ヘルニアダックスの介護日記「チャッピー18歳」

ヘルニア発症から13年。悪性腫瘍、クッシング症、慢性膀胱炎。下半身麻痺ながらがんばるチャッピーの介護日記。18歳で永眠。

クッシング、ストルバイト尿石症、悪性腫瘍と

2011-06-19 22:44:09 | 

久々の更新です。

12歳を目前に、いろいろ病気が見つかった。

が、ちっとやそっとでは驚かなくなった飼主です。

 

過食が気になり、もしやクッシングでは?と心配になり、

検査をしてもらったところ、クッシング症候群と診断された。

乳腺腫瘍も群発し、やや大きいものもあるため、

避妊手術と併せて、切除手術を勧められた。

手術予定の石神井公園の先生が、チャッピーがクッシング症候群であるため、

術後の傷が治りにくいことを心配されたが、

血液検査の結果がことのほか良く、2回にわけて行うことになった。

1回目は6/10に実施され、翌日退院となった。

ホルマリン漬けになった、クルクルと丸まった切除した乳腺組織と、

子宮内膜炎うを起こし、正常の3倍に肥大した子宮の画像が衝撃的だった。

 

6/12、排尿がないが、腹がはっているので、

学芸大学の獣医さんに圧迫排尿をしてもらったがうまく出ず、

カテーテルでの排尿を試みると、大量の尿が出た。

翌日も出ないために、学芸大学の獣医さんに連れて行く。

次の日は病院が休みということなので、

洗足の獣医さんを紹介してくれた。

 

6/14、前日夜から、私たちに手を触れさせず、

動こうともせず、排泄ができない状態に。

夜、主人が、学芸大学の獣医さんが紹介してくれた洗足の獣医さんに連れて行く。

アシスタントさんしかいなかったが、圧迫排尿をお願いした。

主人が腹をさわると、タプタプとしてふくれており、

手術の傷口から、漿液(しょうえき)がたれていた。

主人があわてて、私の携帯電話にかけてきた。

「膀胱がはれつしちゃったかも・・・」

あわてて、洗足に向かった。

電車の中で、膀胱破裂はありえない・・・、

漿液がたまってしまったに違いない・・・

でもでも、膀胱破裂だったら、覚悟しないと・・・

と、あれこれ考え洗足に着いた。

院長先生が急遽かけつけてくれ、漿液とのことで安心。

しばらく、入院することとなった。

痛かったのだね。

 

洗足の先生からはほぼ毎日経過報告の電話をいただいた。

尿に砂が混じっているが、ストルバイト尿石だとのこと。

石にはなっていないので、尿石症用のフードで対処し、

漿液に関しては、糸を1箇所はずし、ドレインで抜くことを報告してくれた。

6/18、経過も順調なので、6/19に退院予定であると連絡がきた。

石神井公園の獣医さんからは、病理検査結果の報告があった。

7個の腫瘍のうち、2個が軽度の悪性腫瘍であるが、

軽度であるため、心配はそんなにないとのこと。

次のもう片方の乳腺腫瘍切除手術で、細心の注意をはらう旨の連絡だった。

切除した腫瘍を見たときから、悪性ではないかと思っていたため、

驚きもしなかったが、軽度とはいえ、転移したばかりだとまずいなという心配は残る。

驚きもないが、楽観もしない飼主である・・・。

 

6/19、本日退院。

いたって元気である。一回りほど、痩せたかな。

抜糸は当初の予定どおり、6/25で大丈夫だそうだ。

気になる点は、呼吸数が多いこと。

クッシングの影響か?

鍼治療と漢方療法で抑制していたが、

手術などで体の環境が変わったためだろうか・・・。

しばらく、まだ目が離せそうにない。