古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

1月の着物 小紋

2006-01-19 20:05:11 | 着物・帯
1月には着物でのお出かけの機会が増えます。
仲間うちでのコンサートや気軽なお茶会などには小紋の着物が打って付けです。他にも紬ではくだけ過ぎかなと思われる集まりに、染めの小紋は便利な着物です。小紋は柄によって格の幅が広いですので、江戸小紋から飛び柄模様まで数枚あるといろいろ楽しめます。
この着物は本当はもっと白っぽいのですが、縮緬地に藤色とグレーの蝋たたきで暈し模様になっており、小さな小さな松竹梅が飛んでいます。1月には好んでおめでたい柄を着ることが多く、帯は縮緬の手描き染め9寸名古屋帯。人間国宝羽田登喜男さんの鴛鴦柄で、オシドリの周りにはやはり松竹梅が描かれていますので1~2月に使うことが殆どです。黒い帯は薄色の着物をきりっと引き締めてくれるので大好き。他には宝尽くし柄の帯も寿ぎの気持ちを表したい時によく締めます。

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