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伊坂幸太郎ベストテン

2008-07-15 | 読書
いつの間にかはまっていた伊坂幸太郎の小説もついに10作制覇したので、ここで好きな作品ベストテン発表します。


1.グラスホッパー
 殺し屋だらけの物語。世の中にはこんな個性的な殺し屋たちがいるのか。
 巧妙に挿入された伏線に、最終的に全てが解決する展開。
 終わった後の爽快感が気持ちいい。

2.アヒルと鴨のコインロッカー

3.重力ピエロ
 重いテーマなのだけど最終的に泣ける作品。これぞ家族愛。
 登場人物が限られているだけに先の展開が読めたりするのだけど
 それでもぐいぐい惹きつけられてしまいました。

4.陽気なギャングが地球を回す

5.死神の精度
 ミュージックが大好きな死神の話。
 ちょっとずれてるけど真相を突いている死神の発言に何度もくすりとさせられました。

6.オーデュポンの祈り

7.陽気なギャングの日常と襲撃

8.チルドレン
 全編通じて活躍する"陣内"のキャラが最高。
 基本は短編集なのだけど、本全体でも物語として成り立っています。
 大好きな話と先が読めちゃう話とで落差が大きかったかな。

9.ラッシュライフ
 それぞれの登場人物のストーリーが前に進んでかと思ったら後ろに進んでいて
 それぞれが複雑に絡み合っていて、、、ほんとエッシャーのだまし絵みたい。
 こんな小説、常人には書けません。

10.終末のフール
 人生の終わりが数年後に迫った地球人それぞれの終末の迎え方。
 ぎりぎりに追い詰められた先に頑張って生きる姿に何か前向きになれました。


今は巷で話題の(本屋大賞とったり、山本周五郎賞とったり、直木賞辞退したり)ゴールデンスランバー読んでます。