伊藤和男 ブログ

千葉県議会議員(香取市選挙区)伊藤和男です。

知事辞任もあるゾ!

2008年03月02日 04時11分36秒 | Weblog
【業績悪化.石原銀行】東京都が1000億円を出資し、業績悪化が大問題になっている「新銀行東京」。同行の経営責任が石原知事の進退にまで波及する可能性が出てきた。知事は、都議会の代表質問に「不退転の決意でこの銀行を再建させる」と大見得を切り、400億円の追加出資に理解を求めた。NHKテレビより(金の無い県からみると羨ましい話だ) しかし、金融の専門家ですら「ビジネスモデルが破綻している」と切り捨てているボロ銀行だという。議会では野党はもとより与党議員からも批判や責任を問う声が噴出したのだ。公明党は「わが党も破綻処理すべきだという意見がある。追加出資を認めるわけにはいかない。と宣言、「経営者をトップダウンで決めた責任を問われては」と石原の責任論にも切り込んだ。野党の民主党は「追加出資は盗人に追い銭」だと厳しく批判。共産党は「私財をなげうて」と批判した。 この調子では、都議会の紛糾は必至。追加出資が認められなければ、破綻処理もあり得る。知事の責任論が火を噴く展開になってきた。
【米大統領選.オバマ優勢で】「大ピンチ.石原東京五輪」 米大統領予備選で9連勝と破竹の勢いのオバマ上院議員。民主党候補はこのまま決まりそうな雰囲気だ。これに、モロに影響を受けるのが東京五輪だと言われてきた。東京都は石原知事が先頭に立ち、2016年の五輪招致に必至だ。その「石原五輪」の最大のライバルはイリノイ州の大都市シカゴだ。先日、シカゴが五輪招致で行動規範に抵触していたことが発覚した。昨年末は東京がIOC(国際オリンピック委員会)から注意を受けるなど、水面下で、「招致合戦」は激化している。だが、オバマが大統領になった場合、アメリカは国を挙げて「シカゴ五輪」実現に向けて動き出すというのだ。「オバマの原点は20代を過ごしたシカゴにある。コロンビア大を卒業後、シカゴ郊外サウスサイド黒人貧民街で福祉活動に励んだ。その後、ハーバード大ロースクールで学び、弁護士資格を取得。96年にイリノイ州議会議員になっている。オバマの演説にもシカゴ時代のエピソードがよく出ている。それだけに、シカゴの黒人たちからは絶大な支持があり、先日のイリノイ州予備選でもオバマが勝利した。オバマがイリノイ州、シカゴのために、五輪招致を全面バックアップするのは間違いない」ので驚異だ。(都職員の話)米国が本気になったら、ただでさえ可能性が低いといわれている東京五輪はいよいよ実現不可能だ。都は五輪のために、税金から「準備基金」として毎年1000億円を積み立て、石原都政の威信をかけて五輪招致に動いてきた。政治家として、最後の運命をかけた五輪招致に翳りがみえたときには、知事の求心力の低下は免れない。