伊藤和男 ブログ

千葉県議会議員(香取市選挙区)伊藤和男です。

自民総裁選. 論戦

2007年09月18日 02時48分34秒 | Weblog
【共に格差是正強調】 自民党総裁選は、立ち会い演説会や街頭演説会が始まり、立候補している福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長が政権運営の考え方などを同党議員や街頭で聴衆に訴えた。党本部で行われた演説会では、選挙戦を優位に進めている福田氏は手堅いスピーチでまとめた。一方、劣勢の麻生氏は、地方と都市の格差是正に向けた「機会の平等」など6つの方針を打ち出し、より踏み込んだ内容のスピーチを行い、巻き返しの姿勢を示した。今回の総裁選は、早々に派閥の支持を固めた福田氏が優位に立ち、麻生氏が残る地方票を獲得して、どこまで巻き返せるかが焦点となっている。演説会で、福田氏は地方の活性化について、小泉政権から続く構造改革を評価した上で、「経済合理主義が進められた結果、地方の格差が生じた」として「新しい仕組みを考えて、格差を埋めていく」と述べた。麻生氏は「機会の平等」「テロ特別措置法の延長」「拉致の解決」などの方針を打ち出し、踏み込んだ内容のアピールをした。「機会の平等」について麻生氏は、構造改革
の成果を評価したうえで「都市の子どものように、地方(農山村)に生まれた子どもが、将来豊かな展望を描けるようにしなくてはいけない」と訴え、格差是正に向けた地方活性化に力を入れる考えを表明した。都内の、渋谷.秋葉原で開催された街頭演説では、聴衆の反応は圧倒的に麻生氏支援の反応が多数だといわれるが、そこに集まった聴衆の殆んどが投票券(自民党員)が無い人達だといわれる。戦況は、当初麻生氏有利と云われたが、現在は8派閥の支援を取り付けた福田氏に雪崩現象的に支援が広がり、圧勝態勢になってきた。