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~窓をあけよう☆~

~部屋に風をいれよう~

逆境の絵師 久隅守景展

2015-10-28 14:06:58 | 一期一絵
副題は「親しきものへのまなざし」 久隅守景(くすみもりかげ)は江戸初期に活躍した絵師。狩野派の棟梁の狩野探幽の弟子だったそうです。 弟子の中でも選りすぐりの4人は四天王と呼ばれ、さらにその中でも筆頭と言われた実力者。師匠探幽の姪と結婚し、狩野家一門の身内となり絵師としての栄達の階段を順調に上って行ったのですが、人生の後半生は事情により師匠のもとを去ったそうです。 絵師としての前半が華々しかったこ . . . 本文を読む

ウィーン美術史美術館所蔵  風景画の誕生展

2015-10-16 15:02:01 | 一期一絵
10月9日にbunkamuraザ・ミュージアムにて鑑賞しました。 ウィーン美術史美術館は19世紀にネオルネッサンス様式で建てられた外観も内部も贅を尽くした建物で、ハプスブルク歴代皇帝が収集した貴重な所蔵品を展示しているそうです。 今回の展覧会はウイーン美術史美術館の所蔵作品の中から、風景画という絵画分野を確立していった過程を知るというテーマで作品を選んだそうです。 風景画はここ数年、とても好 . . . 本文を読む

オスカー・ニーマイヤー展  ブラジルの世界遺産をつくった男

2015-09-29 13:53:11 | 一期一絵
9月26日、東京都現代美術館にて鑑賞しました。 会場は一部を除き写真撮影可能でした。土曜日なので比較的鑑賞者が多かったので、平日の人の少ない時の方が自由に撮影で来たなとちょっと反省。 建築物の模型と写真そしてデザインした家具が展示され、アトリウムには60ヘクタールに及ぶ広大なイブラブエラ公園の1/30のジオラマが作られていてガリバーになった気分で実際に中に入れました。個人的に圧巻だったのは60 . . . 本文を読む

ボルドー展 ―美と陶酔の都へ―

2015-09-22 00:25:49 | 一期一絵
9月19日に国立西洋美術館にて鑑賞しましたボルドーといえば、赤ワイン色をボルドー色とも呼ばれるほどのワインの名産地。友人がボルドー色のセーターの写真を見せてくれて、それがとても素敵で思わずこの展覧会を見に行こうと思い立ち開催期間終わり近くに行きました。いざ作品を見てみるとかなり見ごたえのある展覧会で、大小あわせて200点を超える作品群や解説からはボルドー市民の深くて熱い郷土愛を畳みかけられるように . . . 本文を読む

クレオパトラとエジプトの王妃展

2015-08-22 01:57:30 | 一期一絵
8月12日、クレオパトラの命日に東京国立博物館にて鑑賞しました。 エジプト関係の展覧会は毎年夏に上野公園にある美術館、博物館のどこかで開催されているようです。私はもう何年前なのかわからないくらい前に行ったことがありました。ずっとエジプト展が気になっていたけど、夏休みって人が多そうだし家に子供がいるし何となく行かないでいました。今年は思い切って前売り券を生協で購入し、購入したからには絶対行こうと . . . 本文を読む

ロバート・ハインデル展

2015-08-09 18:07:40 | 一期一絵
8月5日に西武池袋店のアートフォーラムにて鑑賞しました。 本当は横浜のそごう美術館にて、7月4日(土)より7月26日(日)まで開催されていた『没後10年 ロバート・ハインデル展-光と闇の中の踊り子たち-』を見たかったのですが、見に行くチャンスを逃して、残念に思っていたところ、池袋西武のアートフォーラムで鑑賞できるチャンスがあると知り、見に行きました。 行ってみたら、展覧会ではなくギャラリーでした。 . . . 本文を読む

へレン・シャルフベック 魂のまなざし展

2015-07-17 13:04:27 | 一期一絵
日差しが痛いほど強い7月14日巴里祭の日に鑑賞しました。 芸大美術館のなかの3階ワンフロアに84点の作品がコンスタントに並び、ぐるりと一周するとシャルフベックの生涯の作品を一気に鑑賞でき、見やすかったのでもう1周して鑑賞しました。 ヘレン・シャルフベック(1862~1946年)はフィンランドの国民的画家だそうです。 私は初めて知った画家でした。美しい色彩を持ち、女性らしい感性を持ちながらも、 . . . 本文を読む

大英博物館展

2015-06-17 16:07:54 | 一期一絵
6月2日に東京都美術館で鑑賞しました。 展覧会場入口にこんなディスプレイが。 展示されているルイス島のチェスの大きいレプリカ。ここの中に入るとハリーポッターのチェス盤上での対決シーンに入り込んだ気分。 今回の展覧会は副題が「100のモノが語る世界の歴史」と書いてあり、確かに美術作品というより人々の生活に深くかかわったモノばかり。 こういうのを文化人類学というのかな?きちんとはわからないので . . . 本文を読む

ルーヴル美術館展 日常を描く 風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄

2015-05-24 16:39:17 | 一期一絵
5月11日に国立新美術館にて鑑賞しました。 福題は「日常を描くーー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」 4種類のポスターの内3種類の写真が撮れましたので載せました。あと1種類はティツィアーノの女性像でした。 今回は、ルーヴル美術館の膨大な所蔵品のなかでも人々の生活の営みをテーマにした作品を選んで展覧会が開催されたそうです。 作品は主に16世紀から19世紀にかけての作品を選んだそうです、が最 . . . 本文を読む

生誕100年 ターシャ・テューダー展

2015-04-13 12:52:49 | 一期一絵
3月30日にご近所さんに誘われて4人で銀座の松屋デパートで開催されたターシャ・テューダー展を見に行きました。 もう、すんごい人。会場に入るとターシャさんの言語録をメモする用紙を渡されましたが、あまりの混雑でボーっとして書けませんでした。紙を広げて書く余裕もなかったですし・・・。会場の皆さんはやっぱり赤毛のアンの世界や大草原の少女ローラの世界を憧れる少女なんだなあと思いました。 お土産売り場のレジ . . . 本文を読む