5月3日
92さんとの ツーリング中の会話の一コマ。
その前に 92さんとの 間柄を 説明すると
知り合ってから 2年半。
お客さんとして 店に来てくれて
同い年って事や 店が 仕事の帰り道って事で
誰よりも多く来店してくれて 遠出も いつも一緒に行っている 92さん。
良くも 悪くも お互いを
大変理解しています。
理解していたつもりです。
理解していなかったのです。
そんな事が わかった 会話の1コマ。
92「いやー いつもバイクでグローブしてないっすねー 冬でも 薄手の1枚だけですよねー」
僕「嫌いなんですよねー グローブ。出来るだけ したくないんですよ」
92「すごいですよね 俺ダメなんですよ グローブしてないと」
「ほんと凄い。 そこだけはすごいと思うなー」
俺「・・・・」
「そこだけー!! すごいの!? 俺 すごいのそこだけー!!」
って 頑張って 面白おかしく 突っ込んでみました。
そこだけしか すごい所しかない って ボケをかまされたので。
気心知れた 楽しい会話です。
しかし
92さんの リアクションが 間違ってました。
92「・・・・」
「い い いやー そ そう そこだけー!!」
完全に 0点です。
と言うか 100点です。
そうなんです。
僕は わかってしまったのです。
突っ込まれることを待っていなかったのです。
素のリアクションだったのです。
僕の すごい所は
手が 寒さに強いとこ
だけ
それだけ しかないと 思っていたのです。
いままで いろんな僕を 見てきたはずの 92さん。
実は 92さんが この話をしたのは この日 2回目だったのです。
初めは ボケてるのか ボケてないのか 分からなかったから
聞き流したのですが
1日に 2回も 「そこだけが すごい」 って 言われたら
誰でも ボケていると思って 突っ込まざるをえないのです。
むしろ 92さんに 2回も 同じボケを させてしまった
自分が 恥ずかしかったです。
渾身の突っ込みを してみました。
してしまいました。
結果
ボケじゃなかったのです。
素だったのです。
そこだけしかなかったのです。
2回も 念を押されて そこだけしかないって言われたのです。
手の感覚が バカなだけだったのです。
僕のすごい所は。
いや
あったのです。
何も すごい所が ないと思っていた 自分に
すごい所があったのです。
手の感覚が ハンパなくバカだったのです。
役に立つのです。
何かに。
どこかで。
2年半 多数の来店 幾度のツーリング
ずっと 僕を見てくれて ありがとう。
すごい所を 見つけてくれてありがとう。
GW ありがとう。
また 来年。
バイクって いいなー。