れですっ』

『はい』

『はい』

『んと・・明日何処にイルミ連れてってくれるん?』

『わかんない~』

『何よ~、誘っておいてぇ』

『誘われたんやで、調べといて』

『失礼ねぇ、誘った方が調べるもんやろ、普通』

『え~~』


たわいのない会話が続く。

この後、一旦切ってかけなおしてくるのが2回。

そしてこれからお風呂に入るからと

バイバイしたのが0時少し前であった。


ここの所毎日連絡してくる彼・・・本当にどうしたんだろう??

本当に自分の気分次第でコロコロと変わる人(男)なんだから。

嬉しいけどこれでまたほっておかれたら凹むんだろうな(苦笑)

ま、凹んでも起き上がるけどね。きっと。



とにかく明日、会えますようにっ。(。-人-。)





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324.いつもの日常

2006-12-13 00:04:41 | 戦闘日誌
12/4(月)


一ヶ月半ぶりに仕事に行った。

一日中、バタバタだった。

店の人間もお客も笑顔で迎えてくれた。

これでよかったんだ、きっと・・・



夜、家に帰って電子箱(パソコン)の電源を入れる。

いつもの日常に戻ったんだよね・・・


2台買った<Wii>の1台をオークションに出していた。

少しよくばって落札価格をあげたため流れてしまった。

もう一度出品すると彼にメールをした。




23:30

家の電話が鳴った。

え?こんな時間に電話なんて・・?

家の電話番号を知っているのはごく限られた人間だけ。



『もしもし・・・』

『もしもし』


彼だった。


『何で家の電話?誰かと思うわ~』

『あ、間違えた』

『もうっ、びっくりした』

『今まで後輩につき合わされとったんやて

 延々と愚痴を聞かされとった。9時くらいから』


『別に何してたとか言わなくてもいいよ

 余計にあやしいから、聞きたくもないしっ』


『あやしくないわっ』

『ま、何でもいいし』


何かの本に書いてあった。わざわざ何をしてたかを

自分から話すのは後ろめたいことがあるからだと。

万人に通用するかは確かに判らないが・・・



『よく会社に行ったなぁ、えらいえらい』

『せやろ?ご褒美たくさん頂戴ね』

『いい子いい子』

『言葉はいらんww』

『恐ろしっ』


この後仕事の話になる。


『○○公園といえば、イルミネーションがすごいらしいで』

『そうなのぉ?明日、たぶん行くから行って見てきてあげる』

『見てきてあげるだけかい』

『どんなだったから口で説明してあげるっ』

『はいはい』

『じゃ、会社に行けたご褒美に何処かのイルミネーション

 見に連れてったるわ』


『ホンマ?うんっ』


また再び彼の会社の話。


『俺の会社の人なんてすごい性格悪い男やぞ

 社内恋愛で結婚したんやけど、嫁に今まで

 会社で恋愛してるかって聞いてしてないって

 言ったから結婚したらしい。

 同じ会社で恋愛した女は誰かのお古やと思うと

 嫌なんだって、俺もかなりヒドイ男やけど

 そいつもヒドイやろ~』


『目くそ、鼻くそやな。ま、わからんでもないよ

 男は結構そういう奴多いねん、アタシもセコ(中古)やしな。』


『目くそ鼻くそっていうな~!

 俺はその人みたいには思わんぞ~お古なんてっ』



この後も会社の話でもめる。

彼は寮住まい。同じ寮には既婚者だが単身赴任の人もいる。

寮費が独身と単身赴任者では独身の方が高いらしい。

それに納得が行かないという彼。

私は単身赴任なら二重生活で大変だから別にいいのではないかと思う。


『やっぱり折れんな~、オマエはっ』

『じゃ、あっさり折れてくれる女見つけたらっ』

『・・・・何でそんなに強気なんや』

『別にぃ、いつもこうやん』

『そうやな~、しずく様やでっ』

『せやよ、その通りっ。ほんならまたねっ』

『あ~あ、ケンカして終わってまったっ』

『え、これってケンカやったん?』

『ケンカではないか、言い合い』


彼は少しの言い合いでも嫌いである。

私にしてみればこのようなことは日常茶飯事。

私の周りには熱く語る人間が多い(笑)


『ええことやん、お互いの意見を熱く語るのって(笑)

 こんなんケンカのうちに入らんわ~

 タッちゃん、もう遅いよ、お風呂入った?』


『まだこれから。んじゃお風呂に入ってくるわ』

『うん、ごゆっくりぃ』

『明日、会社行けよっ』

『行くよ~』

『朝、起こしたろか?』

『え~、いりませんっ。ってか起こしてもらいたいのは

 アナタの方なんじゃないん?だって毎日起こしてもらってたもんなぁ』


『起こしていらんわ~、だってアンタの方が俺より起きるの

 遅いやんか~、だから俺が起こしたろうかっていったのに』


『アタシは起きれなくて遅刻したことなんてないのっ

 だから全然大丈夫っ。ほんならおやすみねっ』


『はぁい、お休みぃ』



ここのところ毎日話しをしているな・・・

彼はどうしてずっと電話をくれるんだろう。

あんなに放置状態だったのにね。

これが日常化してしまうのが辛いな・・



とっても嬉しいけど・・・

もう、必要以上に期待はしないんだ・・・




 

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323.ポカポカの夜

2006-12-13 00:02:22 | 戦闘日誌
前回の続きです。

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部屋の中に入る。今日はすごく冷える。部屋の中が寒い。


彼がさっそく<Wii>の箱を開け始めた。


『ちょっとここ広くして』

テーブルとソファをどける


TVに繋いで電源ON♪

やったぁ\(o ̄∇ ̄o)/ 映ったぁ♪


さっそく「はじめてのWiiパック」についているゲームで遊ぶ。

風船を撃つもの、間違い探しをするもの、釣り、etc.

ひとつずつ彼と対戦する。


『ん~、結構これ難しいよぉぉ』

『どんくさ(笑)』

『うぅぅ~くやしいぃぃ』


結局彼にはまぐれの1勝だけですべて負けてしまった。

お次はWiiスポーツ。野球、テニス、ボーリングといろいろある。

やっぱりどれも彼には勝てず・・・ _| ̄|○

時間はすでに1時を過ぎていた。


『もう1時やん~~、アカンもう寝な』

『一緒に寝よ~』

『え~、寝んっ』

『も~~っ、意地っ張り。ま、いいや。諦めた』

『あらぁ、今日は素直ねぇ』


そういいながら床に寝転がった。


『も~、そんなことしてるとまた床で寝てまうよ~

 ベットで一緒に寝よぉ。歯磨きしてきぃ』



歯を磨きに行く彼。まだ彼の歯ブラシは捨ててなかった。


『着替える?ってかこれ履けるかなぁ?』

『これから会社に行く』

『マジで?歯磨きしといて?』

『・・・ 意志の弱い俺・・ ごめんなさい。泊めてください

 もうこのまま会社に行き着く自信がない』


『(笑)じゃ、これ着て』


私のファンク用のパンツを貸す。私にはブカブカだが

彼にはやはりすこしキツイかな・・・?


ベットに入り電気を消した。


『はい』

腕を差し出す彼。

すっぽりと彼の腕の中に収まる。暖かくて気持ちいい。

彼の胸に手を回す。そしてキスをした。

一緒にこうやって寝るのって4月の明治村以来だな、半年ぶり以上かぁ・・・
戦闘日誌・157.ココロを温める気持ち参照)


『反応するやろ~~』

『反応せんかったら悲しいわ』


ジャージの上から彼のをさする。


『も~』

『だって・・・ 触りたいんやもん』

『昨日、言ったやろ』

『解ってるよ、でもめっちゃタッちゃんとしたい』

『今度ね。もう止めてっていうまでがんばるで(笑)』


そういって彼が私のパジャマのボタンをはずす。

そして自分のTシャツもたくしあげて胸を出した。

そして私の胸にくっつける。

彼の体温を直に感じて暖かい。気持ちいい。


『これで十分気持ちいいやろ?

 エッチしてるつもり~(笑)』


そういって私の上に乗っかる。


『うん、めっちゃ気持ちいい』


しばらく抱き合って深いキスを交わした。

いつのまにか眠りについていた。



12/4(月) 6:20

私の携帯目覚ましが鳴った。


『タッちゃぁん、起きてぇ』

『う~ん・・・』

『6時20分やで』


彼の携帯目覚ましが鳴る。


『今日は鼻の通りがいいから目覚めがいい』

『そうなん?でも昨日少し苦しそうやったで

 で、腕はずして「タッちゃん横向いて」って

 横向かせたら楽そうやった』


『オマエあんまり寝てないやろ』

『え?何で?めちゃよく寝たよ。ポカポカやったし

 ってか、もう朝になっちゃったよ~

 ずっと夜中のままやったらよかったのにぃ』



彼が私を抱きしめる。


『タッちゃん、こんなことしとってええの?』

『グダグダしてる時間もちゃんと入れてあるのっ』

『え~、そうなん~。いつもこんなん?』

『いつも起きるまでに時間かかる』


30分くらいベットの上で抱き合ってキスしてた。

朝っぱらから何してんだろう、私たち。

でも、気分は悪くない。気持ちいい。


そしていつものようにベランダから彼を見送る。

外はすごく寒かった。


そして・・ 

決めたっ!

彼にメールをした。


件名 アリガトウ

本文 銀行に行く。

    ご褒美たくさん頂戴ね。

    腰が立たなくなるくらい(笑)

    気をつけてお仕事頑張って(^-゜)




そして人間に戻り久しぶりに出勤した。







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