また、変な趣味持ってますね。
【新唐人日本2012年3月25日付ニュース】 胡錦涛主席が、苦労して築き上げてきた"調和の取れた党"のイメージを壊してまで、薄煕来元重慶市書記を解任したのはなぜでしょうか。香港の"アジア週刊"によると、王立軍と薄煕来は共産党中央の幹部まで盗聴し、中南海の情報も把握していたそうです。これには胡錦涛主席も手をこまねいているわけにはいかず、快刀乱麻を断つ事になったそうです。
4月1日発売のアジア週刊の特別報道は、薄煕来更迭の内幕を披露し、王立軍が中央幹部を盗聴した事に触れています。習近平(しゅうきんぺい)、賀国強(がこくきょう)、李源潮(りげんちょう)、呉邦国(ごほうこく)などの大物幹部の重慶訪問中も、王立軍は盗聴を行ったそうです。
それだけでなく、王立軍は中央警備局とコネをつくり、中南海幹部の行方やプライバシーまで把握し、薄煕来に報告。報道によると、この盗聴に中南海が激怒したそうです。
重慶市人民代表の張明渝(ちょうめいゆう)さんも、盗聴が引き金になったのでは、と述べます。
重慶市人民代表 張明渝氏
「王立軍は盗聴好きで、盗聴マニアといっていいでしょう。起因はここからかもしれません。具体的には私も分かりません。薄煕来 ひいては中央の人まで盗聴し、重慶から外部への電話は 全部盗聴します」
王立軍の友人の、重慶のある作家はアジア週刊に対し、王立軍はハリウッド映画のヒーローになりたがっていたと述べました。王立軍の事務所にはアメリカ警察との写真が大きく飾られ、彼自身もアメリカの盗聴設備のハイテクに憧れていたそうです。
アメリカへの憧れが原因なのかは定かではありませんが、王立軍は避難先をアメリカ領事館に選びました。
その後幕を開けた重慶事件によって、薄煕来の中南海狙いが暴かれたものの、中南海は1ヶ月間沈黙。一方、薄煕来は全人代で、一度も重慶を訪れた事のない胡錦涛主席もゆくゆくは視察に来るだろうと声高らかにアピール。しかし、全人代閉幕の翌日、薄煕来は職を解かれました。
現在、重慶市公安局の王立軍の写真は取り下げられ、彼の題詞が刻まれた石の彫刻や語録も全て撤去され、薄煕来の題詞も消えました。王立軍と薄煕来が主導した4部の小説も出版禁止になりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/03/24/a677212.html.(中国語)
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