現在美術日記@関西

アートシーンは東京だけじゃない

瀬戸内国際芸術祭 その2

2010年12月31日 05時16分42秒 | 美術
今年まだおわってない事・・・
この瀬戸内国際芸術祭の記事。

先日、正式に次回の開催が3年後に決まったそうですね。
ツイッターで見ただけで確認してないんですが、
こうなると毎年ビエンナーレ&トリエンナーレに行く事になるんじゃないだろうか。

来年は横浜トリエンナーレ2011があるし、
そもそも、毎年あいちトリエンナーレと瀬戸内が一緒にやることになりますよね。
たしか再来年に大地の芸術祭や神戸ビエンナーレが・・・。

ちょっ、ちょっと作り過ぎでしょう。
すこし我慢しましょうか。


なつかしい


食べた食べた


見た見た


こんなんじゃあかんなorz

上の写真から
男木島の乗船待合室兼作品の「男木島の魂」作:ジャウメ・プレンサ、
島のカフェでたべたハンバーガーとサラダ、
作品を見る高さによって表情が変わった「SEA VINE」作:高橋治希です。


作品名を調べるために、芸術祭をググっていたら、
意外と芸術祭に批判的なコメントを残すブログに出会いますね。

たしかに沢山の方が来島していて、
船に乗れなかったり何時間も待ったりしましたけれど、
スタッフも頑張っていたし、
なによりその辺りのゴタゴタは、言ってみれば作品には関係ないと思っています。

期間が限られているわけだから、その時に詰めかけるのは当然ですよね。
でも創られた作品はこれからその島で時間を過ごします。

作品のコンセプト如何に問わず、
これから長い間そこに佇む様子を想像してみて、
どうなのかを考えてみるのはどうでしょうか。

自分も含め、観客がここで作品を見るのは少しの間ですから。



一日目のラスト、
高松港に戻ってきて椿昇さんの作品を見て終了です。

あいにくの雨で解りにくいですが、
建物の表面が鏡になっていて、回りの景色が映りこんで溶け込んでいます。

作家コメント曰く、
鏡で表面の消し、内部の映像で内側を消す
(内部には建物の表面などから採取した映像が流れる)
という二重の意味をもたせているそうです。

内部は全て真っ白に塗られており、内側の形状だけが浮かび上がっています。
来場者にはこの建物と触れ合った人々との様々な記憶、関係を感じてほしいとありました。




上の地図は一日目を終えた状態
すごく頑張った感が出てますね。


あーやっと一日目終わった~。