くららのチラ裏

在米6年の兼業主婦。思ったことを無責任に垂れ流し。まさにチラシの裏。

久々に帰国して感じたこと

2011年12月06日 | 未分類
先日、久々に日本に帰国した。いろいろと気づいたことがあった。

1. 電車で席は譲らない。
「お年寄りや赤ちゃんのおられる方に座席をお譲りいただきますよう、ご協力をお願いいたします」と盛んに車内アナウンスされているのに、目の前にお年寄りが立っていても、赤ちゃん連れの人が立っていても、譲らないで堂々と座っている。日本人は人からどう思われるかを気にするとよく言われるが、これは気にしないのか?

2. 電車に乗る前から車内の空席を必死に目視でチェックし、いざ乗車するときはダッシュで席をゲットする。
とにかく座席ゲットへの執着がすごい。みんな必死。座ったら居眠りする人多数。疲れてる感じ。席を取るためにダッシュするって結構みっともないことだと思うのだが、人からどう見えるかは気にならないらしい。そのくせ、駅ではちゃんと並んで、順番抜かしもしない。なんか不思議だ。

3. 車内アナウンスがやたら親切
「この先、電車が揺れますので、手すりやつり革におつかまりください」とか。さらに、「○○の事情により、2分遅れでの到着となりましたことをお詫び申し上げます」とか。

4. 電車はすごくキレイ。
ドアも壊れてないし。電気もついてるし。落書きもないし。

5. 電車では、みんなきちんとした服をきておしゃれをしている。
日本の電車で見かけた乗客の大半は、私が住むボストンで電車に乗ったら「かなりおしゃれ」の部類に入る。

6. 住宅地は、土地が狭い。
まあ当たり前なのだがあらためて実感した。結構田舎にいってもやっぱり狭い。隣同士や裏手の家が近い。窓の外にすぐ隣の窓とか。日本では角地が価値が高いとされているが、それは角地だと自分の家に面している家の数が1つ少ないからだ。土地が広ければ、隣の家までの距離が、通りを隔てて向かいの家までの距離とほぼ同じなので、角地かどうかは問題にならない。

7. クレジットカードが一般的でない
まあこれも当たり前なのだが。大手書店のレジで、合計金額を聞いて「すいません、今、手持ちがないのでこの本は今日はやめておきます」と言っている若者を見た。

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何だか、ミサワみたいなことばかり書いてしまったが、実は2年前に帰国したときにはこういう違和感は感じなかった。この2年間で私自身がだいぶアメリカに慣れたということなのかな(現在在米6年)。慣れたといっても、アメリカの悪いところに対して諦めがついて、受け入れられるようになってきたために、アメリカの良いところを見る余裕が出てきたという感じかも。