kitamontittISM pt.1

きたもんちっちの一人暮し奮闘記☆

ココロノオト

2005年03月05日 06時17分57秒 | Weblog
かつて愛した彼女は、よくケーキを作って僕の家に持ってきてくれました。
僕が疲れて家に帰ると、待ち構えていたかのように用意してきたケーキにコーヒーを入れてくれました。
記念日にはいつもシャンパンを開けました。
僕の奔放な意見をいつも最後まで聞いてくれました。
彼女の笑顔がいつも僕の心の支えでした。
でも、そんな彼女を最終的には裏切る結果を招いてしまいました。
それから僕は心に誓いました。
二度と大切な人を泣かすまいと…。
人にはいろんな出会があって、周りの環境もどんどん変わっていくけど、
一人の人間のなかに大切なものなんてそんなにたくさんあるわけじゃないってこと。
目に見えるものとか、耳に聞こえるものとかは、どんどん新しいものを求めるけど、
目を閉じて、耳を塞いでしまったら、結局ココロノオトしか残らないってこと。
だから、人のココロってそんなに簡単に変えることができないんだって思うのです。
今日も沈黙のなか、目を閉じると、ココロノオトが聞こえます。

最新の画像もっと見る