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業務日誌

F1・読書・日常。大好きなモノとだらけた毎日の記録?です(* ^ー゜)ノお気楽にいらっしゃいませ♪

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 桜庭一樹

2009-11-24 06:18:50 | 読書感想文


桜庭作品はこれで何冊目???あとは「ファミリーポートレイト」くらいかなぁ?

あ~、「GOSICK」はなんかニガテで1巻で挫折したけども・・・




相変わらず暗いわぁ。

コレ読んで、三浦しをんの「光」読んだもんだからドツボでした



一番最初に藻屑が「死ぬ」ということを突きつけた上で、藻屑がある中学に転校するところから物語はスタート。

そしてお得意(?)の奇妙な友人関係が始まる感じで




最終的に納得行かなかったのは藻屑は「友達」を得たのに泡になってしまったのか???ってコトかなぁ~


それとも所詮「人魚」なんて妄想なのよ。友達ができても「暴力」の前に弱い人間は死ぬ運命なのよ。

ってコトか???




何気なく生きる日常に棲む「暴力」

子供たちが生き残って「オトナ」になるサバイバル


って雰囲気かなぁ。



どれだけストーリー的に重要か不明な感じの兄・友彦が結構好きでした

貴族のように孤高の存在であった彼が「外」に一歩踏み出したときの頼りない感じが。

そしてそんな存在のキャラっていい・・・。

ストーリーよりもこのキャラを生み出した作品ってことで評価したいくらい。



友彦で1冊くらい本できそうだけどな~~~

引きこもり、ニート、家族との距離、自分の王国の王様って感じの男が外に出たときとても頼りない存在になって、でも少しづつ成長して・・・・みたいな




ストーリーは暗いし、そこそこな感じかな~~~

『光』 三浦しをん

2009-11-23 06:01:34 | 読書感想文
久々に読書感想文なぞ。

初めてこの人の本を読んだんだけど、暗かったわぁ

あちこちでレビュー見ると、どうやら他はそうじゃないらしく、コレが飛びぬけて暗いようだ・・・・

三浦 しをん
集英社
発売日:2008-11-26

「暴力」と「無関心」「秘密」とかそういうのがテーマというかキーワードって感じなんだけど。

秘密を守るために罪を重ねて、でもその秘密を守り通すってのは難しくて必ずどこかに漏れてて・・・


無常を感じるね


あとは、求める者と求められる者の切なさっていうか・・・

必ずしも自分の求める人から求められるワケじゃないっていう三角関係的なトコもあり・・・

こういうのがどんどん話を暗くしているのだーーーーー!!!





そして自分が一番感情移入したのが南海子。

小市民ですから。

自分の安定のために秘密をしまいこむっていうね・・・

そしてそこに日常とは違うスリルを感じていたり・・・・




あんまりハッピーになれる要素はないな。

輔とかもうかなり悲惨だし。

でもその瞬間、信之が輔を見た瞬間。そこに輔の救いがあるの・・・・カモ!?




人間って複雑だなぁ~としみじみ思う一冊でした



桜庭一樹著:『私の男』

2009-09-18 23:04:08 | 読書感想文

桜庭 一樹
Amazonランキング:32610位
Amazonおすすめ度:


直木賞作品ですが。

話題本はなかなか図書館で借りられず遅くなったなぁ~

でも、読み始めたら早かった・・・。もっとかかるかと思ったのにアッサリ2日で読んでしまいました。







では、ネタバレ感想を。


とにっかくドロドロした話なワケなんだけど、最初の1章の途中くらいからもう淳悟が良くて良くてたまんなかったー

なんかね~、長身痩躯のちょっとやつれつつも優雅なダメ中年???

職はないし、傘盗むし、でも優しさのある男。放っておけない男。

ツボすぎる・・・。

んで、花との過去とかがどんどん気になってくるもんだから続きが読みたくなっちゃうんだよね~~~





とにかく1章でガッチリ掴まれる感じがして、結構勝手にトリップした感になるから、ちょこちょこ読んでは現実に戻るのが大変な本。


なんかね~、ファンタジーよりファンタジーなんだよね。

こんなに生々しいっていうか結構エグい内容にも関わらず





さらに花と淳悟の過ちについてもどんどん明らかになる・・・っていうか現在から始まって人物の視点を変えながら過去へ遡るお話


淳悟&花については個人的には現在と一番最後の過去の話が好きだったな

欲を言えばどうしてここまで淳悟が「病んだ」のかが詳しくあっても良かったのかも・・・

父の死と母の豹変だけ?

つーか、そんなに母ちゃんに執着してたのかな???

そこんとこがちょっと気になったかも





そして・・・オチは?

ないよね~~~

言うなれば1章の最後がオチなのか???

まぁ、読後感を味わう本って感じで、その読後感もなんとも言えないんだけど



こう生きて。こう死んでいく。ってそれだけと言えばそれだけの本なのかもなぁ~

14f症候群

2009-09-11 03:56:03 | 読書感想文
壁井 ユカコ
Amazonランキング:238248位Amazonおすすめ度:


以前からあたしは『キーリ』が大好きで、壁井ユカコさんの著作はオフィシャルのは一応全部読んでますが、『キーリ』の次に好きな作品になったかも???

ある日、女子中学生(14歳)に何らかの変化が起こる物語。

仲良しグループの6人がそれぞれ不思議な体験をする。

彼女達は怖いもの知らずの、なんでもアリの女子中学生。

時に不思議に思いながらもその変化を受け入れつつ、その事態と向き合う。

そんな感じです。




今回は世界観としては、一応普通の日常の中・・・なので、『キーリ』や『鳥籠荘~』のように荒んだ世界とはちょっと違って、そういう壁井ワールドが好きな人には物足りないかも。

でも、普通の日常が十分”非日常”に感じてしまうのに違和感がないんだよね~

そこがまた不思議な壁井ワールド







中学生の彼女達は色んなことを考え、悩んだり、はじけたりしてますが、すでにおぼろげになった自分の記憶の中にも似たような感情があったのだろうか???

・・・と思うと切なくなったり、懐かしくなったり。


そういうなんとはない「ことばにできない気持ち」みたいなものをうまく掬い上げている作品だなぁ~と思います。

多分、その年代のその時にしか感じられないような感情みたいのがあってソレがとってもリアルなんじゃないかな



性⇒ある日男になり・・・

欲情⇒ある日大人になり・・・

従順⇒ある日犬になり・・・

独占⇒ある日入れ替わり

死命⇒ある日異形が宿り・・


こんな彼女達になにが起こるのか読んでみてはいかがでしょうか~

7SEEDSを読もう!!

2009-08-16 03:01:22 | 読書感想文

もう、オススメさせて頂きます。
7SEEDS 1 フラワーコミックス

すみません、先日『銀魂』にハマったとか言ったけどコレも違った意味でいいから!!

てゆーか、ジャンル違いすぎなんで比べようもないんですけど・・・



7SEEDSはですね~、未来のお話。

人類が滅びた未来に冷凍保存され残された10~20代の少年少女のお話。

なので、サバイバルです。

でも、それだけじゃない。そんなに単純ではなく・・・






7人1チームで5チームがあり、チームにそれぞれガイド(大人)が1人つきます。

優秀なチームもあれば、おちこぼればかりのチームもあり、上下関係の出来てしまったチーム、一人しか生き残れなかったチーム・・・

それぞれにいろんな体験をして、彼らは出会います。


その中には違うチームだけど、恋人同士で送られた二人もいたり・・・




ほとんどの人は何も知らされず、目が覚めると未来にいると言うビックリな状況




最初はそうでもなかったんだけど、4巻(?)冬のチームのエピソードあたりから超ハマり、さらに夏Aチームの選抜7巻~(?)とかでまたすごいハマり・・・・


その後10巻(?)春・夏A・秋・冬が出会うともう何が起こるかハラハラ・・・

(?)はくらい???ってことです。はっきり何巻か覚えてなくて




09年5月現在15巻まで。

『BASARA』が27巻くらい(外伝含む)まで行ったので、もしかするとそのくらい壮大なスケールになるかも?

もう先が気になって仕方ないです




さぁ!!みんな『7SEEDS』を読もう!!

みじかい命を抱きしめて

2009-06-19 00:16:54 | 読書感想文

みじかい命を抱きしめて


先日17歳という若さで無くなったアシュリーちゃんの母、ロリーさんの半生本です。

アシュリーちゃんのことじゃなくて、本当にお母さんの人生が書いてあるって感じで、そこにアシュリーちゃんが関わってるような感じ。

このお母さんかなり波乱万丈な人生です

本当に読んでビックリ・・・読みやすい本なので、みなさん一度読んでみては???







コドモの頃からお転婆で、ガキ大将のようだったロリー。

いつしか家出を繰り返し、友達の集まるパーティーに頻繁に通うようになる。

そこでマリファナを吸うようになり、男二人の住まいに転がり込み、麻薬売買の手助けをしたり・・・

親に訴えられ、裁判沙汰になったりも。




その後アシュリーの父となる人と出会い、相手の両親にも快く迎えられたが相手とうまくいかず。

相変わらずマリファナにおぼれる。

その後、家を用意して二人を迎えてくれる男性と出会うがケンカをして別居しているときに相手が釣りに行き、ボートが転覆。帰らぬ人となる。

ちなみにロリーが第一発見者となる。




次に出会った人は子持ちだが、いい人だったので故郷を離れ、彼と一緒に住むが、彼はハードドラック常習者。

ロリーも一緒になってハードドラッグにおぼれる毎日。

これではダメだと友人の助けを借りてその家を脱出。

父の家に身を寄せる。




その後、神の存在を感じたことがきっかけでクリスチャンとなり穏やかな生活が送れるようになりドラッグを断つ。

教会で知り合った男性と結婚。

アシュリーと3人で暮らす。




ここまでがこの本に書かれている内容ですかね




いやいや、本当に壮絶です。

17歳で子供産んで、でも相手とうまくいかず、ドラッグ漬けで。

仕事しようとしても続かないし。

書いてあるところによると本当にドラッグがすぐ手に入るような環境らしく、その辺の子たちはオトナになるまでにほぼ100%マリファナを吸うとか

本当かはさておき、それだけ麻薬が身近なんでしょうね・・・





ちょっとカルチャーショックというか、文化の違いなのか、個人的感覚の違いなのか、17歳で妊娠したロリーに母親は「おめでとう」と言うんですよねぇ。

普通は「どーすんの!!!」って感じになりそう、日本なら。

さらに、相手の家族とかも結構あっさり受け入れてる印象で・・・

そんなもんなんでしょうかね???





読んでて思うのは、ロリーがクリスチャンになるまでアシュリーのことがあまり触れられないことかな。

つまり、ロリーは自分のことで手いっぱいで結構アシュリーを預けてパーティに行ったり、それこそドアの向こうにアシュリーがいるのに麻薬吸ったりしてるんですよね~


ホントにダメ親です。でも彼女はそれがわかってて、どうにかしなきゃと常にもがいている。

なにせ、17歳で母親だからアシュリーが10歳でもまだまだ27歳だし

若い母にプロジェリアという病気は本当に大変だと思います・・・






でも彼女がどうにかしなきゃと思い続けたのは子供の存在が大きいと思う。

どんな状況になってもロリーは決してアシュリーを手放さないし、愛情を持って接しているように感じました。

彼女が本当にダメにならなかったのはその自分が持ちつづけた愛情があったからこそだなぁと思う




いろんな罪を犯してきたロリーだけど、アシュリーにとっては愛情深いお母さんなのでしょうね(*´∀`*)

ちなみにクリスチャンになってからの変わりようは結構驚きでもあります。

色々なことを体験して、ようやくオトナになったその瞬間なのかもしれませんね☆

プロジェリアという病気、アシュリーのこと。だけでなく、いろんなことを考えさせられるすごい本です

「彩雲国物語 」~黄粱の夢~

2009-05-02 23:48:25 | 読書感想文

GW中いいお天気ですね毎日お散歩1時間・・・がんばっております


さて黄粱の夢読み終わってます・・・
彩雲国物語 黄粱の夢 (角川ビーンズ文庫)





大体内容としては・・・


青いゼ。若かりし清苑の巻



熱いゼ。邵可さまの巻き

でしょうかね???(アバウト









まずは清苑編。

賢い第二公子様は自分を守るためにあらゆる手段を尽くし、そうやって自分だけの力で生きてきた。

そんな彼は他人を信じることができなかった。

でも末の弟だけは純粋に彼を慕ってくれた。末の弟は彼の安らぎであった・・・・


的な???


そして結局陥れられる清苑・・・。その首謀者は母ってオイ

いや~、青い!!青いっすね!!さすが清苑だけに青い!!(カンケーない)







ん~、このお話で一番胸を突いたのはやっぱ清苑と鈴蘭の君の関係でしょう

だってさ、お互いに「私がいなければ母は(息子)はもっと幸せになれただろうに」

って思ってんだよ!?あ~切ない。

つーか、似たもの同士すぎ。

鈴蘭が劉輝を見て思うのさね・・・自分にあんな息子がいたら。って。

そう、清苑のように”完璧”な息子でなくても劉輝のように純粋で優しい子がいれば何かが違ったのかもしれないって・・・



ちなみにこのお話結構暗いってゆーか、彩雲国の「お笑い部門」はあまり発動されてないっすね

当然か・・・。この話の流れじゃ。



個人的には清苑に負けた楸瑛くんが兄上に「恥をかかせてごめんなさい」と謝ってるのに「恥をかいたのはお前だけだ」とスッパリやられるあたりは好きですが











次に流罪になった後の第二公子様のお話

いや~、青い!!青いっすね!!さすが清苑だけに青い!!(しつこい。)

ボロボロで殺人賊に入って(?)しまった清苑くんは、瞑祥に好き放題されてプライドもズタズタの奈落の底。

そんなとき殺人賊を潰しに潜入してきた燕青はいつも青い昊を連れてきてくれたのに。

見返り無く与えられる親切をまだ清苑は信用できなくて。

でもアイツも重い過去を抱えていた。

馬鹿だけど認めてしまった。

『一緒に行こう』

一緒には行けなかったけど。

的な?



まぁ、燕青の過去の方が結構壮絶で青苑は・・・・ちょー子供っぽく見えますが

やっぱ感動は”智多星”でしょ!?

超☆兄・弟・愛!!




つーか、”智多星”はさ~超悠舜とダブるんですけど~

足のこともだし、賢くて~、穏やかで~とか?

ま、本当の悠舜は違うかもだけどね???





あと、燕青の名前の由来とか・・・いいよねぇ!!

つーか、作者はこういうことまで考えて名前をつけているのかい!?

絳攸のときも「ちゃんと考えてあるんだなぁ~」なんて思ったけどもっ



あと、南老師ね

やっぱスゲー人だ!!(人なのか?)

金の意味とかわかってないあたりとかっ

金のなる木になると思ってるところとかっ(笑)

でも燕青のピンチにはなぜか飛んでくるしね



あと・・・あんまりどうでもいいけどどうでもよくないのが・・・

短命次郎アニキ☆

頭脳派なアニキっ!!最高っす!!(笑)

数少ない笑いを提供してくれましたね~



ま、このお話は二人が主人公って感じでありながら燕青一人勝ちだね

幼い頃からかっこよくて馬鹿な燕青はサイコーの男だ

でも「おやすみ」って言うと殴って昏倒させられるけどΣ(σ`・ω・´)σね!









あと邵可さまのお話もあるけど・・・

長くなってきたので続きはまた今度

薔薇のマリア やっぱいいわ。

2009-04-24 21:35:00 | 読書感想文

薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)


薔薇のマリアVer1 つぼみのコロナ (スニーカー文庫)


この2冊を再読しましたー☆

やっぱたまらなくいいです

とにかくコロナは大好きなので・・・コロナ出てるだけでもうっ・・・

そして、今回「つぼみのコロナ」の2が出てるんですよね~
早く読みたい

薔薇のマリア Ver5 つぼみのコロナ2 (角川スニーカー文庫)

『薔薇のマリア』シリーズは正直用語とかが最初はとっつきにくいと思われる方もいるかもしれません

でも、読み続けるとそんなのは慣れちゃうし、キャラが最高な上に、心理描写が超巧みです




上の2冊はマリアとコロナがそれぞれメインキャラとなっていますけど・・・

二人とも結構ネガティブとゆーか、自分に自信がなくてなんで自分が生きているのかとかもわからなくて。

じゃあ死んでもいいんじゃん。とかなりつつ、仲間とかに助けられたりするんですが。






そんなネガティブ人間がぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・頭の中で考えていることを地味~に緻密~に描いてるんですよっ

それが「わかる、わかる!!」ってなるとゆーか。







てゆーか、よっぽど自信満々な人でなければきっとみんなこんな考えてもどうしようもないことに押しつぶされそうな気持ちが少しは理解できたりするんじゃないかなぁ???


んで、マリアならトマトクンやモリーをコロナならレニィとかを羨ましいというかそのなかにちょっと嫉妬とかもありつつ眺めたり・・・ね?



そんなマリアやコロナがよたよたしながら前を向いて進んでいく姿がとっても良いです



今回のはレニコロ二人がなんか仲良しそうですね・・・。

レニィはコロナがダメなこともわかった上でそれでもコロナを必要としてくれる人で・・・。

そんな出会いもとってもステキです

あ~、早く読みたーい


シンデレラの魔法が消えぬ間に

2009-02-11 20:46:28 | 読書感想文

シンデレラの魔法が消えぬ間に (トクマ・ノベルズedge)


この表紙!!!

ついついジャケ読みしてしまうじゃないですか~★

表紙の絵も良いし、タイトルも良い・・・・。

ちなみに作者はこないだ紹介した『レイン』の吉野匠さんです。

そんなワケで期待大で読み始めて、ほぼノンストップで読んだのですが・・・・








残念!!


いやぁ、フツーに残念な内容でした・・・。

下記ネタバレです

まー、カンタンに言うと冴えない高校生がネットで出会った同級生に恋をするけど、本当の彼女は死んでいてAIとして生かされていた―的なもの。



言うなればAIでしかない彼女が最後には人間の心を持ったってのがポイントなワケで。



これがね~。イカンのですわ。

大体このテの話は山とあるワケよ。もう手垢つきまくり。

それでもこのテの話を書くってんなら、そりゃあもう他との差別化をいかに図るかが重要よ。

こう・・・「龍の出てくる旅物語」とか「中華風ファンタジー」とか?

本当に過去に多くの作家に書かれてきた物語ってのは当たればすごいけどハズすと本当にありがちで。








で、残念ながら『シンデレラ~』はハズしてしまったと。

なんかキャラも全然立ってないし(『レイン』のキャラが濃いから期待してたのに)、世界観とかもフツーだし。

なにか特別なものもなく、結局ありがちロボット話になってしまったのだな。

さらに、絵もさ~表紙はいいのに中の絵はちょーイマイチで。

ま、絵はねどうでもいいっちゃどうでもいいんだけどさ・・・・。





ある意味最後は「それでいいのか主人公!?」ってカンジのグロい(?)ラストなんだけどね・・・




泣くになけず、これといったポイントもないまま終わってしまいました・・・・







敢えて言うならば、このテの話の好きな人は
カスタム・チャイルド (電撃文庫)

OZ 完全収録版1


を読め!!!



と言ったところでしょうかね・・・・



レイン ―雨の日に生まれた戦士

2009-02-01 00:37:03 | 読書感想文

ちょっと読書の習慣から離れてたんだけど(とは言っても、半月に2冊くらいは読む)最近ちょっと復活です

そもそも、読まなかったのもあんまり読みたい本が無かったのが原因なワケで


で。最近のお気に入りはコチラ
レイン ―雨の日に生まれた戦士


元々はネット小説だったらしいのですが、ゲーム小説系です。

一人の勇者(?)がお姫様を守り、国を再興する・・・的な

んで、主役のレインは結構お調子者なんだけど強くて実はキレ者で~という感じで・・・ありがちと言えばありがちキャラです(笑)

でも真剣場面でのレインの軽さとかはちょーツボ







ほかにもキャラはわんさか出てくるんですが~、まぁ大体はお姫様狙いか強いレインを倒したいヤツらとかですね・・・

もちろん今のトコレイン全勝で主役なんで・・・

味方は面白いヤツ多し。お気に入りはレインの副官セノア。ヤバめの美人貴族・・・。一番応援してるけど、いつも空回り(笑)





お姫様のシェルファはもうレイン教信者のごとくレインを信じきってます。

ずっと読んでると最近ウザいですが、彼女にも色々と隠された秘密があるみたい






読みやすいので、読み始めればハマること請け合い!!って感じなので~

寒くて外に出たくないよぅ。ってお休みには是非!!!!!!

彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる  読了。

2008-12-02 03:25:21 | 読書感想文
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)

面白かったよぅ!!

今回紅家ゴタゴタ編!!前回も紅家でしたが、今回は紅家全体が揺らいでる感じ???

それが政治・経済にも影響を及ぼしてますね~








今回は特に(?)ギャグ的要素が多かったような・・・

刑部尚書は『やりすぎだろ。』とか読んでて思ったし(゜□゜||)

旺季と陵王の会話とか、結構序盤から飛ばしてるな~って感じだったし。

絶対みんな何かしらの「面白発言」か「爆笑行動」を取ってる気が・・・

話が重いからか???

だって皇毅ですら、やっぱなんかウケるし。









今回はね~、秀麗が選んだ道が切ないですよね・・・・

劉輝の恋もこんな結末でかわいそうだし(ノ◇≦。)ま、このまま行くと限らないけどね♪

でもあんまり秀麗の身体のこととかはどうでもいいってゆーか、話上必要事項なんだけど・・・気にしなーい。です☆







そしてやっぱ悠舜???

さすがだわ・・・。って言うか「そういう立場」があるってことをココで出す作者はずるい気はしますが・・・

そんなんあるって知らないんだから、こっちは予想しようもないじゃん???

それはちょいずるいかな~?って気はします(゜□゜||)







晏樹も気になるな~。彼は何を求めているのでしょうね???

そしてあの3人がねぇ・・・

仲良しこよしなの???それはないか・・・








それにしても劉輝派は踊らされっぱなしだねぇ。

絳攸と楸瑛はもう捨てキャラ扱いか!?

さらに!!静蘭!!!

一番物事わかってそうなのに・・・・なんで何もしないのだ(〃*`Д´)

とか思う。

悠舜に色々クギ刺すっていうか、確かめたりしてるけど結局は飲まれてるしさ~

静蘭も全然ツメ甘いよね~

とゆーか、やっぱ捨てキャラだからもう活躍させてもらえないのか!?







最後に紅家3兄弟!!

つーか、黎深と邵可☆

うーん、ついにこのときが!?邵可様かっこいいぜ!!!

糸目はあんな目になるのね・・・・

黎深が絶対しないことを邵可しちゃいましたね~

コレで流れが変わるか!?

なにせ邵可だからね・・・

お父さんっ!!

しかし劉輝がまた甘えっこになってしまうなぁ。




さて、次回はいつ発売だ!!!!?

すでに気になる!!

そしてテキトーに書いたので、この記事は文章が追加・削除される可能性大かも!?

NANA20

2008-11-13 21:20:19 | 読書感想文
NANA 20 (20) (りぼんマスコットコミックス クッキー)


やばい~(゜□゜||)どうなっちゃうのよ???

でも未来と現在が繋がりつつありますね・・・。終わりもそう遠くないか???

なにせレンが・・・アレだもんねっ。




てゆーか、不幸すぎる。いいのか???

愛よりも夢を求めたハズの彼らが愛を求める物語ですね・・・。

でもウツだわ~Σ(゜д゜lll)ガーン

続きが・・・

2008-05-31 23:58:55 | 読書感想文

龍は彷徨う (コバルト文庫)
現在番外編も含めてなんと33冊も出てるそうな

いや~最初(っていうか第1部)はそんなに早く続き読みたい~ってほどじゃなかったのに、2部にハマってしまった

1部はよそからちょっかいかけられて、飛があっちへこっちへ大忙し
で、マクがそれをおもしろがってる風だったんだけど

2部は二人がどんどんすれ違う上に、秘密がどんどん明らかになるわ、飛がどんどんボロボロになるわ・・・
かなり目の離せない状況に
マクもいい加減余裕がなくなってきたし、いつになったらふたりはらぶらぶに戻るのか


読みたい。中毒気味です・・・飛ばし読みのクセに

パワープッシュ!

2008-05-21 22:32:01 | 読書感想文

久々に読んだら面白かった

いや、別に元からおもしろいな~と思ってたけどね?

神様家族〈7〉新型握手 (MF文庫J)
6巻まで読んでて、読むのがないときとかに続きを買って読む。みたいなカンジなんですが・・・

まさに今日は読むのがなくて、昼休みに買いました
とにかく天使のテンコちゃんがめちゃくちゃかわいくてツボです

ちょっと展開的に深刻なのに、か~なりおちゃらけたキャラのおかげで笑えます

最近読んでる本たち。

2008-05-18 01:20:15 | 読書感想文

今日はめちゃくちゃいい天気で、なんつーの?こういうのをうららかというの?
こんな日にしっかりお昼寝なんかして・・・・もったいない
そんなワケで特にネタもないので、最近読んでる本をご紹介
一応最近も読んでるのよ

龍は微睡む (コバルト文庫)

四龍島シリーズ
4人の「龍」が治める島の白龍市のオハナシです
父親の大龍が死んで、跡継ぎの龍となったのがマクシミリアン
大龍の妾腹の子で、本土育ちの皮肉屋です
彼は半龍と揶揄され、誰にも期待されてないのですが、白龍市の花街である花路を守る頭の
マクシミリアンは眠っているだけなのだと彼をホンキにするために走りまわります
以後、飛はマクシミリアンに翻弄されっぱなしで苦労するハメに・・・・
このシリーズめちゃくちゃ長くて、20何冊かに及ぶようです


フツウじゃないだろ!―青桃院学園風紀録 (コバルト文庫)

四龍島シリーズとおなじ作者のこの作品
タイトル通りフツーじゃない感じです(笑)
最初のコレが一番面白かったです衝撃的(?)で
全寮制の男子校という禁断なカンジの設定ですが、とにかくその中でも主人公:の先輩にあたる伊集院
彼のショッキングな存在にびびるのがこの第1巻
その後だんだんマンネリ化してきますけどね

この学校の生徒は美少年ばかり
そして1年生は先輩方のお目に留まる様に日々美少年への道を磨いています
ぶっとんでますが、ハマるとまぁ面白いですよ


伯爵と妖精誰がために聖地は夢みる (コバルト文庫 た 16-34)

相変わらず好きです『伯爵と妖精』
今回はリディアの母に婚約の報告をするためにスコットランドへ
でも予言者復活のためにやはりリディアを手に入れようとマッキール家が動きます
エドガーの口説きがちょっと少なかったような気がして寂しかったですが、恋人らしくなってラブラブの二人
そんな時に~~~~
離れ離れにならなきゃいけなくなるという・・・・残酷なストーリーとなっております