くららのチラ裏

在米6年の兼業主婦。思ったことを無責任に垂れ流し。まさにチラシの裏。

日本語-無音の母音

2006年12月30日 | 外国人から見た日本語
先のエントリに関連して、ネットで少し調べてみたら、
外国人にとって、日本語でときどき母音が無音になるのは割と
よく気づく点であるらしい。
教えてgooみたいな英語サイトで、
「あのアニメの○○の最後のuはなんで発音されないの?」みたいな
質問が英語で投稿され、それに対してみんな英語で
「日本語では母音のuやiはよく落ちるんだぜ」というような
返答をしていた。
例えとして「私は日本人です(全てローマ字で)」という文をあげ、
最後の「desu」は実際には「dess」のような発音になるのが普通だ、とか書いてあった。
よくわかってんじゃん。
書いた人が日本人なのかそれとも日本語を勉強している外国人なのかはわからないが、
さらに続けて、「東京弁ではこのように母音が無音になることが多いが、
大阪弁ではそういうことがないので、東京の人は大阪の人のことを
『話すのが遅い』とバカにする」と説明してあったがそれはどうか。
ガイジンから見た日本語っていうのはなかなかにおもしろい。

日本語の発音

2006年12月30日 | 外国人から見た日本語
松坂大輔投手がRed Soxに来ることが決まった翌日、
職場の事務員さんとその件で話したとき、彼女が、
彼の下の名前は何て発音するんだ、と聞いてきた。
私が日本語的に「だいすけ」と発音して聞かせると、
「でもsの後にはuがあるはずでしょ?」

・・・そういえば日本語のuはよく無音になりますねえ。
しかし鋭い。自国にしか興味がなさそうなアメリカ人が、
マイナー国である日本人の名前の発音のそんな細かいところに
気づいたというのも驚きだ。

まあ、私は日本語ネイティブなのでuの音を落としたりするのも
意識せずにやっていて、言われてみて初めて気づいたりしているわけだが
外国人にとっては、普通に「あれ?」と疑問に思うところなのかも知れない。
確かに私が英語を今まで勉強してきた中で、
これこれのフレーズはこういう風に短く発音します、とかいうのが
あったような気もする。英語ネイティブは当然無意識でやってるわけだ。

あらためて自分が無意識にかなり高度な日本語を話していることに気づき、
(日本語ネイティブとしてはもちろん当然なのだが)
それってすごい!と思うと同時に
英語習得への道のりの長さに軽く鬱になった。