とても久しぶりの楽器カテの更新。
患者さんは
「Orville by Gibson LP-Jr」
取り合えずナットの製作依頼
材の指定は骨でしたが象牙を使う事に。
以下製作中の画像
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
あっ!その楽器買わせて下さい!エレキギター買取なら当店へ!
古道具屋 キタロウ商店
詳しくはコチラから。
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ありがとうございます。さて、いつやろうかなあ。
アイロンの温度は60度より上のほうがいいかもです。
60くらいだと膠の緩みが遅いと思います。長くあてれば良いかもですが・・・
ようは木部に焦げなどがおきなければ良いわけです。
でも塗装は死にます。
再塗装あるのみです。
ではでは。
ご質問はいつでもどうぞ。
やはり じーさま ですよね。(笑
さて、取っ掛りの場所はそうですねショルダーって伝えればよかったのですよね。
でも「ココなんていいかな?」的決め方で
剥がす方が決めてしまってもかまいませんよ。作法なんてありませんから。(笑
あと前回の説明の間違いを訂正
あて布不要と書いてしまいましたが
それはケースによって変化することで
はじめてチャレンジする方には乱暴な書き方でした。
バインディングがあるなら濡らしたタオル等を当てたほうがいいですね。
それで取っ掛りが出来たら
くさび状に何かを差し込んでおいて
じーさまが所有しているスチーマーを隙間に当て
ナイフで起こしていくという方法が良いのかもしれません。
ただワタクシが想像しているスチーマー(スチームの量が多くて小型で重くないもの)だったらの話ですが・・・
で、次は貼り付ける場合ですが
↓こんなものがあれば便利かもですが
http://www.stewmac.com/shop/Tools/Clamps,_support_tools/Spool_Clamps.html
そんなものを購入するよりも
普通のFクランプでもいいです。
ただ2~3本じゃだめです。
Dサイズのもの一本張りなおすのであれば16本くらい必要です。
あとサイドとバックに歪みがでて
接着前に仮にかぶせてみた時点で
ぴったり合わない場合は
ハタガネが数本あったほうがいいです。
いずれにせよ
クランプは多く持っていたほうがいいですよ。
以前はダイソーに100円であったのですが今は値上げしているようです。
え~と・・・あと必要なものは
クランプするとき幅広く力を伝えたいときに必要かもしれないあて板くらいかな?
接着は膠を使ってもいいですし
タイトボンドでもいいですよ
それは好みで選びましょう。
いつかまた剥がすことを想定してるなら膠でしょうが・・・
兎にも角にも
わからないことがあればまたご連絡を。
あ、名前かいてませんでしたね、、
バインディングついたままでいいのですね?
で、推測されるライナーの厚み部分あたりまでアイロンを乗せると。何度くらいですかね?60度くらいでいいですか?
最初の膨らみ?要するにギターのショルダーとかってことでしょうか?
無事派がし終えたらこんどは貼付けの方法もおしえてくださいまし。
ちなみに蒸気を使う方法とはどんなものでしょう。
エレクトロラックスのハンディスチームは持ってますがそんなものでもいいですかね?以前、これでネック外したことがあります。
って、じーさま ですよね?あれれ??
まぁ、じーさまということにして。
そうそうチェリ~ボム!
あの下着姿に・・・悩殺
でもワタクシ、ジョーンをはじめて知った時は
すでにソロで「I love rock'n roll」でブレイクしてからなのでした。
そんな話は置いておいて
トップもしくはバックを外す方法は
蒸気をあてる方法とアイロン等の熱源をあてる方法の2種類があります。
(他にもあるかも知れませんが。)
あっ!そうそう。
いずれにせよトップやバックを外すことをすれば
再塗装を覚悟しなければいけませんよ。
また外すときにライニングやバインディングにダメージが残り
その再生もしなくてはいけないかもしれませんよ。
良いのですね?
ホントに良いのですね?(笑
では参りましょう。
禁断の世界へ。
蒸気をあてるには揃えなくてはいけないものがちょっとめんどくさいので
アイロンを使いましょう。
以下用意するもの
●アイロン
●ペンティングナイフ(画材屋さんで売っている油絵の道具)
●クサビ(割り箸の先を削って作りましょう。長さ約5cm、もっと長くても良い。)
●熱いお湯(熱湯じゃなくても良い。)
●雑巾
くらいかな?
まずどこから外すかですが
ワタクシはほとんどの場合
最初の膨らみ部分?
あれ?なんて書けばいいんだろう?
出っ張ってる部分というのかな?
そこからいきます。
手始めにエッジの部分に塗装がどれだけ乗っているかを確認。
元が薄い皮膜ならそのままでもいけますが
意外と分厚い塗装のときや
見ただけで判断がつかないときは
サンドペーパーの400番あたりを当て板につけて擦ってみましょう。
塗装のヤケ色が取れてバインディングの色が出たらオーケー。
くれぐれも削りすぎないよう慎重に。
で、
エッジの処理ができたら
アイロンを一番低い温度にして
剥がしたい部分にあてます。
アイロンとギターの間に布等を挟んでも挟まなくてもどちらでもいいです。
(元の塗装にダメージが残ってもどうせ再塗装するのですから)
トップまたはバックの端の部分。
ライニングが張ってあるであろう場所へあてること。
(たまにサイド部分へあてる人がいるため念のため。)
アイロンの性能や季節や膠の状況によりますが
最初は1~3分あたりでアイロンをはずし
手をあててみるのどしてチェックしてください。
サウンドホールから手を突っ込んで箱内の状況もチェック。
この時点で焦げていたら温度が高すぎるし(この時点でダメといえばダメなんですが)
箱内からさわってもまったく熱を感じないのであれば
5分ほどまたアイロンのせて再度チェック。
またアイロンの温度があまり下がらない機種の場合は
アイロンのしたに割り箸で下駄を履かせて直でアイロンがあたらないようにするなど
工夫してください。
さて、熱をかけていき上記のことがクリアできている状況が大前提ですが
5~10分かけているとほとんどの膠は緩んできます。
バインディングの隙間からペンティングナイフを差し込んで
テコの要領で起こしていきます。
アイロンが乗っかっていた部分が膠が緩んでいるだけで
他はまだ緩んではいないからくれぐれも焦らないで。
サウンドホールから手を突っ込んで箱内から押し出してやるのも良し。
ナイフが入り外れた場所にはクサビを入れます。
これはそのまま剥がしていくと膠がまた硬化しはじめて
せっかく外した場所がまた接着されてしまうのを防ぐため。
外れたらお湯につけた雑巾で膠をふき取ってください。
この作業時中に張られたライニングが割れて外したトップ、バックにくっ付いてきても
かまわず続けましょう。そのパーツさえあれば後でくっ付ければいいのです。
もちろん新しいライニングを張っても良いです。
それにはライニングを曲げる道具もいりますが。
外していくとネック部分とエンド部分のブロックが外しにくいことがありますが
焦らずゆっくりやってください。
さて、これで外れたはずですがどうでしょうか?
ココでひとつ書き忘れましたが
本体に歪みが酷く出そうな場合(古い個体は特に)
形を崩さないためにもモールドを作ったほうが良いかも。
さて、急いで書いたため解かりにくいかもしれませんから
いつでもご連絡を。
ではでは。
初代メロディーメーカーの3/4が好きです。本気で買おうかと思った事あります。弾けないくせに。
バタやんのあのギターなんかカッコいいなあ!
ところで、師匠。
トップもしくはバックを外したいのですが、どうやればいいのでしょうか?
すでにどこかしらが乾燥し過ぎで剥がれてたりしてくれればそこからスクレーパーで一気にいけるのですが、そう言う部分がないんです。かなり古めかしいモノなので、たぶん膠だと思うのですが。なおかつバインディング付き。めんどくせーー。
よろしくおねがいします。
あははは・・・
このブログには楽器カテの更新を楽しみにしている方がそこそこいらっしゃるようで
日々、あぁ~何か更新しなくてはと思いつつも
コレは!という入荷品、修理品が無く更新をしておりませんでした。
今回は LP-jrと象牙というキーワードで多少は喜んでくれるかなと思いまして。
まぁ、限られた時間での更新でしたのでアッサリとしたものになってしまったことは否めませんが・・・
「以前、62’のMelody Makerを所持してましたが
ボディが薄すぎてヘナヘナで全く使い物に
ならなかった。」
そうですねぇ~
Melody Makerはシンプルすぎますからねぇ・・・
ボディ、ヘッドすべてが薄かったり、小さかったり
まぁ、元々廉価ラインといえばそうなんですけどね。
でもワタクシ、
昔々ジョーン・ジェットが弾いてるMelody Makerを見てからかなり好きになってはいたけれど
その後、自分の好きなギターは所謂ビザールぽいデザインが好みとわかってからは
音は別としても安っぽくてチャッチイギターですが
それがまたイイなぁ~なんて思う人んですよね。
人からは変わり者、変態呼ばわりかも知れませんが。(笑
久々の楽器カテ。
LP jrいいですね~。
以前、62’のMelody Makerを所持してましたが
ボディが薄すぎてヘナヘナで全く使い物に
ならなかった。
あの時、jrの方にしとけばなー・・・。
なんて思い出しました。