運動音痴 って わかります？
逆上がりができない・・・
ドッヂボールで 真っ先に標的になり 仕留められてしまう・・・
いわゆる 運動神経が トロいヤツを 卑下して
そう呼ぶのであります
そして ワタシは 運動音痴です
自覚してます・・・
っが
高校１年の秋まで バレーボール部にいました
そう 男バレ っす・・・
モントリオール・オリンピックで
「世界一のセッター」と呼ばれた 猫田 に 憧れていました
夏休み中は 学校で しごかれまくり
そして 泊まり込みの夏合宿へ突入するのです
「スリメン」 「ワンマン」 と呼ばれる方法があって
バレーコートは 片面９ｍ×９ｍ
ソコへ ３人入って ネット側に指導者が立ちます
指導者は ９×９のコートより遠くまで ボールを放ります
一球 一球 絶え間なく バンバン放ります
遠くへ放ったと思えば 次は自分のすぐ前に ポトリと落とす
ソレを ３人で拾いまくる というのが スリメン Three men・・・
だから
ワンマンは ひとり・・・
「あとひとつ！」 っと言われても
そのひとつが 拾えない
手が もう５ｃｍ長ければ でも
その ５ｃｍが 拾えない・・・
どうしても ソコへ届かない・・・
当時 国士舘大学在籍中の「ほりの」さん という先輩が
とにかく 凄かった 恐かった
どうしても 「あとひとつ」 が拾えなかったワタシに
「ウサギ跳び コート一周！」
一辺９ｍですから 相手側を含めて 合計５４ｍ
「練習中に 水なんか 飲むな」 の時代のしごき
言われるままに ウサギ跳び・・・
同じ一年生に 「オマエ ワンマン 何分やってたと思う」と訊かれたほど
の その直後の ウサギ跳び・・・
後ろ手に組みますから 気持ちだけが前へ行き 足が出ないと
顔面から転びます
そのうちに 気持ちは前に進もうとしても
カラダを宙に浮かすことさえできなくなり
その場で 屈伸運動しているみたいになり
果てには 気持ちとは裏腹に カラダは動かなくなり
止まったように見えたコトでしょう・・・
「バコン！」 という音と共に 目から火が出て 顔面から転倒・・・
気がつけば 「休んでんじゃねぇ！」 の声・・・
ほりのさんが ワタシの後頭部めがけて ボールを投げつけたんですね
(事実を憶えているだけで 恨んだりなんか していません
ほりのさんも 175cmのワタシより背が低く
色々 お考えがあったんだと思います)
「双方が信頼し合って 合意の上なら 体罰は容認され 必要でもある」
という考え方も まだ あるようですが
体罰も口罰 つまり パワハラも ワタシは絶体否定です
ウサギ跳びをして アタマにボールを投げつけて うまくなるなら
怒鳴り飛ばして ビンタ張ってれば うまくなるなら
そう し続けたら良いでしょ？
思えば 逆に パワハラをしたこともあります
結果的に エスカレートして
言ってはいけないことを 言い
してはいけない行動を しました
なので 予告編を観て それでも 観たくて
ココで
「セッション」
朝の9:30から 観てきました
過去に フルメタルジャケット という映画がありましたが
鬼教官が 新入りの海兵隊を しごきまくる のであります
戦争してますから 人殺しのプロを 作るわけです
セッションも プロのジャズ・ミュジシャンを作る という ストーリー・・・
アメリカでは 何十年経っても
ＴＶだったら「ピー」になる言葉で 罵倒するんですね
最後の最後まで ソレが続きます
ネタバレしちゃイケマセンけど
「小さな恋のメロディー」 と同じで
これから ふたりは？
っで 終わります
アカデミー賞 とってますからね 凄いです
映像はもとより 音 ジャズっすから
ご覧になるなら 是非 音響の優れた劇場で・・・
ついでと言っちゃ ナンですが
助演男優賞の Ｊ・Ｋ シモンズ さんです
この方 申し訳ありませんが ワタシは
（とんでもなく おぞましい
そして えげつない画像が開きますから
普通の神経の方は
クリックしない方が 良いと思います）
↓
人体展 で お会いした方(標本)とオーバーラップしてしまうのです
自分も 大学では 解剖学研究室 に在籍してましたから
部分的には 理解できるのですが
「一線を越えて」は いけないと 思うのであります
学問ではなく 猟奇的なだけの悪趣味に 貶めてしまう行為です
ミュジシャン も また然り・・・
なので 全部 ひっくるめて 観終わって 11:30に 放り出されて
腹は減ってるけど 食欲が出ませんでした
きょうは 晴れ間が出ますかね
みなさんに うれしいことがたくさんありますように
