かつては、たしかにあった世界

旧司法試験合格の向こうに確かにあった一般庶民でも上流階級の仲間入りをできる世界。
医学部は高い学費が必要だけど、旧司法試験はえんぴつ一本で勉強ができる。

　それを司法改革は法科大学院を卒業しないと新司法試験の受験資格が得られないようにして
一般庶民が上流介入の仲間入りをできる機会をなくしたのである。
法科大学院の学費は高すぎる。
国民の司法参加を促進するならば、学費はもっと値下げするべきだ。
今、私立の法科大学院では授業料だけで年間１５０万円は取られる。
それが標準コースだと３年続く。
奨学金をもらっても授業料だけでほとんど消えてしまう。

センター試験を受ける手間

　高校の先生の中には、センター試験を最良の模擬試験と位置付けて、私立しか受験しないでセンター試験利用の私立入試も受けないという人にまでセンター試験受験を強制する人がいます。

　しかし、受験直前期に２日間（あるいは１日）のロスは大きいです。しかも、会場には大勢の人が集まり、普通のインフルエンザでも感染してしまったら一大事です。ただでさえ、寒い建物の外で待つ時間が長いのですから、体調を崩す恐れがあります。

　私立専願で早稲田・慶應・上智などを狙う人はセンター試験は受けない方が良いと思います。他の受験生がセンター試験に時間を取られている間にライバルに差をつけましょう。