別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン12 気まま感想9

2019-12-29 21:56:26 | シーズン12

第15話 天使と悪魔の計画

・キャンプをしていたカップルが見えない動物に襲われる。お馴染み地獄の猟犬。
・狩り後で全身ネトネトのディーン。座ろうとするのを止める弟。
・「シャワー浴びろ、4日も同じトランクス履いてる」…ちょ。
・「変だろ。チェックしてんのか」 さすがの兄も突っ込み。
・「4日も変えない方が変」 論点をずらすサム君弁護士気質って、そういう問題ではない。
・兄の不潔さを咎めるサムだが、怪物のアレコレがくっついたバットは机に放置のまま自分も去る。
・男ども!!
・メアリー、サムにも電話するようになったねv
・キャスは前回、ダゴンに消された天使の器のウェイトレスを調査に聞き込み。
・店長はすすんで聞きこまれる(笑) S1にも出てきた、宇宙人説大好き人間。
・しかし言ってることの半分は当たっている…。

・生き残ったカップルの女性を訪ねる兄弟。家に入れてもらう際に、アングルが下になり…。
・兄弟、うしろ!!
・結局二人が彼女の家に犬入れたぜ。
・猟犬って見えず、吠え声も契約した者以外には聞こえないにせよ、爪痕が残せて実在するのに、匂いも気配もないのか?
・襲われたグェンを間一髪で兄弟が救う。
・彼女も恋人も契約していなかったので、奴に聞くことに。
・クラとルシの毎度のやり取り。部下の毎度の邪魔。
・逃げ出したのは、ルシファー以外には従わない猟犬ラムジイ。名前可愛いやん。
・実は逃がしたのは悪魔部下。隙を見てルシの鎖のカギを外す。
・だ・か・ら。魔王と約束なんて成立しないとなぜわかんねえんだこいつら。
・色々想うところありつつも、ラムジイ退治に兄弟と出向くクラウリー。
・サムにグェンとインパラを預ける兄。「たのんだぞ」☜女子ではなくベイビーのほう。
・キャスは天使仲間にルシファーJr探しの共闘を申し出られる。
・ぜったいに何かある。
・メガネ兄弟再び!
・お互い変った。俺に染まってると言うクラ。兄身震い。まあもう良いコンビですよ。
・グェンは彼氏と別れるつもりだったが、言えずにうやむやにして離れようとした。
・ちゃんと伝えればよかったと悔やむグェンの様子を見つめるサム。
・前回、「時間をくれ」などとキメたわりに、やはり揺れておる(^^;
・猟犬現る。だからさ、眼鏡はゴムとかでくくりつけとけよ。
・クーラーボックスで見えないワンコを殴りつけるグェンは勇気ある獣医志望。
・猟犬を突き刺したサムに、ショウジョウを突き刺した兄を思い出す。
・サムがクラウリーに、「ありがとう」と!(ちょう頑張ってたv)
・鎖を外し、王座に座ってたルシファー。しかし今回はクラが上手。
・器の細胞一つ一つに呪文をかけたと。ニックの器どこにあったんだ。なぜ腐ってないんだよ。
・サムは早々に兄に告りました。ディーン意外にあっさり受け入れた。
・キャスは天界へ。電話の声にまたも兄は「家族の嘘」をキャッチ。


息子を戻されて激おこだったクラだけど、ルシファーJrを父親の前で殺す方が復讐になるにシフトした。子供を失う苦しみを知ったから。でもそれ、ルシに有効かな?
ギャビンは元の時代に戻って、現代でのことは忘れただろう。覚えてたら恋人と生きようと船に乗らない選択をしかねない。
父親と和解したギャビンはもういない。二重の意味でクラウリーは息子を失った。けれど、父さんの顔を見て別れを言いたいと言った息子は、確かに存在したんだよ。そしてギャビンとフィオナは一緒に死ねるけれど、天国では別々の部屋に入れられる。おそらく互いがいる理想の世界だろうけど、相手は本物じゃない。そのことを兄弟は言わなかったし、言うべきでもない。
地上での限りある一瞬に、許し、言葉を交わしたことが本物。

身内の隠し事に関するディーンの感は、もはや匠の技(笑)
兄貴は現実しか見ない。偏見や好悪で判断を間違えることはあっても、未来を夢見ない兄の直観はたいてい正しい。
サムとメアリーは良き未来を信じたい気持ちが強い。それも強さにつながるが、希望的観測でカンを外すこともあるんだよね。
たぶんジョンはディーンと同じだっただろうから、ウィンチェスター家はそこのところでも半々。
兄の直観と弟の指導力が重要になっていく、この先の展開。


第16話 奇跡の少女

クレア・ノバック定期の登場。この時点では次シーズンにパイロット版が出た、「Wayword Sisters」へ向けて、クレアを主役に持ってくる準備がされていた。ジョディとドナが人気でも、二人がメインでシリーズはできないと判断されてた。どすこいおねえさんの二人、私は好きだけどねえ。
クレア役のキャスリン・ニュートンは出るたびに綺麗になってて、確かにゴージャス。彼女は他のドラマでも活躍してるようだし、ポケモン映画にも出て来日したね。でもスパナチュにおいては兄弟がメインにならぬスピンオフはやはり無理だった。

爆弾娘クレアは、もはや兄弟の姪ポジ。義兄弟のキャスの疑似娘だからおかしくはない。恋人を出すとファンがうるさいけど、妹ポジのチャーリーは人気が出た。フェリシアが上手かったのもある。
クレアは嫌いじゃないんだが、登場回の話はパターン化されてていまいちだった。クレアが暴走し、キャスがおろおろして兄弟がフォローする。今回はキャスは登場せず、UKのミックの合流が絡んで、少し変化が出た。

前にも書いた気がするが、クレアの性格は成長途中の傷よりも、両親が猪突猛進だった遺伝だと思うよ。彼女が関わると、どうしてもおっさん臭が出てしまう兄弟。おっさん扱いだし。
振り回すクレアに兄弟は結構過保護。サムは自分が反抗的だった過去を思い出すだろうし、ディーンは自分が保護者に反抗できなかったから、なりふり構わない少女の姿がまぶしい部分もある。まあ男ってむしろ、こういう暴走女子をほっておけないんだよな。

単独行為、反抗、突っ走り、大事故、反省、成長。そのパターンは変わらずで、いつまで十代の反抗するつもりだよと思うが、SPNはメインの大人たちも同じことを繰り返してることを思えば、王道か(^^; 
今回はミックの流れの方がむしろメイン。

・兄妹が狼男に襲われ、兄は殺され、妹は怪我。
・その件でミックに呼び出された兄弟。ディーンは共闘には渋々同意したが、呼び出しにはおかんむり。
・ミックは兄弟に同行を求める。文系だけど一応前向き。
・ケンドリクス、UK賢人のホグワーツ。
・知識の宝庫と聞き、サムの顔が輝くも、兄のジト目にあう(笑)
・ホグワーツにサムがいたら、レイブンクローかな。いややっぱりグリフィンドール(兄弟一緒)
・ミックが三ツ星ホテルのスィートに各人部屋を取り、手の平を返す兄vv
・ウェルカムキャンディーをガメすぎ。ボロボロ落としてるがな。
・朝プールをノーパンでしたと言う兄に、ウエッなサム。
・「水着は?」と聞くあんたも兄のアンダー事情を気にしすぎ
・入院中のヘイデンを調査に来たが、医者に化けたミックは彼女が噛まれてたことを兄弟に告げず、夜に処理しに行く。
・変異した彼女に肩を傷つけられたが、薬剤で殺す。
・同件でうろちょろしてたクレアを問い詰める兄弟。
・ロクなもの食べてない彼女に、ハリー・ポッターがおごってくれるとホテルのメニューを渡す兄。
・ミックのことを聞くクレアに、「話は長い。ダウントン・アビー位に」 見てんのかvv

・クレアとサムはヘイデンの友人に、ディーンとミックはヘイデンが入り浸っていたバーに聞きこみ。
・クレアには「不気味なおじさん」扱いされ、兄には『UKとソウルメイトのオタク』扱いされるサム。
・君の真価は二人のタイプには通用しない。
・嘘に対するディーンのカンはミックにまで適応。ミック嘘ド下手だけど。
・狩りも怪物退治も白と黒にわけられないこともある。命令がすべてなニックだったが、殺した少女と嘆く母親に気持ちが揺れている。
・クレアはサムに説教されてブチ切れ、一人になった時に狼男に噛まれてしまう。
・マウスしか成功例がない療法を試すことになる。
・クレアを噛んだのはバーテンその1で、UKに仲間を皆殺しされて、群れを作り直すために仲間を増やそうとしてた。
・すべてはUKがいらんことしい。
・どれだけ暴走しても、ジョディに怒られるのは嫌なクレアはやはり可愛いね。
・バーテン狼男がクレアを連れ去ったが、三人が駆け付け、まずサムがタックルかます。
・毎度の周辺器物損壊…。
・兄は変異を始めたクレアを鍋で対応。薬剤の準備が整い、サムがバックパックを盾にクレア誘導。
・それ完全に犬の調教では。
・狼少女クレアはなかなかいいぞ。
・もがくクレアを見ていられないディーン。こういう際は対峙できないんだよね。
・薬が効いて、クレアは戻りました。
・ミックに礼を言い、猶予を与える兄弟。

クレアはジョディに留守電で告白し、「ジョディがマムで良かった」と。
彼女は体当たりタイプなので、ディーンの方とシンパシィ感じやすい。サムの理の通ったお説教には切れてしまうが、サムの方が彼女の意志を先に認める。理と情。兄弟に支えられてツンデレ少女は徐々に成長してる。

ミックもいい奴な感じを見せてきましたが。私が引っかかるのは、シーズン始めのサイキック少女の件を黙ってること。言ったらサムは切れるじゃすまないからね。今回も切れてた。
ミックはこの先、言う機会もあったかもしれないが…。命令した方も、殺した実働部の奴も、その事実より、それを兄弟に言わないことの方が私は気に入らんのだよ。この件は先まで持ち越します。

 

今年最後の更新です。S12終わらんかった(^^; 正月はようやくS14見るぞ!

 


4 コメント

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Unknown (MIKE)
2020-01-11 21:55:51
山吹さん、こんばんは!
昨年も山吹さんの記事に大変お世話になりました。今年も無理のないペースで更新していただけたら嬉しいです。
冒頭のバットの登場には笑わせてもらいました♪別のドラマのJDMの武器を『親父の愛用品』と言って登場させるのがスパナチュだなって感じですw
クラは弟にお礼言われて嬉しそうでしたね。どんどん人間っぽくなっていいのか悪いのか…。
私も兄弟がホグワーツに居たらグリフィンドールだと思いますw
今年もよろしくです (山吹@毎度ギリギリ)
2020-01-12 13:28:05
MIKEさん、いつもありがとうございます! 
サイレント読者が多いこのブログに、コメント頂けるのは嬉しいですv 常にギリギリでやっておりますんで、励みがないと消え果そうになる(笑)
あ、あれニーガンの武器か!! WD見てないんですよ。あらゆる映像ツールが無い家(^^; 言われてみれば見覚えあるわ。最近、字幕と吹替え両方見る暇がないので、色々洩れると思います(^^; ラムジィというのもゲースロかららしい。スパナチュはドラマネタが多いしねぇ。
兄貴の衛生観念は最低レベルですが、キッチンが割と整頓されてるのも(冷蔵庫外)兄貴の手によると思うんですよね。サムは書類の整理はしてもそっちはやらない(笑)
クラウリーはネオ身内みたいになってるからねv キャスの二の舞。
ホグワーツに兄弟がいたら、兄は食堂で食いまくりクィディッチでシーカーやってますね。弟はグリフィンなのに図書館の虫で全学科主席ですvv
Unknown (MIKE)
2020-01-12 21:21:15
山吹さん、度々失礼します。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。毎回薄いコメントで申し訳ないです。詳しい内容に対し、何となく観てる自分がコメント送るのは失礼なのではと思ったり…楽しく読んでいることをお伝えできればと送らせていただいてます。
スパナチュの映画ドラマネタは知っていると面白いですよね。ゲースロ並みの予算があれば、ラムジーもカッコいい映像になるのでしょうねぇ。
弟がグリフィンにいたらハーマイオニーといいコンビになりそうv
クレアは大人の年齢になっても反抗期が続くタイプのような・・弟の説教に「はいはい、正論ね」とイラついてそうですw
失礼などと(笑) (山吹)
2020-01-13 00:36:13
MIKEさん、再度ありがとうございます。
失礼なんてあるはずがw ありがたいですよ。本館映画ブログの方には、たまーにとんちんかんなコメントという名の自説の作文みたいなのが来ましたが(笑) 
低体調で一人ブツブツ書いていると、たまに何やっとんだと自力突っ込みが入るので、お声がけください(笑)

低予算で少人数制の中での工夫が、スパナチュならではの味でもあります。迫力ある猟犬の姿がない代わりに、ゲストヒロインが果敢にクーラーボックスでぶちのめす演技が冴えますvv
クレアは噛みついてこそなんぼの爆弾娘で定着しましたからねー。変身せずとも狼少女。永遠の10代です。
W兄弟㏌ハリポタ。ネタが出ますねv ディーンは全科目筆記では底辺で、抜群の実技で落第を免れてる。サムは兄に学内で会うたびにガミガミ言ってるけど、兄はいっも弟自慢してる。ってこの世界でも変わらんわ(笑) 闇を内包した生まれという点で、ハリーとサムは似てるんですよね。いずれは闇払い兄弟として名を馳せるんだと思います。

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