中村朋子 着付教室

湘南 茅ヶ崎で着物の着付をお手軽に

また逢う日まで

2021-02-01 10:36:12 | 着物
昨日1・31は東京吉兆本店が

銀座の地での営業最終日となりましたので

家族で伺いました。


本日のお部屋は船に見立てられた

誂えで写真手前の船縁から

風景を眺めるというつくりだそうです。








節分に因んだ美しく美味しいお料理。



この日は「炮烙割割り」という節分の

厄除開運が叶うという壬生寺の風習を

行って下さいました。

年男か年女が行うのが宜しいとのことで

娘が年女でしたのでさせて頂きました。

「鬼は外福は内壬生大念仏厄払い」と言った後に

お皿を割ります。

コロナ退散を願いました。



私のようなものがこのような場に

憧れ惹かれるというのは

「吉兆」の暖簾を揚げられた

湯木貞一氏のお言葉に

ありますように

「華やかなばかりではなくその華やかさを

乗り越えた侘び寂びが日本料理にはある。

その侘び寂びこそ日本料理の一つの華であって

これを世界の人に味おうて頂けるように」と

そういう作り手の方々の精神を

一歩お店に入った瞬間から

心に感じさせて頂いているからだと思います。


(写真を撮るときだけマスクを外させて頂きました)

写真はこの時代の立役者でもあられる大女将。

大女将のお話は楽しくて何より綺麗なお肌。

帰りに玄関で御草履を履こうとする私の

腕を持って支えて下さいます。

普通逆ですよね、私がお支えさせて頂くなら

わかりますが、、、。

御年90歳をお迎えになられるそうですが

パワーを頂けます。

若女将は

ご覧の通りの美しさ。

気さくで優しくてお会いする度に

益々ファンになってしまいます。



このような貴重なお時間を

頂くことが出来ましたことを

心から感謝いたします。


またお目にかかれますことを

お待ち致しております。

※掲載のご許可頂いています。