江戸切子風鈴で梅雨明けを楽しんで！

梅雨明け間近だそうですね。と、
書いているうちに梅雨明けしたそうです。
やはり、この時期は風鈴でしょ！
当店オリジナルの江戸切子風鈴です。



今まで何度か書いてきましたが、この風鈴は御客様のご要望で
販売しております。
二十数年前、当店が開店した頃、ワイングラスの足が壊れたのを、
グラスの部分を切り取り、風鈴にして仕事場に飾ってあったのを
御客様に欲しいと言われて、ぐい呑みで創り販売し始めました。
そして、私の確認した中では、おそらく江戸切子の歴史の中で初めて
江戸切子の風鈴が誕生しました。

そんな風に物語のある品が店内には多数ございます。
制作している所だからこそ、そんな話も聞けます。
その、一つの硝子器が持つ歴史、物語、秘話が製造販売店では
聞く事が出来ます。
江戸切子をお求めになる時の参考にして下さいね。

余談ですが、当時は和紙風の柄の折り紙を舌(ぜつ)の部分に使用しておりましたが、
今は本物の和紙を付けております。それを選ぶのが私の楽しみです。
銀座の鳩居堂さん、浅草橋のさくらほりきりさん、
浅草の黒田屋さん等で選びます。
ついつい余計な物も買ってしまうのですが、
鳩居堂さん、黒田屋さんでは一筆箋も買ってきます。
これが、ご注文の品や通販の品を発送する時に役立ちます。

梅雨明けは嬉しいですが、暑さも厳しそうです。
皆様御自愛くださいませ。