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「政治禁書」中国人観光客に人気

2012年07月15日 | 台湾・香港関連ニュース

「政治禁書」中国人観光客に人気

 

「政治禁書」中国人観光客に人気

【新唐人2012年7月15日付ニュース】近年、香港や台湾を訪れる中国本土の観光客は増え続けています。薄熙来の失脚、第18回共産党大会の開催など、中国の真相を求める中国人観光客の需要を満足させるため、台湾や香港の出版業社は中国本土で禁止されているいわゆる"政治禁書"を積極的に出版発行しています。これらの禁書は中国で大変歓迎されるお土産の一つだそうです。一方、帰国の際に税関で引っかかり、没収される場合も少なくないそうです。

ボイスオブアメリカ(VOA)によると、香港や台北のちょっとした規模の書店には、中国の政治と現代史に関する専門コーナーが設けられ、中国人観光客が自由に読めるようになっています。これらの書籍は中国では禁止されていますが、多くの中国人観光客は本土に持ち帰るそうです。親友らが首を長くして"禁書"を待っているからです。

中国の作家・何永全さんは、中国人は真相を渇望していると示します。

中国の作家・何永全さん
「私をも含めてあれらの書籍を読みたいです。質が高くないのもあるかも知れませんが、少なくとも本当の事を言っているので、見たのも真実の現象で、自分の感想を本に書いたり、雑誌に発表したりしているのです」

中国国内では読みたい本が読めないばかりでなく、知りたい情報も得られません。また、一部作家の本は出版が許されません。このような現状に対して、何さんは遺憾を示します。

中国の作家・何永全さん
「物書きはみな自分の作品を社会に出して、見てもらい批評され、認められたいのです」

台湾の"中国時報"によると、中国共産党第18回大会が近づくに連れ、台湾では関連書籍が出されています。データによると、これらの書籍は中国人観光客が良く訪れる書店でよく売れているそうです。

一方、帰国時税関での検査を心配する観光客もいるそうです。一旦見つかると、本を没収されるだけでなく、本人も拘束されるからです。

中国弁護士 唐吉田さん
「厳格に言うと中国の現行の法律、特には公開文書に従うと、公民の書籍を勝手に没収してはなりません。憲法には言論の自由や出版の自由などが強調されているので、一部部門の
許されません」

"中国民航網"によると、6月24日、広西省の桂林両江国際空港のセキュリティ部門は、法輪功の書籍やテープを携帯した乗客を警察に引き渡しました。

中国弁護士 唐吉田さん
「中国では、立法の理念と執政の特徴から異なる声や政府とは異なる論調の出版物は麻薬よりも重く見られています。税関ではこれらの出版物に対し、麻薬より警戒しています」

また、当局の権力の独占に不利な書物に対しては、当局は異様に神経を尖らせ、書物の内容や、作者の名前によって禁書にリストアップされるそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/07/11/atext730155.html..(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/)


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