ふと、このタイトルが頭をよぎりました。
今、世界ではさまざまな出来事が起きて毎日新しいニュース次々出てきます。
多分報道されなくとも、ひょっとしたらもっと大きな変化がどこかで起こっているのかもしれません。
翻って目の前の息子を日々観察していると、今のところ楽しそうにしているように見えます。
本人にとってみれば、親の私には一面しか見せていないかもしれません。
もっと楽しい空想や景色を頭に描いているかもしれません。
先日、息子が鉛筆で絵を描いたものを何枚か見ましたが、そこには楽しそうな顔をした
キャラクターらしきものが描かれていました。
家で絵を描く様子を見ても何かを見ながら描くことはないので、おそらく自分の頭の中のイメージを
いろんな顔をしたキャラクターとして表現したのだと思います。
一つとして同じ顔がないため、すごい想像力だな、と大人の私でも感心してしまいました。
ただ、「想像」と書きましたが、息子の中では想像ではなく、頭の中の映像として
映っているのだと思います。そうでなければ、とても克明に絵に表現することは不可能だからです。
それをイメージと言ってしまえばそれまでですが、今風の言葉でいうとリアルな映像として認識する
仮想現実だと思いました。
息子にとってみれば、そちらが現実に映っているかもしれません。
どちらが正しいか、映画のマトリックスの世界になりますが、本人が本当だと思う方を現実と認識するのも
ありだと最近思うことがあります。
過去の歴史も、今起こっている出来事も、だれかの意図で事実を捻じ曲げられたり、バイアスがかかることが
あるためです。