ヘルニアダックスの介護日記「チャッピー18歳」

ヘルニア発症から13年。悪性腫瘍、クッシング症、慢性膀胱炎。下半身麻痺ながらがんばるチャッピーの介護日記。18歳で永眠。

ライフジャケットなしで、泳ぐ!

2005-09-21 21:02:28 | ペット
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9月20日、今日は16時30分に綱吉の湯を予約したので、仕事を休みに。
4連休となっても、毎日何かしらリハビリ通いしているので、体が休まらない。
今日のセラピーは、渡辺先生のもと、大きな進展があった。
さすがに18回目ともなると、泳ぎも慣れ、ワンコもずる賢くなるものだ。
とにかくプールのふちに向かって泳ぎ、ふち沿いにちんたら泳ぐ。
どうやら、沈まないことにうすうす気づいているようだ。

そんな怠惰な態度に、渡辺先生が「喝」っ!
ライフジャケットを脱がされ、プールのふち沿いに来たら、
シャワーをかける( ̄ー ̄;
見たこともないような、真剣で必死の形相のチャッピー。
あまりの豹変ぶりに、思わず、飼い主夫婦は爆笑(≧∇≦)ノ彡
< ごめんよ、チャッピー。あまりにおかしかったから・・・。

しばらく泳がされ、今度は歩行訓練。
といっても、立てるわけではないので、先生が腹を抱え、前進させる。
チャッピー! 呼ぶと、全身をぶるぶる震わせ、後ろ足がわずかではあるが、前に動かす。
尾を刺激せずに、初めての一歩。
たった数ミリの一歩でも、私たちには大きな一歩だ。
「いいねえ、いいねえ」
先生もうれしそうだ。

手術が遅れて正直絶望的だったけれど、
私たちはリハビリの環境にとても恵まれていたから、
多少なりとも成果を感じられる。

「数%しか可能性はない。でもなんか左足は違うんだよな」(麻布大学の先生)
「ぼくは西洋医学しか信じないけれど、鍼は効きます。
 2週間に1度、筋肉増強剤で筋肉強化して、治しましょう!」(地元の獣医さん)
「チャッピーはちゅう力があるから、歩けますよ。鍼には即効性もあるんですよ」(鍼の獣医さん)
「滑らかではないけれど、歩けますよ。長い目で見てください」(渡辺先生)
そして多くの同じ境遇の飼い主さんたちのメッセージ・・・など、
物理的にも、メンタル的にも本当に恵まれている。

椎間板ヘルニアで、レベル5のワンコでも治るよ!という
事例のひとつを目指したい。
「もう治りません」とつけはなす獣医さんに、「治った子もいます」と言ってもらえるためにも。
なぜなら、大昔、私も獣医志望でしたから(^―^)

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