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Translation Note

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スティグリッツによる、崩壊するアメリカ経済の大きな重荷

2008年09月17日 20時34分20秒 | その他翻訳
今回の破綻の背景で、もう一つ特筆すべき事項は、みなさんお忘れかもしれないが、アメリカが2つの戦争を戦っている最中だってことだ。特にイラク戦争はスティグリッツの算出で3兆ドル(300兆円!)の負担になってる。なんの前提もなく、戦争が経済に好影響だなんて言うのはほとんどが絵空事といっていい。もちろんお金には無駄遣いと有効な使い方があるのだ。この3兆ドルがあればって、政策当局者は思ってるだろうなぁ。 . . . 本文を読む

スティグリッツ イラク・アフガニスタン戦争の行く末

2008年09月14日 16時03分31秒 | その他翻訳
イラク戦争とアフガニスタン戦争の二つの行く末は事態の悪化をまねくばかり。政治的な安定と経済的な発展を両輪でスパイラルアップさせなくちゃならない。いずれの国でも両方がスパイラルダウンを起こしている。今にしてみれば、アフガニスタンだけでもアメリカは十分手にあまったと思うんだが... . . . 本文を読む

「じゃまもの」 サキの翻訳

2008年09月14日 04時29分24秒 | その他翻訳
リクエストものの翻訳。サキはだいたいこんなところかなぁ。そしてこれは題名からして、にやりとさせられる、邪魔ものというか、二人の間に割り込んでくるって意味合いだけど、さて誰のことかわかるでしょうか? サキの短編では読み終わって、あらためて題名ににやりとさせられることってけっこうあったりして。 . . . 本文を読む

スティグリッツ 戦争反対、賛成もいいけど、かかるお金を見てみよう

2008年09月07日 14時41分44秒 | その他翻訳
信念に基づいて戦争賛成・反対なんてやってても議論に終わりはないわけで、実際にかかった戦費をみてみましょうというお話。スティグリッツの新刊の内容とも大きくかぶるけど、ブッシュ政権って本当になにも考えてないってことはよく分かる。戦争が経済に好影響を与えるなんて言ってる人は、そんな単純な話じゃないことを以下の記事でよく読むこと。 . . . 本文を読む

南から来た男 ロアルド・ダール(前半)

2008年09月03日 00時32分58秒 | その他翻訳
南から来た男の翻訳。南から来た男の言葉は英語でも少し変でそれが性格をあらわしてるんだけど、カタカナとかに訳すのはちょっと違う気がして、比較的穏当にすこし舌足らずにするくらいにとどめてます。まぁそんなことより世界一の短編といえばこれ、っていう小説を楽しんでください。 . . . 本文を読む

スティグリッツの翻訳、まぁ、ネオリベラリズムって精神的スローガンだよなぁ 

2008年08月29日 09時08分11秒 | その他翻訳
スティグリッツのネオリベこきおろし。元記事の日付を入れてほしいってリクエストがあったので、とくに経済ものについてはいつのものか明示します。その他要望があれば、遠慮なくコメント欄までどうぞ。できるものは迅速にやりますよ。また誤訳などの指摘も遠慮なくいただければ。どんな小さいことでも、考えるきっかけにもなりますんで。 . . . 本文を読む

マネタリズム、インフレターゲットめったぎり by スティグリッツ

2008年08月28日 00時05分51秒 | その他翻訳
まぁこの原油高と穀物の急騰を投機的、短期的、一時的な事象と見るかどうかって話はあるよね。でもそもそも何を短期として、何を長期とするかっていう話になるんだけど。 インフレターゲッティングの失敗 by Joseph E. Stiglitz 2008.5  世界の中央銀行関係者は閉鎖的なクラブを形成していて、流行りものやブームにはまりがちだ。1980年代の初頭には、ミルトン・フリードマンが推 . . . 本文を読む