職業の話。
世の中には沢山の職業がある訳です。
イラストレーター、美術作家、グラフィックデザイナー、DTPオペレーター、染色作家、プログラマー。
社会保険が効きそうなのは、大手のDTPとPGだけな気もする。
大雑把に切り捨てると、
仕事になったらなんでも同じになるんじゃないの?とかも思ったりして、
仕事場ではその場なりの振る舞いがあって、ネコ被ってるなりに一生懸命こなしていて、
それでも、毎日明日が休みである事を本気で願ってはあきらめて、
そんな生き方は損をしている的なニュアンスのテレビ番組があって、
脳科学者さんの記事に今の学生にはまず、IT機器とアプリの知識がまず必要で、、、
なんて書かれた時には、水準以下の生活をおくってる人々にはどう伝える気なのかとか、
もし図書館にいって公共のPC使えとか言った日には、それであんたはほんまに何とかできんねんな?とか聞いてみたくて、
結局、
イラストレーターの人は美術には踏み込む気がなくて、
染色作家は現代美術に相手されてない事に気がついてなくて、
未だにデザイナーと美術作家はお互いにいがみ合う部分を持ってるんだろう。
そして、プログラマーは言わずもがなデータ&通信&ベンダーのしもべ(たぶん)。
じゃあDTオペレーターがいいな、でも毎日憔悴しきって帰宅する妻を見ているとそれもどうなんやろ。
そんな背景をもってこそ、
横尾忠則(敬省略)の作品はより鮮やかに、
血の通ったような生々しさを感じることができる。
国立国際美術館
横尾忠則全ポスター
2010年7月13日[日]~9月12日[日]


数年ぶりに見た、こんなに魅力的だったか。
もう細かなディテールには注目しなくてもよい。
線の取り方や色の付け方、構図や色彩構成など気にかけても意味は無い。
そんな所に首を突っ込もうとすると、これでええやないかとつっぱねてくる。
しょーもないこと考えなや。
その強さこそいいなと憧れる。
横尾忠則のポスターは見た目とは裏腹に、すごく静かでもある。
束芋:断面の世代
2010年7月10日[木]~9月12日[日]
束芋さん、たしか美大予備校の先輩だったはず。
僕が予備校に来たときには、すでに京造在学中にキリンアートアワードで賞をとってはった。
もちろん会った事ないんですが。
束芋さんが受験時に描いた絵が壁に貼ってあったの覚えてます。

初回の横浜トリエンナーレに最年少参加とか、ベネチアビエンナーレに出たとか、
京造に20代で教授就任とか、映画の悪人が賞とったとか、なんかすごいことになっとりますな。

展示は映像作品と悪人の新聞連載時の挿絵の原画でした。
映像作品は天井に映写したものを観客が寝っころがって見たり、
筒の中や足下に映されたりといった感じ。

挿絵のほうは、黒色の線で描かれたモノクロの作品。
新聞の連載ともあって、回ごとの勢いが感じられました。
内容はにゅるにゅるっとした印象ですかね。
関西出身なのに、こちらでは全然個展とかやってなかったはず。
これだから売れっ子作家は。
その分期待して見た方からは、辛口の批評が飛ぶんじゃなかろうか。
基本的に関西は東京嫌いやからね。
なにしろメジャーな展覧会が全部東京でしかやらんから。
国立国際美術館
〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html
世の中には沢山の職業がある訳です。
イラストレーター、美術作家、グラフィックデザイナー、DTPオペレーター、染色作家、プログラマー。
社会保険が効きそうなのは、大手のDTPとPGだけな気もする。
大雑把に切り捨てると、
仕事になったらなんでも同じになるんじゃないの?とかも思ったりして、
仕事場ではその場なりの振る舞いがあって、ネコ被ってるなりに一生懸命こなしていて、
それでも、毎日明日が休みである事を本気で願ってはあきらめて、
そんな生き方は損をしている的なニュアンスのテレビ番組があって、
脳科学者さんの記事に今の学生にはまず、IT機器とアプリの知識がまず必要で、、、
なんて書かれた時には、水準以下の生活をおくってる人々にはどう伝える気なのかとか、
もし図書館にいって公共のPC使えとか言った日には、それであんたはほんまに何とかできんねんな?とか聞いてみたくて、
結局、
イラストレーターの人は美術には踏み込む気がなくて、
染色作家は現代美術に相手されてない事に気がついてなくて、
未だにデザイナーと美術作家はお互いにいがみ合う部分を持ってるんだろう。
そして、プログラマーは言わずもがなデータ&通信&ベンダーのしもべ(たぶん)。
じゃあDTオペレーターがいいな、でも毎日憔悴しきって帰宅する妻を見ているとそれもどうなんやろ。
そんな背景をもってこそ、
横尾忠則(敬省略)の作品はより鮮やかに、
血の通ったような生々しさを感じることができる。
国立国際美術館
横尾忠則全ポスター
2010年7月13日[日]~9月12日[日]


数年ぶりに見た、こんなに魅力的だったか。
もう細かなディテールには注目しなくてもよい。
線の取り方や色の付け方、構図や色彩構成など気にかけても意味は無い。
そんな所に首を突っ込もうとすると、これでええやないかとつっぱねてくる。
しょーもないこと考えなや。
その強さこそいいなと憧れる。
横尾忠則のポスターは見た目とは裏腹に、すごく静かでもある。
束芋:断面の世代
2010年7月10日[木]~9月12日[日]
束芋さん、たしか美大予備校の先輩だったはず。
僕が予備校に来たときには、すでに京造在学中にキリンアートアワードで賞をとってはった。
もちろん会った事ないんですが。
束芋さんが受験時に描いた絵が壁に貼ってあったの覚えてます。

初回の横浜トリエンナーレに最年少参加とか、ベネチアビエンナーレに出たとか、
京造に20代で教授就任とか、映画の悪人が賞とったとか、なんかすごいことになっとりますな。

展示は映像作品と悪人の新聞連載時の挿絵の原画でした。
映像作品は天井に映写したものを観客が寝っころがって見たり、
筒の中や足下に映されたりといった感じ。

挿絵のほうは、黒色の線で描かれたモノクロの作品。
新聞の連載ともあって、回ごとの勢いが感じられました。
内容はにゅるにゅるっとした印象ですかね。
関西出身なのに、こちらでは全然個展とかやってなかったはず。
これだから売れっ子作家は。
その分期待して見た方からは、辛口の批評が飛ぶんじゃなかろうか。
基本的に関西は東京嫌いやからね。
なにしろメジャーな展覧会が全部東京でしかやらんから。
国立国際美術館
〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html