goo blog サービス終了のお知らせ 

「フラワーパーク①」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-17 06:49:33 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「フラワーパーク①」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
春はチューリップや菜の花、夏はひまわり、秋にはコスモス…日本には四季折々の花絶景がたくさん、話題の国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑や藤原宮跡といった日本全国のおすすめ花畑をご紹介します。色鮮やかな花々のじゅうたんが一面に広がる光景は写真映えも抜群。デートや家族のおでかけにいかがでしょうか。
※休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。


鹿児島県「フラワーパークかごしま」
「季節ごと色鮮やかに咲き誇り 貴重な花にめぐりあえるも」



薩摩半島の最南端、鹿児島の温暖な気候と自然の松林に囲まれた地形を生かし、世界各地の亜熱帯・温帯の植物を植栽し、貴重な花と緑に出会うことができる「フラワーパークかごしま」。「花・風・光のシンフォニー」をテーマに、36.5haの広大な敷地に花広場、錦江湾を一望する展望回廊、西洋庭園の他、ヒスイカズラ、メディニラなどの熱帯植物が楽しめる温室もあります。春のチューリップや初夏のジャカランダやアジサイなど、季節ごとに色鮮やかな花が咲き誇ります。コンテストガーデンを始め、色とりどりの花畑もたくさんあります。

宮崎県「生駒高原」
「高原は韓国岳を背景に 四季折々の花で溢れる」



霧島山の麓、標高550mに位置し、12万平方メートルの広さを誇る生駒高原。夷守岳や蝦夷岳、韓国岳などの山々を背景に、四季折々の花であふれます。3月下旬~4月中旬は約35万本の菜の花、4月下旬~5月下旬はカリフォルニアポピーとアイスランドポピーの2種類、約25万本のポピーが咲き誇ります。秋は高原を覆いつくすような、見事なコスモス畑が見られます。

大分県「くじゅう花公園」
「園内は花のじゅうたん圧巻で 美味しい空気英気養う」



阿蘇くじゅう国立公園内の久住高原に位置し、約22万平方メートルの広大な敷地を有するくじゅう花公園。春の園内には、ネモフィラやポピー、チューリップやビオラ、シバザクラなどがいっせいに開花。初夏から夏にかけてはラベンダーやケイトウ、ひまわりが雄大な高原に咲き誇ります。くじゅう連山や阿蘇五岳を背景に広がる花のじゅうたんは圧巻の景色。高原の美味しい空気を吸いながら、散策を楽しんでください。

福岡県「のこのしまアイランドパーク」
「一面に広がる菜の花人の目を 魅力たっぷり楽しませてこそ」



周囲12kmの能古島にある花公園。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬はオキザリスと、一年中色とりどりの花を楽しめます。特に、3月~5月頃の花のシーズンでは、リビングストンデージーやポピー、マリーゴールドといった花々が咲き誇り、一面に広がる花畑が広がり訪れる人の目を楽しませてくれます。園内には、その他にも魅力がたくさん、ミニ動物園でウサギやヤギをみたり、アスレチック遊具で遊んだりできます。

参照
https://www.jalan.net/news/article/145786/

「花と電車②」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-16 08:46:35 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「花と電車②」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
近年、電車と花のコラボ写真が人気を集めています。特に春の時期は桜・菜の花・梅・桃など、いろいろな花が咲くベストシーズン、電車と春の花を一緒に撮れるおすすめスポットをご紹介します。春のお出かけにピッタリなので、ぜひ参考にしてみてください


静岡県「大井川鐵道」
「SLと桜の調和美しく 桜トンネル息のむ光景」



静岡県中部を走る大井川鐵道は、沿線上に約280本のソメイヨシノが続く桜の名所。お花見スポットとしては県内第2位の人気を誇り、見ごろとなる3月下旬~4月上旬には多くの見物客が訪れます。およそ1kmの桜トンネルは、ここでしか出会えない春の絶景。SLと桜の調和は、思わず息を飲むような美しさです。開花の時期に合わせて「かわね桜まつり」も行われるため、風景と一緒に出店やイベントも楽しめます。電車と桜のベストショットを撮るなら、家山駅がおすすめ。桜トンネルを間近で見ることができ、のんびりと散策するにもピッタリです


京都府「嵐電(らんでん)」
「嵐電のロマンチックな雰囲気は 昼と夜で心癒される」



京都にはさまざまな桜の名所が存在しますが、中でもおすすめなのが嵐電の桜トンネル。鳴滝駅~宇多野駅間の線路両側いっぱいにソメイヨシノが咲き誇り、自然が作り出したピンク色のトンネルが姿を現します。嵐電の魅力は、夜のライトアップ。桜のベストシーズンに合わせて、夜桜電車が運行します。昼間とは一味違った幻想的な光景に、心癒されること間違いなし、ライトアップ区間は車内灯を消し、減速して運行してくれます。昼と夜では全く違う表情を見せてくれるので、ぜひどちらも訪れてみてください。ロマンチックな雰囲気なので、デートにもおすすめです。

和歌山県「和歌山電鐵」
「駆け抜ける桜の名所さまざまで ローカル風景満喫するも」



和歌山電鐵は、「桜並木の鉄道」とも呼ばれる有名な桜スポット。沿線には大池遊園や和歌山交通公園など、さまざまな桜の名所が点在しており、ローカル電車と桜の調和を楽しめます。4月上旬には、山東~大池遊園間の一部区間で減速運転も実施されるため、車内からのんびりと桜風景を満喫することが可能。電車から降りれば、池に反射した電車や桜を見ることもできます、ベストスポットの最寄駅は大池遊園駅・交通センター前駅・伊太祈曽駅・貴志駅ですので、ぜひ全制覇してみてください。

愛媛県「JR予讃線」
「菜の花と海のコラボは美しく コントラストに人息を飲む」



愛媛県双海町の海沿いを走るJR予讃線は、菜の花とのコラボレーションを楽しめることで有名なスポット。毎年2月下旬〜3月中旬ごろに開花し、見頃に合わせて「菜の花祭り」も開催されます。30年ほど前から地元住民が菜の花の栽培を始め、今では地元民だけでなく、観光客までたくさん集まるようになったとのこと。伊予上灘~下灘の間の閏住の菜の花畑と言われる約150mにわたって続く黄色い世界と、ガタンゴトンとゆっくり走行するローカル電車の調和が、穏やかな気持ちにさせてくれます、また、菜の花と海のコラボも見どころポイント。青色×黄色のコントラストは、息を飲むコントラストです。

参照
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/xE46z

「小椋佳研究⑭」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-15 06:35:19 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「小椋佳研究⑭」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
2023年1月8日BSBHK「もういいかい、小椋佳ファイナル」をやっていました。彼は御存じのように「シクラメンのかほり」(歌:布施明)「俺たちの旅」・(歌:中村雅俊)、「愛燦燦」(歌:美空ひばり)等2000曲以上の作詞を手掛け、作曲、歌手活動と多士済々に活躍されて来ました。彼はこのレコーディングを最後に引退されるそうです。彼は1944年生まれと私にも年齢が近く「もういいかい、2022・2023年コンサートの映像」等の作詞を学び直し、ライフワークで週1回程度研究を続けて行きたいと思っています。

小椋佳作詞方針
① ありきたりの文字の羅列にはしない
② 常に考え続ける(縁語に留意する、例・海→波、島)
③ 歌作りは青春時代
④ 歌詞の持つ力
⑤ 斬新な組み合わせ


「送り風」
「風の音去りゆくあなた送り風 花のつぼみが咲き誇る日々」


Kei Ogura 送り風


「送り風」
作詞 小椋佳
作曲 星勝

咲きほこる日々がきっと来る
花のつぼみがうらやましい
今から私 心はとまり
思い出だけが さわぐ
目ざめても何も見えない
きこえるのは風の音ばかり
ただ あなたを待っている私

咲きほこる日々がきっと来る
花のつぼみがうらやましい
去りゆくあなた 吹く送り風
知らない街で あなた
新しい恋に 会うでしょう
全てを忘れるでしょう
ただ あなたを待っている私

咲きほこる日々がきっと来る
花のつぼみがうらやましい
できることなら つぼみになって
風のまにまに とんで
あなたの胸で 咲きたいの
少しもそれに 気づかれないあなた
ただ あなたを待っている私


「研究」
作曲の星勝は1966年、鈴木ヒロミツらとモップスを結成、ギタリスト・ボーカルとして活動、初期モップスは、日本のサイケデリック・ロック・バンドとされました。ヒット曲は、「朝まで待てない」「月光仮面」「たどりついたらいつも雨ふり」等多数ありますがモップス解散後、音楽プロデューサー・編曲家に転身しました。そこで小椋佳との関係性ですが、意外なことに小椋佳が譜面も読めずギターも弾けないため、曲を付けにくい詞は星が作曲を手掛けることが多かったそうです。世間で小椋佳の曲と認知されている曲が、実は星の曲であるという例は数多いようです。井上陽水と共作の「白い一日」や「坂道」も小椋ヴァージョンは星が全面的にサウンド・プロデュースをしています。本人達はお互いの音楽性に疑問符を持っていた様ですが、小椋佳と星勝はサウンド的に切っても切れない関係だと思います。


小椋佳プロフイール

小椋 佳(おぐら けい、本名:神田 紘爾(かんだ こうじ)、1944年1月18日 - )は、日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家である。
来歴・人物

東京都下谷區東黒門町(台東区上野)出身。両親は飲食店を経営。
東京都立上野高等学校、東京大学法学部卒業後、日本勧業銀行(後の第一勧業銀行、現:みずほ銀行)に入行した。銀行マンとして証券部証券企画次長、浜松支店長、本店財務サービス部長などを歴任する傍らで音楽活動を行ってきた。
1971年、歌手デビューした。1993年、銀行を退職すると、音楽活動の一方で母校の東京大学法学部に学士入学。さらに文学部とその大学院でも学び、2000年に修士号を取得した(哲学専攻)。
他の歌手への提供曲も多く、1975年の「シクラメンのかほり」(歌:布施明)は第17回日本レコード大賞などを受賞した。その他、「俺たちの旅」・「時」・「俺たちの祭」(歌:中村雅俊)、「愛燦燦」(歌:美空ひばり)、「十六夜だより」(歌:三橋美智也)などがある。作詞のみを担当した曲としては「愛しき日々」(作曲・歌:堀内孝雄)、「山河」(作曲:堀内孝雄、歌:五木ひろし)、「白い一日」(作曲・歌:井上陽水)がある。作曲のみを担当した曲では「匠」(歌:三橋美智也)がある。また、アニメーション『銀河英雄伝説』のエンディング曲、校歌・市歌・社歌なども数多く手掛けている。

「ビナースラインのそよ風と私」オリジナルな作詞活動

2023-04-14 07:08:25 | オリジナルな作詞活動
「ビナースラインのそよ風と私」オリジナルな作詞活動


2022年6月29日私のブログ「草原の爽やかさ長門牧場」でヤマさんからコメントをもらいました。コメントを読んでいると「そよ風と私」の言葉が私の心にスーと入って来ました。「ビーナスライン」は私にとっても好きな道路になっていました。「女神湖」「白樺湖」「長門牧場」「蓼科湖」「芸術の森」と素敵な自然に溢れています。私はヤマさんの「そよ風と私という主人公になってしまいます」という内なる声に導かれるまま十数分で書き上げました。嘘のようにすらすらと出て来ました。不思議な体験をさせてもらいました。

You Tuberの板谷好員(こういん)さんに相談しましたら快く引き受けてくださいました。
こういんさんはオリジナル作詞200曲以上作曲されたいわば「作曲家レジェンド」です。
こういんさんには感謝の言葉しかありません。素晴らしい曲が完成しました。カントリー風で爽やかな気持ちになりました。

それではお聞きください。


板谷こういん 「ビーナスラインのそよ風と私」 オリジナル曲(ギター弾き語り)



「ビーナスラインのそよ風と私」
作詞kencyan 作曲板谷好員 唄こういん
1
初夏の信州ビーナスライン
心地よいさわやかな風に吹かれて
思わず口笛吹いてしまいそう
白樺湖は緑のコントラストが美しい
そよ風は私に「優しさ」を運んでくれる
2
長門牧場はのどかな風景
見晴らしのいい広大な空間に
浅間山など山岳のパノラマが素敵
自然あふれる草原でのんびり過ごす
そよ風は私に「癒し」を運んでくれる
3
蓼科湖畔はおしゃれ感一杯
四季折々の景観が楽しめる名所
湖面に写る山、透き通る空気
芸術の森公園は心なごませる
そよ風は私に「幸せ」を運んでくれる

そよ風は私に「幸せ」を運んでくれる

板谷こういん歌チャンネル 
https://www.youtube.com/channel/UCzn-yQV1QS-3Cc24hWb3mDA


葛飾北斎「富嶽36景②」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-13 06:32:19 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
葛飾北斎「富嶽36景②」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
私は葛飾北斎が大好きです。長野県小布施町には北斎美術館もあり何回となく訪れています。北斎「富嶽三十六景」には一図一図に、北斎の意図や見どころがあります。北斎は、LIFE誌が選ぶ「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に選ばれた唯一の日本人。「富嶽三十六景」及び「北斎漫画」は、世界のゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ、モネ、など多くの印象派画家に影響を与えています。まさに世界の「北斎」です。


「本所立川」
東京都墨田区緑四丁目
「立川の材木問屋数多く 職人の姿生き生きとして」



立川は運河の堅川のことです。この運河が隅田川に交わるあたりには、材木問屋の材木置き場が多くありました。製材された丈の高い材木の間から小さく遠慮したような感じで富士が見えます。一方、木片を投げている人、それを受取ろうと構える人、鋸を挽く職人などの表情は生き生きと描かれています。小さく見える富士以外、殆どは直線で構成されています。材木置き場の看板に「西村置場」、材木に「永寿堂仕入」「新板三拾六不二仕入」と書き込み、版元と本シリーズの宣伝をしています

「深川万年橋下」
東京都江東区清澄二丁目
「深川の万年橋は賑やかで 人の往来活気に溢れる」



万年橋です。万年橋は、江戸深川を流れる小名木川が隅田川に合流する地点にかかる橋をいいます。隅田川に浮かぶ船の中から、万年橋を見上げたような構図が印象的です。また、その両岸をつなぐ太鼓橋の弧と橋桁が目を引きます。橋の手前の船の舳先が示す方向に目をやると、橋桁の向こうに富士が見えます。橋の上には多くの人で賑わっています。対照的に一人の釣り人が描かれています。


「五百らかん寺さざえどう」東京都江東区大島四丁目
「栄螺(さざい)堂江戸の人気の拠点こそ 富士を仰ぐ絶景の場所」



五百羅漢寺(現在は目黒区に移転)は元禄8年(1695)に開山した黄檗宗寺院です。内部に螺旋状の階段を持つ三階建ての栄螺(さざい)堂を建立しました。内部の百観音を参拝するうちに高楼にたどり着き、外に出ると目に入ってきたのは富士です。やっと着いたと荷物を下ろす旅人、川面を渡る風が心地いい。あれが富士だと指さす町人や芸妓・子供、武士など様々な階級の人々。人々の視線、板目、屋根の梁の線がすべて富士を指す構図となっています。

「青山円座松」
東京都渋谷区神宮前・龍巌禅寺
「原宿の円座松と富士描かれて 賑やかな酒宴花より団子」



円座の松は、原宿村の龍巌寺境内にあった名木です。江戸近郊の名所としてこの寺と松は知られており、「江戸名所図会」にも紹介されています。参詣者は寺の広い庭園を散策してこの松を鑑賞しました。北斎は、富士を三角形に描いて、大きな笠松を小山のような半円に描き、対照させています。松葉の中で掃除する人の手足、父親が子どもを手ぬぐいで引っ張って坂を上る姿など、細かく描かれています。築山の上で賑やかに酒宴が催されています。景色よりも酒のようです。

参照
https://media.thisisgallery.com/20208048
https://fugaku36.net/free/nihonbasi

「西軽井沢地域の桜」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-12 06:43:53 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「西軽井沢地域の桜」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

 
23年4月6日西軽井沢地域の桜を愛でて来ました。地域には医療センターと千曲川さくらの小径があります。医療センターの桜は古木・大木で凄い枝振りで満開時には道行く人を圧倒します。さくらの小径も浅間山を望んで絶景です。最後に軽井沢プリンスホテルウエストには行きますがまだつぼみで開花していません。



「医療センター」

「古木にも溢れる桜堂々と 病む人たちの助けとならん」

「豪華にも巨木の桜絢爛で 命育む強い力が」












「さくらの小径」

「千曲川瀬音楽しむ散策は 桜一面咲き誇る古径(こみち」」

「憩いの場水と緑にふれあえて 山々仰ぐ桜満開」















「小諸城址公園桜まつり」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-11 09:56:20 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「小諸城址公園桜まつり」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

 
23年4月5日小諸城址公園(懐古園)に行って来ました。「小諸なる古城のほとり~」で有名な島崎藤村は、小諸城址・懐古園をよく訪れていたそうです。 小諸城址から見える風景を愛した藤村、「千曲川旅情のうた」に詠われている「古城」は、小諸城址・懐古園のことです。日本100名城にも選ばれた小諸城、約500本の桜が園内を春色に染めます。ソメイヨシノの他、小諸の名前を冠した「小諸八重紅しだれ」などの桜も楽しめます。天候が曇り空で写真の映りが良くありませんがご容赦願います。



「石垣と桜」

「苔むした野面積みした石垣に 桜映えて幻想的に」

「園内を春色染める桜花たち 小諸に咲くは八重紅枝垂」

「藤村が愛した古城懐古園 桜にウグイスのさえずりも」








「懐古園内の桜」







「小諸八重紅枝垂」




「上田城址公園」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-10 06:25:32 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「上田城址公園」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

 
23年4月4日上田城址公園桜祭りに行って来ました。恐らく3年ぶりに開催されたと思います。自宅からも近いですが、高速を使い朝早くから行きました。朝早かったこともありましたが、比較的すいていました。ここは天守閣がないので濠と桜と石垣の景色に尽きるのですが、内濠に咲いている桜の花が満開、そして濠にひらひらと舞い落ちた花びら・花筏が圧巻でした。どうぞ、上田城址公園の「濠・桜・花筏」に注目されてご覧ください。



「濠と桜と花筏」

「内濠の水面に映る桜花 花筏組んだ姿はかなし」

「ひらひらと舞い落ちるさま美しく 桜の景色極上のごとし」

「圧巻は花筏こそ日本的 大和の国のわびさびあらわす」











「櫓と桜」









「松本城と桜と北アルプス」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2023-04-09 07:19:37 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「松本城と桜と北アルプス」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
23年4月3日桜満開の松本城に行って来ました。前日の土・日曜日を避けたおかげで観光客は比較的少なく気分よくお花見をすることが出来ました。今回は快晴と言うこともあって「松本城」「桜」そして北アルプス常念岳・槍ケ岳等がはっきりと見ることが出来ました。それではごらんください。



2023年4月3日撮影内堀より

天守閣掲示板写真より
https://souraku.jp/home/newpage390.html

松本城と桜

「つわものの威信をかけた名城は 桜を愛でる陽春の輝き」








「花冷えの冠雪抱く常念岳 天守より眺める春の訪れ」







「春霞花筏にも喜びが 清しと集う水面の春も」








「アルプスは常念岳の冠雪を 二人の花見春を満喫」



「小椋佳研究⑬」~口語短歌と写真で綴る世界文化紀行

2023-04-08 07:00:24 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「小椋佳研究⑬」~口語短歌と写真で綴る世界文化紀行
2023年1月8日BSBHK「もういいかい、小椋佳ファイナル」をやっていました。彼は御存じのように「シクラメンのかほり」(歌:布施明)「俺たちの旅」・(歌:中村雅俊)、「愛燦燦」(歌:美空ひばり)等2000曲以上の作詞を手掛け、作曲、歌手活動と多士済々に活躍されて来ました。彼はこのレコーディングを最後に引退されるそうです。彼は1944年生まれと私にも年齢が近く「もういいかい、2022・2023年コンサートの映像」等の作詞を学び直し、ライフワークで週1回程度研究を続けて行きたいと思っています。

小椋佳作詞方針
① ありきたりの文字の羅列にはしない
② 常に考え続ける(縁語に留意する、例・海→波、島)
③ 歌作りは青春時代
④ 歌詞の持つ力
⑤ 斬新な組み合わせ


「遥かな轍」
口語短歌
「約束をあの日あの時誓ったのも 消える運命消えない轍」


遥かな轍/堀内孝雄/1987年


「遥かな轍」
作詞 小椋佳
作曲 堀内孝雄

こうとしか生きようのない人生がある

いつかお前が したのまぶたに
涙浮かべて 熱く語った
あの日 二人の にぎりこぶしも
想い映して 汗ばんでいた

心の中に それぞれの
聞きわけの悪い わらべ心さわぎ
重なり合わぬ 虹飛んでいた

逢えばお前は 今も変わらず
燃えるまなざし 投げつけてくる

その眼の中で 愚かしく
いとおしむように 夢抱きしめなおす
自分に何故か 歓んでいる

こうとしか 生きようのない人生がある
せめて 消えない 轍を残そうか

男の中の 蒼くさい
狂おしい夢が 激しく 駆けぬけて
遥かな轍 描(か)き込んでいる

こうとしか生きようのない人生がある
せめて 消えない 轍を残そうか


「研究」
この曲は1987年12月30日31日の日テレ年末時代劇スペシャル「田原坂」の主題歌になりました。この映画は西郷隆盛の半生を描いた作品です。そして西郷隆盛役は里見浩太朗さんでした。作詞は小椋佳、作曲は堀内孝雄です。それにしても堀内孝雄は小椋佳と一緒に作った曲はとても素晴らしく見事な出来栄えで私は大好きです。他には「愛しき日々(86年白虎隊)」「憧れ遊び(82年忠臣蔵)」があります。

「こうとしか生きようのない人生がある せめて消えない轍を残そうか」
いまの年齢になって、この詞がしみじみと沁みてきます。人生の岐路では選択の連続でした。そこで選んできたものが、今ある自分です。小椋佳の歌詞に癒され、堀内孝雄のメロディと歌声に癒されます。
「雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ 田原坂」
明治維新で国の行く末を左右する選択をしてきた西郷隆盛、最後は戦いを選択しました。
西南戦争では士族の政府への不満を一身に背負って逝ったと言われます。隆盛は1877年(明治10年)9月24日自害しました。(享年51歳)

それにしても小椋佳の作詞も素晴らしいです。恐らく西郷隆盛・大久保利通の本や田原坂の脚本を何回となく読み込んだに違いありません。薩摩藩の西郷隆盛と大久保利通、お互いに熱き情熱を燃やして幕末、明治維新を駆け抜け、近代日本国家の建設に邁進したことには間違いありません。大久保利通も1878年(明治11年)5月14日不平士族に殺害されました。(享年47歳)


小椋佳プロフイール

小椋 佳(おぐら けい、本名:神田 紘爾(かんだ こうじ)、1944年1月18日 - )は、日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家である。
来歴・人物

東京都下谷區東黒門町(台東区上野)出身。両親は飲食店を経営。
東京都立上野高等学校、東京大学法学部卒業後、日本勧業銀行(後の第一勧業銀行、現:みずほ銀行)に入行した。銀行マンとして証券部証券企画次長、浜松支店長、本店財務サービス部長などを歴任する傍らで音楽活動を行ってきた。
1971年、歌手デビューした。1993年、銀行を退職すると、音楽活動の一方で母校の東京大学法学部に学士入学。さらに文学部とその大学院でも学び、2000年に修士号を取得した(哲学専攻)。
他の歌手への提供曲も多く、1975年の「シクラメンのかほり」(歌:布施明)は第17回日本レコード大賞などを受賞した。その他、「俺たちの旅」・「時」・「俺たちの祭」(歌:中村雅俊)、「愛燦燦」(歌:美空ひばり)、「十六夜だより」(歌:三橋美智也)などがある。作詞のみを担当した曲としては「愛しき日々」(作曲・歌:堀内孝雄)、「山河」(作曲:堀内孝雄、歌:五木ひろし)、「白い一日」(作曲・歌:井上陽水)がある。作曲のみを担当した曲では「匠」(歌:三橋美智也)がある。また、アニメーション『銀河英雄伝説』のエンディング曲、校歌・市歌・社歌なども数多く手掛けている。