「断機の戒め」。有名ですね。勉学は途中で投げ出したらダメなんだって。機織の布を断ち切ったっていうんですから、かなりキレやすいお母さんだったのかも。
私は「孟母」というよりも「猛母」と思えてしょうがないんですが。だって、「列女伝」に出てくる話ですからね。「列女」はもともとは「烈女」と書くらしい。
その「烈女伝」。歴代の烈女の伝記を集めたものらしいですね。読んでみたいような。読むのがこわいような。
そもそも論なんて展開するつもりはありませんが、ウチのミミも気性が激しい。ネコのぶんざいで私が前を歩こうものなら「フー」って怒りますからね。挙句のはてに足の甲を噛まれたりもして。いつも机の上に乗って仕事の邪魔するヤツ。
まったく立場が逆転。ウチではネコさま。
11日は。朝から断水だったんです。夕方4時30分まで。不便このうえないですね。それで朝から、水をあちこちに貯めておいて。バスタブにも。
バスタブっていえば。点滴かなんかの注射針を使い回していた病院の院長が言ってましたね。「私の家にはお風呂がないんですぅ」なんて泣き顔で。そのくせちっとも涙なんか出ていなかったようですが。
その昔。清少納言が枕草子で書いていましたね。悲しい場面で涙が出てこない。一生懸命に泣き顔を作って泣こうとしているのがおかしいと。
相続の場面で登場する「笑う相続人」などもそんなもんですかね。みんなが悲しんでいるのに一人だけ笑っているって。みんなが葬儀場にいるのに登記所にいたって…。
ところで、メタボの…身重の(?)わが身。…とはいえ、水ばっかり呑んでいるわけじゃありませんから、メタボの「戒め」にはならなかったんですが。それでも汗で少しは水分が出てくれないかなぁーと。
水を断ったからといって、仕事が捗るわけでもありません。