陽気なギャング

『陽気なギャングが地球を回す』（映画）
『陽気なギャングが地球を回す』（本）
『陽気なギャングの日常と襲撃』（本）
を見ました。

■『陽気なギャングが地球を回す』（映画）
個性的なキャラによるテンポのある犯罪ストーリー。演じる俳優もはまり役。
特に本業の銀行強盗のシーンが圧巻です。
しかし色々な伏線を押し込むにはちょっと時間が短かったかな。
全体的に派手な感じで、いい意味で・悪い意味で映画っぽい仕上がりでした。

■『陽気なギャングが地球を回す』（本）
個性的なキャラが織り成すテンポ＆センスある会話がツボでした。はまるわぁ。
映画のストーリーとは似たようで全然違くて、こっちの方が伏線がしっかり活きててよかった。
まぁ映画の方があとだから原作をちょっとずつ崩そうとしてあぁなったんだろうけど。

■『陽気なギャングの日常と襲撃』（本）
前作よりさらに各キャラの個性が際立った続編。ちょっと漫画っぽくなってきたかな。何でもアリな感じで。
このキャラならここではこうする（した）だろう、というのが徐々に読めてきて実際に読んだ通りになったりもするのだけど、それでも飽きが来ないのが素晴らしい。
裏の裏をかかれたりして。しかし柔道部って。。。

本の方は通勤時間に寝る間も惜しんで一気に読んでしまいました。
とにかく痛快（死語？）な話を求めている人にはお勧めです。
さらに続編出ないかな。