工房便り

工房赤松からの出来事をお知らせします。

『自転車あぜ道』(05)<北へ>

2009-02-18 08:46:37 | サイクリング・レース・エクササイズ
『自転車あぜ道』(05)<北へ>

南に行く事も飽きて来たので、北に行く事にした。

北といえば琵琶湖を思いついたが、行く道がわからなかったので
親父に聞いたら、1号線は交通量が多いから堺から中央環状線で
行った方がいいと言っていたが、今考えて見ると
1号線も走ってみて、確かに交通量は多いが中央環状線は路肩が無かったり
高架も有ったりして危険度は中央環状線。
しかし、高校3年間は北へ行くとなったら環状ルートしか知らなかった。

教えてもらった通り、中央環状線を走って行くと1号線に出って右折。
木津川を渡ったら、標識に右折、大津。を見て何も考えずに標識通りに
走ったら、また1号線に出て坂を上り切ったら琵琶湖が見えた。

坂を下って、琵琶湖を見て、"来たな、"と一服して今日の目標は達成できたので
ここでUターン。距離160キロ。

次の日曜日から、距離100キロまで走り、そこでUターン。 
学校も夏休みに入り、暑くなって来た。
毎月愛読しているサイスポの特集で暑くなってきたら〝ナイトラン〝という
記事を読んで夕方から琵琶湖へ向かった。

走りやすいけど、暗くなると目が疲れるし、気も使う。睡魔も襲ってくる。
効率いいのは、日の出とともに走り、暑くなったら昼寝。夕方になったら、また走る。

200キロ走れる体力もついた。〝ナイトラン〝も走った。今は夏休み。
琵琶湖一周しようか、今200キロを12時間で走っている。
多分、400キロないから一周回っても24時間以内で帰ってこれるだろう。

決行日を8月の第2日曜日(翌日新聞休み)に決めた。
6時にバイトの新聞配達を終え、腹ごしらえをして8時に出発。

100キロ過ぎてからのルートは標識だけが頼り。
まっ、左手に琵琶湖を感じていたら、間違わないと思うけど。

昼間、夜走るため仮眠する。夜10時を過ぎると睡魔が襲ってくる。
横になるとそのまま寝入ってしまうので、座ったまま仮眠。
腹も減ってきたのでパンを食べていたが、食べかけのパンを持ったまま
寝てしまった。

仮眠も5分でも熟睡すると目がさえる。また元気に走り出せる。
そして1時間ぐらいでまた睡魔が襲ってくる。
この繰り返しで朝まで走った。太陽が出てきたら眠気がなくなった。
5時に到着。

距離340キロぐらいか(地図調べ)。時間 21時間。

朝方の太陽はまぶしく、少し黄色ぽっく感じた。

          〔あらきひろいち〕

トレンクル多段化用ハブ

2009-02-07 09:20:01 | トレンクル
トレンクル多段化用ハブ

移転で在庫品を整理していたら、トレンクル多段化に使っていたシマノDA-7700 20H ハブが3個出てきました。

このハブは、スポーク穴が#15(φ1.8)用です。
フリーボディーがチタン製で軽量で頑強です。
仕上げも綺麗なシルバーアルマイトで落ち着きがあり、回転性能も優れています。尚、耐久性にも優れた名品です。
生産は既に打ち切られているので、今後、入手出来ないでしょう。

20Hでもエアロ穴加工したものがトレンクルの改造によく使われていますが、エアロ穴加工したものは、#14(φ2.0)スポーク用です。
組立は出来ますが、トレンクルのスポークは#15ですから、折れやすいです。

必要な方に販売致します。
価格¥16,000(QR付き)



休日の散歩

2009-02-05 09:38:50 | 休日
この月曜日は、定休日で久し振りに自宅にいました。
自宅で雑用をしていました。

午後、久し振りにジェットといつものコースで長距離散歩に出かけました。
ジェット大張り切り。ぐいぐい進んで行きます。
おかげで心拍相当上がっています。
次からハートレートモニターを付けて行こう。

梅の花が2~3分咲きでしょうか。
綺麗に咲き始めていました。





水仙の花もあちこちで咲いていました。
花を見ると心が和みます。
もう直ぐ春がやって来そうですね。



『自転車あぜ道』(04)<ヒッチハイク>

2009-02-03 10:32:53 | サイクリング・レース・エクササイズ
『自転車あぜ道』(04)<ヒッチハイク>

起きてすぐ出発したので、脚はペダル踏んでいる感覚しないし
お腹も減っている感じもない。
今日中に帰りたいので、意識はペダルを回す事に専念する。

孝子峠も越え、海岸線のアップダウン、風にも耐え
75キロ過ぎの坂に差し掛かった。

ここに来て朝飯食べてこなかったのが効いてきた。
脚は回っているが、ちからがだんだん入らなくなった。
お腹も減ってきた。

この坂を越えれば、帰りは〝やばいなあ~〝っと、うすうす感じていたが
先週も200キロ断念したし、ここはもう行くしかない。

メーターが、距離100キロを示した。さあ折り返そう。
案の定、お腹はペコペコ。脚もちからが入らない。

すぐにパンを売っている店に入り、コーヒー牛乳といつもならサンドイッチ
も買うけど、所持金の少なさとお腹の減りで全部菓子パンにした。
それも量の多いものに。食べたけど全然足らんかった。

75キロの坂も折り返し、海岸線のアップダウン、風にも耐え
和歌山市も抜け、孝子峠に差し掛かったときには
時刻は21時を回っていた。

もちろん、お腹はペコペコ。脚も、もうダメ。ちからが入らない。
もう孝子峠を上る気力も失せてきた。眠気も襲ってきた。

自転車を降りて、歩いて孝子峠を目指した。
眠い。眠いので道端で座り込んで目をつぶる。
仮眠を取ろうと思うが車がうるさくて、
あきらめて自転車を押して頂上を目指す。

峠まで、もう少し。路肩が広くなったところで考えた。
時刻は23時ごろか?。峠を越えても後40キロは有る。
もう走り切る体力は残っていない。歩いて帰ったら昼ごろ着くか。
月曜日は学校を休むか?そうしようか。
あかん。それはできへんわ。5時からバイトの新聞配達があったんや!

〝ヒッチハイク〝しょうか、〝ヒッチハイク〝しょう。

おおげさに、両手を振ったので3台止まった。
1番前の大型トレーラーの運転手に〝乗せて下さい〝と言うと
2つ返事でOK。

乗ってすぐに〝腹減ってへんか〝と聞かれたので〝減ってます〝
と遠慮せず即答した。

峠を降りて一番近いドライブインに入ってくれて、〝好きな物、頼め〝
と言ってくれたが、こっちも少し遠慮があってメニューも見ず
最初に、頭に浮かんだ親子丼を頼んだ。
私が食べている間、運転手は、アイスコーヒーを飲んでいた。
食べ終わると、ホットコーヒーを頼んでくれた。

ほとんど会話のないまま、家に一番近い信号で降ろしてもらい
乗ろうとしたら、後輪がパンクしていた。また押して家まで帰った。

           〔あらきひろいち〕