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~窓をあけよう☆~

~部屋に風をいれよう~

グエルチーノ展

2015-03-28 23:24:22 | 一期一絵
3月20日と24日に鑑賞しました。 グエルチーノ(1591-1666年) は呼称で本名は ジョバンニ・フランチェスコ・バルビエーリだそうでイタリアのチェント市が誇る画家です。 17世紀イタリアバロック美術の第一人者で、スペインのベラスケスにも影響を与え、18世紀には大変な名声を得てイタリア美術の最大の画家の一人とまで言われました。ドイツのゲーテがイタリアに旅行した際、グエルチーノの作品を見るた . . . 本文を読む

新印象派 ―光と色のドラマ―展

2015-03-20 00:01:22 | 一期一絵
肌寒く時々雨が降った3月10日にポスターに載っているスーラの絵に惹かれて東京都美術館にて鑑賞しました。 まずは筆触分割技法を使って作品を描いた印象派を代表するモネの絵画から展示されてました。 次に印象派展の創設メンバーで唯一全8回に作品を出展したカミーユ・ピサロ。ピサロは点描画家スーラやシニャックの化学的に色彩を分割して混色をせず(白だけは濃淡をつけるため混ぜている)点描のみで描く絵に新しい . . . 本文を読む

ホイッスラー展

2015-02-27 13:40:58 | 一期一絵
2月13日にそして2月25日に横浜美術館にて鑑賞しました。 ジェームス・マクニール・ホイッスラー(1834~1903年)はアメリカ人で父親が陸軍を退役したあとロシア皇帝に雇われて土木技師として仕事に赴いたのでロシアでかなり裕福な少年時代を過ごしたそうです。17歳でアメリカの陸軍士官学校に入ったもののの問題生徒だったそうで3年で退学、その後ワシントンD.C.にあるアメリカ合衆国沿岸測地局の図面 . . . 本文を読む

奈良原一高 王国

2015-02-03 00:00:19 | 一期一絵
1月29日、国立近代美術館にて「高松次郎 ミステリーズ」に続いて鑑賞しました。   奈良原一高氏(1931年生まれ)の写真展「王国」は1958年フォトサロンにて発表され、また「中央公論」の9月号でも巻頭のグラビアページで紹介され、高い評価を得て1958年度の日本写真批評家協会賞新人賞を受賞されたそうです。 今回の展覧会は、2010年度に株式会社ニコンより寄贈を受けたプリント全87点により、「王国 . . . 本文を読む

高松次郎 ミステリーズ

2015-02-02 01:13:34 | 一期一絵
1月29日に国立近代美術館にて鑑賞しました。 この日は同じ建物で開催されている二つの展覧会を見ました。 まず最初は「高松次郎 ミステリーズ」 高松次郎(1935~1998年)氏は数学と物理学に傾倒し、作品作りに影響を濃く表現しているのだそうです。 特に量子力学。その中でも物質の最小単位である素粒子の存在をとても強く意識した作品が多く展示されてました。 物体を解体して理論の上では素粒子の単 . . . 本文を読む

雪と月と花展

2015-01-23 00:08:15 | 一期一絵
1月13日に三井記念美術館にて鑑賞しました。 この美術館を擁する三井本館は重要文化財の昭和初期洋風建築でアメリカの会社が設計しやはりアメリカの会社が施工を行った建物だそうです。ベネツィアから取り寄せた大理石の外観は重厚で、外側に浮き上がった柱(円柱ではない)がギリシャ神殿の柱みたいです。 そして本館7階の三井記念美術館の内装は木の壁や窓にかけたカーテンも重厚で歴史を感じました。 江戸時代か . . . 本文を読む

ボストン美術館 ミレー展

2014-12-30 11:25:35 | 一期一絵
12月26日(金)に三菱一号館美術館にて鑑賞しました。 会場は始めの展示室は人が多かったですが見づらくはなくスムーズに鑑賞できました。 ジャン=フランソワ・ミレーまずは青年時代の肖像画 「自画像」1840~41年頃 大柄そうでハンサム。ちょっと戸惑った表情が魅力的です。 ミレーはノルマンディの豊かな農家の長男で、父親が絵の才能を認めて農業を継がないで画家になるのを許すほどの愛情深い恵まれた . . . 本文を読む

フェルディナント・ホドラー展

2014-12-10 23:24:38 | 一期一絵
日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展 12月2日に国立西洋美術館にて鑑賞しました。 フェルディナント・ホドラーは初めて知る画家でした。 スイスを代表する国民的画家だそうです。 最初に展覧会場の前でホドラーを案内する映像が上映されていたので、見てみると、スイスの鑑賞者が「ホドラーの色がきれいで好きです。」と言われていたのが印象に残り、その映像を見た後、会場に入り、な . . . 本文を読む

ウフィツィ美術館展

2014-11-28 14:57:50 | 一期一絵
ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで 11月11日と18日に東京都美術館で鑑賞しました。このポスターは上野公園内にあった立て看板より 楽しみにしていたウフィツィ美術館展、なかなか行けなくて11月になりやっと行けました。 まずは初期ルネッサンス 画家が職人から新しい文化の担い手として認知された時代。 ガッディ家三代の画家の肖像を描いた絵から始まり . . . 本文を読む

高野山の名宝展

2014-11-23 14:31:37 | 一期一絵
「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」展 11月15日にサントリー美術館にて鑑賞しました。 この展覧会、なんというか、凄いのです。こんなすごい仏像や仏教絵画を一気に見てしまってよいのかと思うくらいの濃密な空間でした。 全ての作品を書くことはとてもできないので 私は八大童子にお会いするのを第一の目的で展覧会に向かいましたので、やはり八大童子のことを中心に感想を書きたいと思います . . . 本文を読む